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チャイルドシートの着用義務と年齢。間違った使い方してませんか?

2014/07/08

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チャイルドシートは、赤ちゃんを安全に車に乗せるには不可欠のもので、現在は法律で着用義務が定められています。ただ、チャイルドシートの着用はすっかり定着しましたが、中には間違った使い方をしている人もいて、普段の生活でも間違ったチャイルドシートをよく見かけます。

そこで、知っているようで知らないチャイルドシートについて、基本的なことを見ていきましょう。

チャイルドシート着用義務と年齢

3 自動車の運転者は、幼児用補助装置(幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を果たさせるため座席に固定して用いる補助装置であつて、道路運送車両法第3章及びこれに基づく命令の規定に適合し、かつ、幼児の発育の程度に応じた形状を有するものをいう。以下この項において同じ。)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。ただし、疾病のため幼児用補助装置を使用させることが療養上適当でない幼児を乗車させるとき、その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りでない。

そのため、0~5歳までの子供は必ずチャイルドシートの着用が必要で、これに反すると幼児用補助装置義務違反となり減点(1点)されます。ただ、法律では6歳未満となっているチャイルドシートの着用ですが、万一の事故のことを考えると、10歳前後まで使用した方がよい(ジュニアシート)とも言われています。

チャイルドシートはシートベルトでは安全性が確保できない子供が着用するものなので、体格がある程度大きく、シートベルトがきちんと着用できるようになるまでは、ジュニアシートで補助した方がいいのです。

段階ごとに使い分ける

チャイルドシートには様々なタイプがあり、成長に合わせて使用するシートを変えなければなりません。

  • 新生児~10か月くらいまでは寝かせて使用するベビーシート
  • 10か月~4歳くらいまでは一般的なチャイルドシート
  • 4~11歳くらいまではジュニアシート(ブースターシート)

というのが目安です。

成長に合っていないシートを使うと、事故の際の衝撃から身を守れませんし、窮屈だったり、身体が動いたりして、子供が不快に感じチャイルドシートを嫌ってしまうので注意して。

助手席にチャイルドシートはあり?

よく見かけるのが「助手席にチャイルド(ベビー)シート」という光景。軽自動車などでは後部座席は狭いですし、親の目が届かないので助手席の方がいい、と考える人も多いようですが、これは間違いです。

特に、寝かせて使う後ろ向きタイプのベビーシートは助手席設置は厳禁。エアバックが作動した際の衝撃が大きく、大変危険です。

助手席の方が普段は安心だし、事故なんて滅多にないし、と思っている人は多いようですが、万一の事故の際には大きな危険を伴いますし、事故に備えるというチャイルドシート本来の意味がなくなってしまうので注意して。

危険であるに関わらず、便利だからという理由で実に25%の人が助手席にチャイルドシートを付けてしまっているようです。警察とJAFが毎年調べている調査でこの事がわかっています。

1番安全な設置場所は?

事故の際に最も安全と言われる座席が、後部座席の中央です。正面衝突、横からの衝突の際に最も被害が少ないので、出来ればチャイルドシートは後部座席の中央に。

ただ、後部座席の中央は肩掛けシートベルトがないケースもあるので、その場合は運転席の後ろに着けるのが基本です。助手席はエアバックのこともありますが、事故の際に最も被害を受けやすい場所なので、チャイルドシート設置には最も向かない座席です。

翻訳されていたサイト

情報元サイト(海外)

参考元…University at Buffalo

いつ前向きに変える?

新生児から使用できるベビーシートは後ろ向き設置のものが中心です。この後ろ向きから前向きに変える(ベビーシートからチャイルドシートへの切り替え)タイミングは結構悩むもの。

このタイミングは、ベビーシートの種類や赤ちゃんの成長によっても変わってきますが、9~10か月というものが最も多くなっています。ベビーシートによっては体重制限があるので、その場合は体重も参考に。

チャイルドシートを後ろ向きから前向きに変えると、赤ちゃんがぐずることがありますが、前向きの方が視界も広がり、手も自由に使えるため、赤ちゃんの楽しみも増えます。

チャイルドシートを嫌う子は多い

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チャイルドシートに乗りたがらない、という子供は非常に多いですが、チャイルドシートに乗らないとお出かけできません。どんなに嫌がってもチャイルドシートに乗せるようにしましょう。赤ちゃんの場合は、気がまぎれるおもちゃや車内の音楽などで工夫して。

特に言葉が分かる2歳以上の子には、その必要性をきちんと言って聞かせることが大事。チャイルドシートに乗らないとお出かけしない、という毅然とした親の態度が重要です。

チャイルドシートを嫌う子供は非常に多く、ついつい「少しだからいいや」と思ってしまいがちですが、どんなに安全運転をしても100%事故に遭わない保証はないので注意しましょう。嫌っているから、といって「まぁいいや」で済ませていると違反切符を切られる、なんていうことも。

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