保育士の間では常識!“腰痛を予防する”抱っこの方法を伝授

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2015/06/21

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妊娠中から腰の痛みに悩まされるママはとても多いですよね。でも出産で体が軽くなって腰痛から解放される!…なんてことは残念ながらなかなかありません。

生まれてからどんどん重くなる子供を抱っこするのは、腰に大きな負担がかかります。ひどくなってしまうとなかなか治らないもの。痛くなる前に予防したいですよね。

そこで今回は保育士である著者が現場で学んだ腰痛予防のために気をつけるべきことをご紹介します!あなたも今日から腰痛対策、始めませんか?

腰に負担がかかる動作

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まずどのような姿勢・動作が腰に負担が大きいのかを見ていきましょう。

前かがみの姿勢

コレが一番負担が大きいですね。洗面台で顔を洗う姿勢をずっと続けていると体を起こした時「イテテ…」となりませんか?

子供をこの姿勢でよいしょと抱き上げてしまうと、ものすごく負担が大きく椎間板ヘルニアなどの危険もとても大きくなります。ついついしてしまいがちなのはこんな時。

  • ベッドから赤ちゃんを抱き上げる、降ろす時
  • ベビーカーに赤ちゃんを乗せる時
  • オムツを替える時

抱っこをずっとしていると腰が痛くなるイメージがあるかもしれませんが、子供を持ち上げる、降ろすといった時にとても負担が大きいんですね。

体から遠いところで支える

前かがみでなくても腕を伸ばした状態で子供を持ち上げるような動作は、かなり腰と背中に負担が大きくなってしまいます。こんな時に注意!

  • トイレに座らせる時
  • お店でカートに子供を乗せる、チャイルドシートに乗せる時
  • 高い高いなど子供の脇に手を入れて抱き上げて遊ぶ時
  • 沐浴させる時

お店のカートはまだ小さな赤ちゃんでも乗ることができるものも一般的になりましたが、意外と乗せにくいんですよね。カートに体が当たらないようにして乗せようと思うと、つい腕を伸ばして乗せるようになってしまいます。

ちょっと座らせるだけという気を抜いてしまいやすい時こそ注意が必要なんですね。

体をひねった状態

忙しいママは子供を抱っこしたまま家事をこなしていかなければならないことも多いですね。また子供のさまざまなお世話の中で不自然に体をひねった状態でいることはとても多いです。たとえばこんな時。

  • 片手で赤ちゃんを抱っこしたままお料理。もちろん抱っこするのはいつも同じ側
  • 子供の隣に座って食事を食べさせる。食事中体はひねったまま

ひねった姿勢は体を歪ませてしまいます。もちろん骨盤も。出産で大きく広がった骨盤はゆるくなっているので、特に産後間もない方はひねった姿勢が続くことがないように気をつけましょう。

腰痛を避けるために

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ではどのようなことに気を付ければ腰痛を予防できるでしょうか?

子供を抱き上げる・降ろす時

前かがみの姿勢を避けるためには、子供を抱き上げる時に必ず膝を曲げて腰を落とすことが大切です。これは保育士さんたちが最も気を付けているところ。

これを何度も続けていると今度は膝が痛くなってくるので、どこかにつかまったり手を膝に当てたりして腕の力も使って立ち上がるようにしましょう。降ろす時にもできるだけ腰を落として。

チャイルドシートやカートに座らせるような時には少し体をひねった状態になりやすいですが、座らせる場所にママの体をしっかり近づけてから子供をそうっと降ろすようにしましょう。

オムツを替える時

赤ちゃんの頃は一日に何度もしなければならないオムツ替え。床に膝をついたまま前かがみでしてしまったり、キレイになっているかと顔を近づけて丁寧に拭いていると背中が曲がってしまいます。

床でオムツを替える場合にはママもしっかりお尻を床に付けて座りましょう。ベビーベッドで替える場合にもつい前かがみになりがち。ママのお腹の前に赤ちゃんの足が来るくらいの高さなら腰に負担がかかりません。

オムツ替えは赤ちゃんとコミュニケーションを取る貴重な時間ですが、夢中になって前かがみの姿勢を続けることがないように気を付けましょうね。

お風呂のお世話

赤ちゃんが生まれてからたくさんのパパ・ママが苦労するのが沐浴ですね。ベビーバスをお風呂の床に置くという方が多いと思いますが、不自然な姿勢になりやすいので注意が必要です。

赤ちゃんが泣かないように…とつい体中に力が入ってしまうので、まずはリラックスして体をほぐしてから始めましょう。

また体が濡れないように腕を伸ばしてしまいがちですので、濡れてもいい服装で赤ちゃんを支える手をできるだけ自分に近づけるようにしましょう。

赤ちゃんの首を支える手にばかり気持ちが行ってしまうので、背中が曲がった変な姿勢を続けることがないように背筋はできるだけ伸ばして。慣れるまでは大変なので誰か手伝ってくれる人がいる時間帯に沐浴をするようにしたいですね。

腰への負担が軽いのは流し台のように立ったまま沐浴させられる場所。元々腰に不安がある方にはぜひ立ったままでの沐浴をオススメします。

オムツ替えなどの時と違って「グキッ」ときてしまうと大変な沐浴時です。椎間板ヘルニアやぎっくり腰になってしまうと、その場から動けないほどの痛みを味わうことに。赤ちゃんを守るためにも気を付けていきましょう!

食事のお世話

腰痛の原因になっていることが意外と分かりにくいのが、体をひねっての食事のお世話。並んで座る場合には利き手の反対側に子供を座らせることで食べさせやすいのですが、いつも同じ方向に体をひねることになります。

できれば正面から食べさせたいのですが、隣で座る場合は体ごと子供の方を向いてしまうようにして腰をひねらないように気を付けましょう。

抱っこしたままの時

片手で抱っこしたまま家事をするような時、最初はぐずる子供をちょっと抱っこするだけのつもりなんですよね。でも一度抱っこしてもらえた子供はなかなか降りようとしないもの。

それなら短時間でも抱っこひもやおんぶひも、スリングを使って体への負担を減らしましょう。

片手で抱っこすると腰の骨に子供のお尻を乗せるようにしてしまいがち。これは体を大きく歪ませてしまうことになります。面倒でも補助のグッズを使うようにしましょう。

ちょっとした心がけを続けて

「腰が痛いな」と感じると「気を付けなきゃ!」と思い、痛くなりにくい動作ができるんですが、痛くない時こそ危険なんです。

ママの体は本当に大切。お子さんのことを抱っこしてあげたいのに、腰が痛くてできないなんてことになると辛いですよね。

それに抱っこだけでなく、子供のお世話には腰を酷使する姿勢がいっぱい。毎回少しでも心がけていくことができるととても大きな差が出てきます。

ちょっとした油断が「やってしまった!」という事態を招きかねません。ママの腰がどうにかなってしまったら死活問題ですよね。

保育現場でも当たり前となっているこういった腰痛対策をしっかり頭に入れて、腰痛に悩まされることなく元気にお子さんと過ごせるママでいてくださいね!

みんなのコメント
  • 無記名さんさん

    腰痛いと遊んであげられないf(^_^;

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