兄弟姉妹の子育ては難しい!平等な愛情で幸せなきょうだいにする接し方

コメント1
2017/01/05

兄弟姉妹の子育ての中で、子どもたちとの接し方について難しいと感じるママは多いと思います。

自分の子どもたちに将来どんなきょうだいになって欲しいと思いますか?

仲が悪くいがみ合っていたり、疎遠でほとんど音信不通…というきょうだいにはあまりなって欲しくありませんね。

けれども実際に世の中にはそのようなきょうだい関係を持つ人たちもいます。

兄弟姉妹とは、他の誰にも決して変わることのできないかけがえのない存在です。「同じ家庭に産まれた」という運命を一緒に背負って生きていくのです。

きょうだい同士の良い関係が持てるかは、親がその子どもたちとどう接していくかで大きな影響を受けます。

子どもたちは、産まれ順やきょうだい間の年の差でさまざまな特徴や個性が生まれます。それらを知ることによって、パパやママは子どもとの関わり方を考える必要があります。

大切な子どもたちが幸せなきょうだい関係を築くために、親ができることは何か?を考えていきたいと思います。

あなたの家庭は何人きょうだい?2人きょうだいの家庭が一番多い

あなたの家庭では今、何人きょうだいの育児をしていますか?

国立社会保障・人口問題研究所では、結婚後15年~19年の夫婦に子どもが何人いるかの調査を長期間に渡って行っています。

この結果から、それぞれの夫婦の最終的な出生子ども数が分かります。

2015年に発表された「第15回出生動向基本調査」の結果を見ると、日本では圧倒的に2人きょうだいをもつ夫婦の割合が多いということが分かります。

*夫婦の出生子供数

  • 0人・・・6.2%
  • 1人・・・18.6%
  • 2人・・・54.1%
  • 3人・・・17.8%
  • 4人・・・3.3%

2人きょうだいをもつ夫婦の割合は5割を超え、3人、4人きょうだいのいる夫婦と合わせると、実に75.2パーセントの家庭で複数のきょうだい関係が築かれている計算になります。

それだけ多くのパパやママが、日々きょうだいをもつ子どもたちの育児をし、関わっているということになりますね。

また、ひとりっ子をもつ夫婦の割合は18.6パーセントですが、同じ調査で年次ごとの推移を見ると、ひとりっ子家庭が年々増加していることが分かります。

ひとりっ子を育てるパパやママは、ひとりっ子であることの個性や特長を理解しておくことが大切でしょう。

きょうだいが「いる」か「いない」かに良い、悪いはありません。きょうだいがいることによる特徴、いないことによる特徴が存在するという捉え方で良いと思います。

もっと言えば、2人きょうだい、3人きょうだいとその人数が増えることによってもそれぞれ特徴は異なってくるのです。

きょうだいとは?避けられない運命の出会い

きょうだいとは一体何でしょうか?子どもたちにきょうだいがいるように、パパやママ、おじいちゃんやおばあちゃん、いろいろな人がそれぞれのきょうだい関係を持っています。

私たちは、自分の意志できょうだいを選ぶことができません。きょうだいの数や性別、自分が両親にとって何番目の子どもかなど、何も決めることはできません。

けれどもその存在や肩書はずっと人生について回ります。

きょうだい同士は赤ちゃんの頃からとても長い時間を共に過ごします。同じ家の中で、同じ親の価値観の元で、同じ家庭の文化を共有します。そのように近い関係性を持つ人は、なかなか他にはいないでしょう。

それはある意味運命の出会いです。そして言い方を変えれば、私たち親は彼らの運命の出会いをつくったとも言えます。

上の子、下の子、真ん中の子、ひとりっ子、それぞれの個性と特徴

では具体的にきょうだいの何番目に産まれるかによって、その個性や特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。

ここで言う「上の子」、「下の子」とは、きょうだいの人数にかかわらす一番上の子、および一番下の子を意味します。

「真ん中の子」とは、こちらも人数にかかわらず一番上と一番下の子以外の子全員をさします。

つまり3人きょうだいなら真ん中の子は1人ですが、4人きょうだいなら真ん中の子は2人という考え方になります。

親の期待に敏感な「上の子」

二番目の子が産まれるまで、上の子は当たり前ですがずっとひとりっ子でした。大好きなママと、自分という関係。誰と争うこともなく自分の要求を素直に伝えられます。焦らず自分のペースで気持ちを表現することもできます。

