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赤ちゃんにとってベストなものを!チャイルドシート選びのコツ

2015/04/14

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退院時や検診時など、産後すぐから赤ちゃんを車に乗せる機会が増えてくるので、チャイルドシートを早めに設置しておきたいという妊婦さんも多いでしょう。

ただ、最近は各メーカーから様々なチャイルドシートが販売されているので、どれがいいか迷いがちです。そこで、チャイルドシートの種類や選び方などを紹介します。後悔しないように、納得のいくものが選べるようチェックしてみましょう。

装着の義務

子供へのチャイルドシートの装着は、法律でも規定されています。2000年に道路交通法が改正されて、6歳未満の子供にはチャイルドシートを装着することが義務付けられています。

違反すると反則金はありませんが、シートベルトの非着用と同じ、免許停止などの行政処分対象となる点数が1点減点となります。

しかし例え法律で規定がなくても、大切な我が子の身の安全を守るためには、チャイルドシートは装着しておいたほうがよいでしょう。

種類

チャイルドシートには、赤ちゃんの月齢や身長、体重などにより様々な種類があるのでまずはどんなタイプがあるのかを知っておきましょう。

乳児専用(ベビー)シート

生後から概ね1歳半頃までの乳児専用のシートです。身長は70センチ以下、体重はシートのタイプによって上限が10キロもしくは13キロ未満が対象です。

生後間もない赤ちゃんは、まだ首や腰が座っていないので、事故の衝撃から体を守るために、赤ちゃんの体全体を包み込むような特別な作りになっています。

衝撃を背中で受け止め体に負担をかけないように、車の進行方向とは逆の後ろ向きもしくは、横向きに取り付けるのが一般的です。

幼児専用(チャイルド)シート

1歳頃から4歳頃までの乳幼児専用のシートです。身長は65センチから100センチ以下まで、体重は9キロから18キロ未満までが対象です。

赤ちゃんの体を包むように貝の様な形になっており、腰がすわって一人でお座りできるようになったら使います。前向きに取り付け、シートは車備えつけのシートベルトでしっかり固定し、赤ちゃんにはチャイルドシートのベルトを装着します。

学童専用(ジュニア)シート

4歳以上の幼児に使えるシートです。身長は135センチ以下、体重は15キロから36キロ未満までが対象です。

子供が成長して体が大きくなったといっても、大人の座席に座るにはまだ座高が足らないため、クッションや背あてで高さをカバーする作りになっています。また、車備えつけのシートベルトを子供に装着させるので、シート自体にはベルトをついていません。

ジュニアシートは、チャイルドシートでは窮屈になってきてからの使用をおすすめします。背もたれがついた座席タイプと、背もたれのない簡易タイプがあるので、子供の身長や体重に応じて使い分けましょう。

乳児・幼児兼用シート

生後から4歳まで使用できるシートで、身長は100センチ以下、体重18キロ未満対象です。

首や腰が座っていない赤ちゃんの時期は、シートをフラットにして後ろ向きに取り付け、お座りできるようになったら、シートを少し起こして回転させて前向きに取り付けタイプが一般的です。

対象年齢が広いため、シートの作りが全体的に大きくしっかりとしている物が多いので、座席の狭いタイプの車だと取り付けできない場合があります。

幼児・学童兼用シート

1歳から概ね10歳位までは使用できるシートです。身長は65センチから135センチ以下まで、体重は9キロから36キロ未満が対象となります。

幼児期は付属のベルトなどを取り付けて体を固定し、成長とともに取り外して車備えつけのシートベルトを着用します。

乳幼児・学童兼用シート

生後まもなくから10歳位までと、長きに渡って使用できます。身長は50センチから135センチ以下、体重は2.5キロから36キロ未満が対象です。一台購入すれば、ずっと使えるのである意味経済的ですが、部品の劣化などはこまめにチェックする必要があります。

選ぶ条件

チャイルドシートは、万一の際に赤ちゃんの命を守る大事なアイテムなので、納得のいくものを選びたいですよね。選ぶ際に、チェックした方がよい条件もたくさんあるので頭に入れておきましょう。

安全性

 
チャイルドシートは、万一の交通事故の際にも赤ちゃんの体を衝撃から守ってくれものでなければいけません。そこで、選ぶ際にまず安全性が高いものであることが最も大事だと言えます。

国土交通省の安全基準に適合しているチャイルドシートには、型式指定マークもしくは型式認定マーク、また外国製だと欧州もしくは米国の基準適合マークが表示されているので確認しましょう。

車への装着方法

車に取り付ける際に、手順が複雑で取り扱い説明書を見てもよくわからないというチャイルドシートもあります。取り付けが難しいと、本当は間違っているのに気づかないで、正しく取り付けできたと思い込んでしまう恐れもあります。

実際に日本自動車連盟の調査によると、チャイルドシートを装着した車の約3割が、間違った取り付け方をしているという結果も出ています。

取り付け方が間違っていると、事故で大きな衝撃を受けた際にチャイルドシートが座席から外れたりして、赤ちゃんをきちんと守ってくれない場合もあります。

正しく取り付けるためには、取り付け方がシンプルでかつしっかりと座席に固定されるタイプがおすすめです。

車を2台所有している家庭などでは、チャイルドシートを付け替える機会も多く、また掃除などの際には取り外したいなら、取り付けやすいかもチェックしましょう。

シートへの装着方法としては、車備えつけのシートベルトでチャイルドシートを固定するタイプが主流となっています。

しかし最近では、車の後部座席の座面と背面の間に設置された、専用の棒状金具にチャイルドシートのフックをはめ込んで固定する、ISOFIX方式という新しい設置方法のチャイルドシートもあります。

