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どうして寝ないのかしら…赤ちゃんの昼夜逆転とつきあう方法

2014/05/13

赤ちゃんのバイオリズムは大人と違う

大人は24時間サイクルで生きていますが、赤ちゃんはそうではありません。生まれたばかりの赤ちゃんは、2~3時間ごとに睡眠を繰り返します。このことを知らずに育児をスタートしてしまうと、大人時間とのギャップに戸惑うことになってしまいます。

成長とともに起きている時間が長くなってきますが、生まれたばかりの頃は昼夜逆転といって、夜起きていて昼眠る、という状態におちいる子が多いのです。ママは産後、疲れた体で3時間ごとの授乳をこなさなければならず、さらに夜休めないため、疲れがピークになります。

赤ちゃんの生活リズムが整うまでの通過点の1つですが、とてもつらいものです。ではどうすれば、昼夜逆転を上手に乗り切れるようになるのでしょうか。新生児のうちは、授乳が頻繁なこともあり、赤ちゃんが寝ている時間を上手に使って、ママも体を休めることが1番です。

赤ちゃんが寝ている時間は、家事をしたり、テレビやネットを楽しんだりしたくなりますが、産じょく期は特に、できるだけ横になるように心がけましょう。産後は目が疲れやすいので、長時間のネットは注意が必要です。

赤ちゃんの睡眠サイクルを調べよう

あわただしい毎日だと「全然寝てくれない」と思いがちですが、実は1日16時間近く眠っていると言われています。本当に寝ていない赤ちゃんはいません。また集中して眠っている時間もきっとあるはずです。バイオリズムを把握するために、授乳や排せつ・就寝・覚醒の時間をノートに記入しておくとよいでしょう。

その中で、「比較的長く寝ているかもしれない」というタイミングが見えてくれば、昼夜逆転を乗り切る糸口です。その前には、お風呂や散歩など、疲れたりお腹のすくイベントがあるかもしれません。うんちのあとかもしれませんし、たっぷり飲んだ後かもしれません。赤ちゃんのそういった「睡眠のクセ」が判ってくると、生活リズムを整えやすくなります。

混合栄養で育てている場合は、ミルクの方が脂肪分が多く、腹もちが良いことを上手に利用します。寝る前の授乳はおっぱいを少なめ、ミルクを多めにすると長くもちます。逆にあまり間をあけたくない場合は、おっぱいを多めにして消化をよくすると、すぐにお腹がすきますよ。

昼と夜のメリハリをつけよう

また、「昼は活動、夜は睡眠」というサイクルを、ママが作ることが大切です。昼間はできるだけ明るくにぎやかな空間で活動的に過ごすと、メリハリがついてきます。夜は直前までテレビの前にいると興奮してしまうので、眠りが悪い場合は気を付けてみるとよいでしょう。

中には夜遅く帰ってきたパパやじいじが、赤ちゃんをかまって興奮させるので、そのまま泣いて寝付いてくれないというご家庭も多いようですね。赤ちゃんのバイオリズムを整えることは、その後の育児や赤ちゃんの健康にも関わる大切なことです。

あまり夜寝てくれないと、ママの心身の健康にも影響が出ることがあります。「長くても2~3か月のことだから」と、生活リズムを整えることの大切さを説明し、ママの体調を戻すことも含めて協力してもらえるとよいですね。

寝ることが怖い赤ちゃん

赤ちゃんの中には、フラットな固い寝床が苦手で、泣いてしまう子もいます。抱っこで寝かしつけても布団に置くとすぐに泣く、という子はけっこう多いですよね。そんな時は1度、ハイアンドローチェアやバウンザーに置いて熟睡するまで待ち、そっと移すという方法もあります。

また、バスタオルでくるむと安心する子は多いですね。包み込む専用のおくるみ「スワドルミー」もあります。ママの胎内と同じ心音が流れるぬいぐるみも効果的な子がいます。聴いているとママの方が安心して眠くなり、結果赤ちゃんも安心して眠ってしまうこともあります。

睡眠の習慣づけもしつけの1つ

ぐずったら、すぐにおっぱいを含ませるママもいます。これはてきめんに効きますし、簡単です。でも、長い目でみればおすすめできません。おっぱいをくわえていないと寝付けなくなると、ママに負担がかかります。また歯が生えれば、歯並びや虫歯の心配もあります。

最初はちょっと大変だなと思っても、ママがイニシアチブをとって生活リズムを作り出すことで、まとまった睡眠をしっかりとってくれるようになります。昼寝の時間も定まってきますし、一定時間ぐっすり眠ることは、赤ちゃんの脳の生育やホルモンの分泌にも良い影響を与えます。

赤ちゃんは寝ている間に成長します。眠りの習慣づけは、その後の生活習慣を作る、最初の大切なしつけです。また、ママも育児に慣れてくれば体もラクになってきますし、赤ちゃんはあっという間に成長します。可愛い赤ちゃんと触れ合い、成長を実感しながら、育児におとずれるハードルを乗り越えましょう。

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