けれども下の子が産まれた途端、その関係は一気に過去のものとなり、そして悲しいことに元に戻ることは決してありません。それは上の子にとって大変な事件です。

赤ちゃんは常にママの手を煩わせます。上の子は自分が入り込む余地がないのです。「ママを赤ちゃんに取られてしまった」と感じる子も少なくありません。

上の子だってまだ小さい子どもですから、自分の気持ちを分析したり理解することはできません。ただ、「嫌な感じ」をずっと味わっています。

そのうちに赤ちゃんをいらないと言ったり、意地悪をする子も出てきたりします。

それでもまだ状況は好転しません。そのうち多くの上の子が悟ること。それは「ママがいい子だと思うことをすれば褒めてもらえる」という安心感、満足感の獲得です。「親の期待に応える」というやり方を身につけます。

日常生活の中で、上の子に「お兄ちゃん」や「お姉ちゃん」と呼びかける機会はどのくらいありますか?

「敢えてうちはそれぞれの子どもたちを名前で呼ぶようにしている」という家庭でない限り、事あるごとにお兄ちゃんやお姉ちゃんと呼びかけられている上の子は多いでしょう。

そのような環境で育つと、人は無意識に「自分は上の子なんだ。その分しっかりしなくてはいけない」と思い込むようになります。

常にそんな責任を感じ、「上の子」らしく振舞うように育つのです。

もちろん個人の性格や程度の差、親の接し方以外の部分の影響もありますが、大きくとらえて結果的に上の子は「親の期待に応えるいい子」になる傾向があります。

不満もあるけれど人の気持ちも分かる「真ん中の子」

真ん中の子のきょうだいの関係は少し複雑です。下の子が産まれるまでは自分が「下の子」ですから、基本的に家庭で一番小さい子として守られて育っています。

何かあると「上の子に負ける」という辛さはありますが、大きな葛藤を抱えることはあまりありません。

けれども自分より下の子が産まれた途端、突然自分は真ん中の子になり、守られるという立場をすべて奪われてしまいます。

自分が産まれた時に上の子が味わっていた喪失感を、ここで真ん中の子も同じように味わうことになるのです。

下に赤ちゃんが産まれた。にもかかわらず決して勝てない上の子も存在するという状況。真ん中の子にとって複雑で大変なきょうだいの関係です。

成長するにつれて真ん中の子は、上には甘える立場を取り、下からは甘えられるという立場になります。上の子、下の子の気持ちも少しずつ理解できますが、彼らに対する不満も常にあります。

結果的に真ん中の子は「人間関係の立ち回りが上手だけれど、不満からくる被害者意識も持ちやすい子」の傾向が出でくることが多いのです。

要領が良く粘り強い「下の子」

下の子には、産まれた時から上の子が常に存在します。時には2人や3人いることもあります。ただ、自分は常に最も小さくみんなに守られる存在ということは変わらないので、実はあまり大きな葛藤はありません。

上の子たちの様子や親との接し方もいつも観察できる立場にあるので、そこから自然に要領を身につけていくことも可能です。伸び伸び自由に振舞うことができます。

下の子にとっては、自分以外の家族全員が年上であり「甘えることのできる相手」になります。そのため自分が上のような責任感を求められたり、損をしたりする経験は苦手です。

物事が自分の思い通りになることが比較的多いので、逆に思い通りにならないと嫌だという性格も生みます。それは時には下の子のわがままに見えるかもしれませんが、「思い通りになるまで諦めない」という粘り強さにつながることも確かです。

結果的に下の子は「要領が良く自由奔放で、自分のやりたいことには妥協しない子」の傾向があると言えます。

素直で自分に正直な「ひとりっ子」

ひとりっ子はきょうだいのいる人に比べると、圧倒的に「1人でいる時間」をたくさん持つことができます。それは人間の個性を形成する上でとても重要なことです。

孤独は、自分自身と向き合うチャンスを常に与えてくれます。自分という人間は何なのか。自分は何をどう感じているのか。「自分と向き合う」という強さを育てることが出来るのがひとりっ子のメリットです。

