危険だから!チャイルドシートから子供が抜け出さないための対策

2015/09/02

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子供を車に乗せるとき、安全の観点から考えて必須となるのがチャイルドシートですよね。ところが、このチャイルドシート、「嫌がって抜け出そうとしてしまう」子供がいます。車を走らせている最中に抜け出すと、とても危険!最悪の場合、命にかかわります。

力の弱い赤ちゃんの頃や、言い聞かせができる2歳以上はまだ対策できますが、一番困るのは、分別がつかない0歳後半から1歳頃にかけて。ここでは、子供がチャイルドシートから抜け出さないための対策方法をご紹介。安全で快適なドライブにお役立てください。

ジャストサイズに調整して、「抜け出す余裕をなくす」

まず試みたいのが、チャイルドシートのサイズ調整。本来ならチャイルドシートは子供がしっかり固定されるようになっていますが、ベルトなどの部分に余裕があれば、その分、子供は抜け出しやすくなります。そこで、ジャストサイズに調整するのが「対策」です。

ぴったり乗れるように、ベルト部分を調整する

多くのチャイルドシートは、ベルト部分が調整できるようになっています。最初はきっちり合わせている方が多いですが、使い続けるうちに「ユルユル」になってしまっていないでしょうか。

まずは初心に戻って、チャイルドシートのマニュアルを確認。適正な調整をして、きっちりと子供が固定できるようにしましょう。

タオルなどを使って微調整する

なるべくきっちりと固定できるように調整しても、あまりに窮屈な状態にすると子供は嫌がりますし、かといって緩い状態なら抜け出しやすくなってしまいます。また、着ている衣服の量によって、フィット具合も変わってきますよね。

ちょっとした調整にお勧めなのは、タオルや座布団。1~2枚かませるだけで、ぴたっとフィットしやすくなることも。子供の背中部分やお尻部分に、フィットするように敷いてみてください。

チャイルドシートのサイズ感を見て、少しだけ調整したいときはぜひお試しください。

安全チェックのために、必ず子供の隣に一人座る

チャイルドシートから抜け出しやすくなる期間は、長くても数年間です。その間は、必ず子供の隣に「誰かが座る」ことを徹底するのもひとつ。

子供が抜け出しそうになっても、大人が一人隣に座っていれば、その時点で止めることができます。子供が退屈しないように一緒に遊んであげたり、いざ抜け出しそうになると手で押さえたり、言い聞かせたり。隣に座っていれば対応しやすいはず。

数年間、「必ず同乗者を確保する」のは難しいかもしれませんが、家族間での協力や、子供に上のきょうだいがいる間はその子に頼むなど、工夫してみてはいかがでしょうか。車の使用頻度の低い家庭なら、可能な場合も多いはずです。

抜け出す理由は「退屈だから」?「飽きさせない」ための工夫

そもそも、「抜け出す理由」は何かということに目を向けてみましょう。原因のひとつとして「退屈だから」というのも挙げられるかもしれません。以下、子供を退屈させないための工夫をご紹介します。

ヘッドレストやカーテンを外して視界をよくする

前が良く見えず、遮光カーテンをつけた車の中は、大人にとっても退屈なのではないでしょうか。小さな子供のいるご家庭では、日よけにカーテンをつけている場合が多いかもしれませんが、一度取ってみるのも方法のひとつです。

また、ヘッドレストによって視界が悪い、ということも考えられます。前方と、隣の窓からの景色が見られるようになると、それだけで楽しく乗るようになったという子供もいます。まずは子供の目線で、周りが見えるかどうか?気を配ってみてください。

おもちゃやDVDを活用する

車内で子供が退屈してしまうようなら、おもちゃで遊ばせたり、DVDを見せたりすることで気を紛らわせてみてはいかがでしょうか。

好きな番組やお気に入りのDVDを見るとき、たいてい子供は止まった状態でじっとみますよね?それは車でも同じこと。静かに見てくれるようなら、いくつかお気に入りのDVDを用意しておくと、車でお出かけするときも安心です。

退屈しないよう、大人が一緒に遊んであげる

隣に大人が座って、一緒に手遊びをしてあげたり絵本を読んであげたりすると、子供も退屈せずに時間を過ごせます。退屈してそうだな・・・と思ったら、積極的に遊んであげるように心がけましょう。

おもちゃを渡す場合も、ただ渡すだけでなく、一緒に遊んであげると、長時間子供の気持ちを引き付けることができます。

抜け出す理由は「座り心地」?好みの座り心地を探求しよう

繰り返し抜け出すようになってしまったら、子供のチャイルドシートの座り心地について工夫してみるのもお勧めです。もしかすると、座り心地が悪くて「チャイルドシートがイヤ」になっている可能性もあるからです。

特に多いのが、夏の暑さ。チャイルドシートは後ろと左右から子供を包み込むような形になっています。その分熱がこもりやすく、暑く感じているかもしれません。その場合はチャイルドシートにつける冷感シートを利用したり、空調を調整したりと工夫しましょう。

また、安全面を気にしすぎてチャイルドシートをきつく締めすぎると、子供は窮屈がって、かえって抜け出してしまうかもしれません。ちょうど良いジャストサイズになるように調整することが大切です。

さらに、お気に入りの毛布など、その子にとっての「安心グッズ」がある場合は、持っていくのも良いかもしれません。

繰り返し伝えよう…長期的にはきっと伝わる「言い聞かせ」

短期的には劇的な効果が感じられないかもしれませんが、長期的にやっておきたいのは「言い聞かせ」です。

小さな子供は、泣いたり抜け出したりしたとき、実際に「チャイルドシートから出る」ことが叶うと、その後もその方法を試みることがあります。子供が一度、そういった誤った「学習」をしてしまうと、方向修正するのは簡単ではありません。

「通じていないかも?」「まだ小さいから」と思ったとしても、親が断固とした態度で、繰り返し「チャイルドシートにきちんと座ろうね」「座らないと危険だよ」と言い聞かせるのはとても大切な事。あきらめずに、何度でも伝えるようにしましょう。

子供の安全には変えられない!意識を高く持って!

以上、チャイルドシートを抜け出してしまう子供に対する対策方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

普段、何気なく利用しているチャイルドシート。子供が抜け出してしまっても、困りつつ「なんとなく」適当に利用している・・・そんなご家庭は、実は多いのかもしれません。

ですが、実際に何かが起こってしまったら、「あの時きちんとチャイルドシートを使用していれば」と悔やんでも悔やみきれないはず。子供の安全を確保するためにも、ぜひ、できる対策をひとつずつ試して、正しく使用できるようにしましょう。
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