シートベルト式よりはやや値段が高いですが、車本体とシートを連結させるので安定感があり、事故の際の安全性も高いことから注目されています。

赤ちゃんの乗降しやすさ

赤ちゃんがぐずっていても、さっと手早くシートに乗せてベルトを装着できるものを選ぶと、赤ちゃんの乗せ降ろしもとても楽になります。

特にベビーシートは座席がフラットになっていて、後ろ向きなので赤ちゃんが暴れたりするとのせにくいものです。乗せ降ろしの際は横向きにできるなど、座席が必要に応じて回転するタイプもおすすめです。

重量が軽い

 
あまりに重いものは、取り付けや持ち運びなどが大変なので、できれば軽量タイプのほうが扱いやすいでしょう。

カバーの脱着が可能

赤ちゃんは汗をかきやすいく、よだれやミルクなどの吐き戻しなどでシートが汚れる機会が増えます。シートを清潔に保つためには、カバーをこまめに洗濯してあげる必要があります。

そのため、シートの内側のカバーやクッション、ベルトカバーなどが簡単に取り外せて洗濯ができて、さっと取り付けできるものがおすすめです。

赤ちゃんが快適に感じる

赤ちゃんは新陳代謝が活発で、平熱も大人より高いので汗をかきやすいものです。赤ちゃんの体にシートがフィットし、ベルトでしっかり固定されているとシートの中に熱がこもってしまいます。

特に夏の暑い日などは赤ちゃんをおろしたら、背中が汗でぐっしょり濡れているということもあるでしょう。また、暑くて汗でベタベタして赤ちゃんが不快だと、走行中も泣き止まない場合もあります。

暑い日も赤ちゃんが快適に乗っていられるように、通気性や吸湿性のよいシートを選びましょう。また、体をしっかり包み込むシートは、確かに赤ちゃんの安全面では優れていると言えます。

しかし、赤ちゃんがシートに覆われて、閉塞感を感じると嫌がってシートに乗せるだけで泣き出し、降ろすまで泣き止まないという場合もあるので気をつけましょう。

選ぶときのコツ

赤ちゃんにも、家族にも最適なチャイルドシートを、効率よく探すための色んなコツがあるので、参考にしてみましょう。

装着する車に合うか

軽自動車やミニバン、セダンやスポーツ、ワゴンなど自動車といっても様々な種類があります。車によって、座席の広さなどが違ってくるので、チャイルドシートを購入しても取り付けできない場合があります。

また、ISOFIX方式タイプのチャイルドシートは、車に専用の金具がないと取り付けできません。2012年7月以降に販売された車ならほぼ全て対応できますが、それ以前に販売された車だと取り付けできない場合があるので注意が必要です。

まずは、気になるチャイルドシートが見つかったら、自家用車で取り付けできるかを確認することが肝心です。チャイルドシートのメーカーのホームページで、車種を入力して車への適合性をチェックできるので試してみましょう。

ライフスタイルに合わせて

各家庭によってそれぞれ異なる、ライフスタイルや今後の家族計画などに沿って、最も適したチャイルドシートを選びましょう。

普段は電車やバスなど公共の交通機関での移動が多かったり、赤ちゃんのうちはあまり車に乗せて外出しないなら、幼児・学童兼用のチャイルドシートがおすすめです。

更に、車の運転に慣れていないので子供の安全をまず第一に考えたいという場合は、少しコストがかかっても体にフィットしたシートを、成長ごとに買い換えると安心です。

また、下にもう1人子供を計画しているなら、始めに乳児専用のベビーシートを使い、下の子が産まれる時点で、上の子用に幼児・学童兼用のチャイルドシートを買い足すとよいでdしょう。

ただ、兄弟であまり年齢差がないと、チャイルドシートがもう一台必要となることも頭に入れておきましょう。

一台を使う期間

チャイルドシートには、乳児専用のものや乳児から幼児まで使えるものなど、使用できる期間によってタイプが分かれています。ライフスタイルにも関係しますが、一台をどの位の期間で使う予定かを考えましょう。

少し値段は高くても一台購入して長く使うか、やや安いものを始めに購入して赤ちゃんの成長に合わせて買い換えるか、乳児期はレンタルにするかなど夫婦でよく考えてみましょう。

自分の目で確かめよう

チャイルドシートはパンフレットやネットで写真のみを見るのと、実際に自分の目で見るのとではギャップが生じる場合があります。ネットで購入したけれど、思ったよりも大きすぎたり、装着しにくい場合もあります。

できれば、店舗に足を運んで大きさや機能などを確認し、装着の仕方など自分で試してみて納得のいくものを見つけましょう。店舗で値段をチェックしたら、あとはネットで調べてみて、より安いほうを選びましょう。

また、中古でも気にならないなら、オークションやリサイクルショップで探すとリーズナブルなものが見つかることもあります。中古といっても、状態がよいものなら中のカバーを取り外して洗濯すればキレイに使えます。

チャイルドシートは、ベビーアイテムの中でも割と高い買い物になるので、気に入らないから買い直すとなると、経済的な負担も大きくなります。始めから、満足のいくものが選べるように、色々なチャイルドシートの機能などをよく見て、じっくり吟味しましょう。

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