- 赤ちゃんに抱き癖がつくと困る?でも抱っこできるのは今しかない | MARCH(マーチ)

赤ちゃんに抱き癖がつくと困る?でも抱っこできるのは今しかない

2015/03/29

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泣き止まない赤ちゃんにお困りのママたち、毎日本当にお疲れ様です。

でも周りを見渡せば、日中もほとんど泣かなくて機嫌よく遊んでいる赤ちゃんも…。

「夜はミルクを飲んだら朝までぐっすりだから楽だわ~。」なんて言っているママたちの話を耳にしたりもすると、「なんでうちの子だけこんなに手がかかるのだろう?(泣)」と、泣きたくなってしまうことと思います。

あまりに泣くので放っておくこともできず、すぐに抱き上げてしまうママもいるでしょう。でもそんなママたちを見ていると、ママたちへの同情心からか周囲の人たちからはこんな声も…。

「すぐ抱っこしていると抱き癖がつくよ。」「抱き癖がついて困るのはあなたよ。」

「でも泣かせておくことなんてできない!」そう思ったママたち、それでいいんです。思いっきり抱っこしてあげましょう!

私の方が泣きたい…

我が家の一人目も、赤ちゃんのとき本当に、本当に、手のかかる子でした。

母乳以外は全く飲んでくれないので、母やパパに預けるときもミルクを使えません。長時間家を開けなくてはならないときなど、母乳を2回分以上用意してからじゃないと出かけられませんでした。

そして起きてる間は「一人で機嫌良く遊んでいてくれる。」なんてことはほとんどなく、朝方5時半に目を覚ましたときももちろんすぐに泣き出します。

「まだ早いよー。」「もう少し寝ようよー。」と言いながらも結局は抱っこしたり構ってやったり…。お昼寝も夜寝るときも、抱っこしないと決して寝てはくれないというツワモノです。

まだ首がしっかり座っていないときはおんぶもできないので、本当に一日中抱っこしていたような気がします。

そして何よりも辛かったのがよく泣くことでした。お腹もいっぱい、オムツも替えて、特に調子も悪そうにも見えないのに何が気に入らないのか、とにかくよく泣くのです。

もうやるだけのことはやったのに、それでもまだ足りないとばかりに泣いている我が子…。

こちらの方がよっぽど泣きたくなります。事実、私も「どうして泣くのよー。」と泣いている我が子を抱っこしながら自分も泣いたときもありました。

抱っこをしない選択

義父母などは「抱き癖がつくから、泣かせておけばいいのよ。」と言いました。

比較的家にいられた職種とは言え、バリバリ仕事をこなし、子供にずっとついていてやれる余裕のなかった義母は、海外の子育てのように、ミルクを飲ませ、子守唄代わりに音楽をかけて寝かせたそうです。

ベビーベッドに寝かせてからは、よっぽどのことがない限り、どんなに泣こうが抱き上げることはしなかった、と。

思いのほか記憶力のいい主人は、少し物心がついてからの頃のことを本当によく覚えていて「早くから自立していた(笑)」と冗談交じりに話します。

子守唄代わりに流されていた音楽(クラシック)のこと、泣き疲れて寝ていたこと…。そういう記憶って大人になってからも案外覚えているもんなんですね。

そうやって子育てをしていた義母から見ると、赤ちゃんの泣き声一つで、そそくさと抱っこをして、いそいそと世話をしている私の様子に、「赤ちゃんに振り回されている。」ように感じたのかもしれません。

やっと食事の席についたと思ったのもつかの間、泣き出す我が子。食事どころではなくなってしまう私に、「ちょっとぐらい泣かせていればいいんだから、先に食べちゃいなさい。」と声をかけることも。

その時は、「あんなに泣いているのに放っておくなんて…。」と、ちょっと反発してしまいそうでしたが、二人目を生んでからは理解ができました。

たとえ母親であっても、一度に二つのことはできない。だから、仕方がないと割り切ることも時には必要だと…。

抱っこしないではいられない?!

義母の子育ては極端な例かもしれませんが、もちろん抱っこしないでいられるなら、私もそうしたと思います。

義母のように、仕事でどうしても手が離せない状態が当たり前の毎日であったなら、赤ちゃんの泣き声も耳に入らなかったかもしれない。

でも、子育てのために一時的にでも仕事を辞め、家で赤ちゃんと毎日二人きりでいる時間の多いママたちが、延々と泣かせっぱなしにすることなんてできません。なぜなら、自分の方が精神的にもたないから…。

アパートやマンションなどで、周囲の人への配慮も考えれば尚更です。抱き癖がつくとかつかないとか、もうそんな話ではなく、ただ泣いている赤ちゃんを何とかしたい!

赤ちゃんの泣き声をこのままずっと聞いているなんて耐えられないのです。

いつまでも続くわけじゃない!

幼稚園に入るまで公園でも私のそばからあまり離れず、常に私が一緒に遊んでやらなくてはいけないような様子だった我が子。

それが幼稚園に入ってから、突然活発に動くようになり、用意はほとんど自分でやるし、何でも積極的にやれるようになりました。

いつの間にか、私のそばから離れてものびのびと過ごせるようになっていました。

抱っこできるのは今しかない!

そんな我が子も今は小学生。根が甘えん坊なところは赤ちゃんの頃と変わっていないものの、幼稚園に入るまでの様子が嘘だったかのように思えます。

今でも思いついたように、「ママ抱っこ~。」と抱きつきに来ますが、体もすっかり大きく重くなり、抱っこをしてやりたくても長時間は無理。片手ではとても持ち上げられないほどです。

そして今になって思うのは、「もう二度とあの赤ちゃんの頃のこの子には会えないのだ。」ということ。

「早く大きくなって欲しい」と願い、「抱っこしなくてもいいようになりたい」と思っていたけれど、いざそうなると一抹の寂しさを覚えます。

あんなにいっぱい、それこそうんざりしてしまうほど抱っこしていたはずなのに、「もっと抱っこをしてあげればよかった。」「もっと甘えさせてあげればよかった。」と思ってしまうのです。

だから、まだ子供が赤ちゃんで思いっきり抱っこができるママたちがちょっぴりうらやましい!!もし、あの頃の自分に会えたなら、「今しかないんだから、思いっきり抱っこしてあげて!」と言ってあげたいなぁ。と思います。

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