ひとりっ子は自分を身近な誰かと比べる必要がありません。競ったり、駆け引きをする必要もありません。そのため、誰にも邪魔されない素直な感情を持つ子が多いのが特徴です。

きょうだいがいることによる経験は何もできません。けれどもきょうだいがいないことによる経験はすべてできます。

結果的にひとりっ子は「感情が素直で、本当の自分と向き合う強さを持っている子」の傾向があります。

きょうだいの関係が良くなる親の接し方

さあ、いよいよパパやママの具体的な子どもたちへの接し方についてです。きょうだいが仲良く過ごせるための、親の接し方のコツや注意点を紹介したいと思います。

赤ちゃん返りの対応は年の差によって変わる?接し方のコツ

きょうだいの中でのポジションも重要ですが、子どもたちと接する時には歳の差もまた考慮するべき部分があります。

下の子が産まれた後に、上の子の赤ちゃん返りを経験したママ達も多いと思います。

そんな時に、歳の差によって上の子への対応の仕方を変えると、より育児が上手にできる可能性があります。

子どもたちは、その年齢によって求めているものが違うからです。
1歳差の注意点

上の子の年齢が1歳半くらいまでの場合、ママにとってはまさに「赤ちゃんが2人」状態になります。このくらいの差の時期は上の子もまだ状況の変化にピンと来ていない場合が多いです。

ということは、「下の子が産まれたから」という理由を理解させて言うことを聞いてもらうことはできません。

ママにとっては赤ちゃんを二人育てることになるので、体力的にきつくなります。ただ、きょうだい同士の関係が悪くなるということはまだあまりないのが救いです。

上の子がぐずったり何かを訴えてきた時には、下の子に危険などがない限りは上の子を優先してあげましょう。それによって上の子も気持ちも収まりやすくなります。

そうやって満足させてあげてから「じゃあ次は赤ちゃんの番だよ」と教えてあげると、小さいながらに自分が優先されていることを理解し、納得できたりします。

上の子が2歳近くの場合、嫉妬心を抱いている様子が見えた時は、この後に説明する2~3歳差の対応をしてみると良いでしょう。

2歳~3歳差の注意点

上の子が2歳、3歳くらいになっていると、嫉妬心を抱いて赤ちゃんをいじめたり、嘘をつけるようになっているなど、知的な発達が進んでいます。

この時にママが知っておくべき最も大切なことは、「上の子と下の子は求めているものが違う」ということです。

産まれたばかりの下の子は、基本的にママのお世話を求めています。そして知的に発達した上の子が求めているものは、実はお世話よりもママの愛情を求めています。

そんな気持ちの上の子に「もう大きいんだから我慢してね」という言葉は逆効果です。状況に対するストレスが増加し、赤ちゃん返りや下の子に当たるなどの行動が収まりません。

今までできていたはずのことが突然できなくなってしまったり、赤ちゃんと同じことをやりたがったり、夜泣きがはじまってしまうなど、下の子のお世話があるママにとっては負担になる行動が増えてしまうのです。

下の子が産まれた後、2歳、3歳の上の子に手を焼いているママは、求めているものはママの愛情や甘えなのだということを意識して満たしてあげるようにすると、状況が改善する可能性が高いです。

この年齢の子にはまだ言葉で説明するよりも、行動や対応の仕方で愛情を示してあげた方が分かりやすいです。

「なんだか以前よりも甘えてきたな」と思ったら、上の子の気の済むまで「大好きだよ~!」とぎゅっと抱きしめてあげたり、わがままで反抗的な態度に見えても、子どもの目を見て根気強く気持ちを受け止めてあげたりしてみましょう。

ママの気持ちが自分に向いているということが分かると子どもは安心感を覚え、少しずつ行動が落ち着いてくるはずです。

4歳差の注意点

4歳差の場合最も大きな特徴は、上の子が幼稚園や保育園などに通っていて、家庭以外の生活も日々経験している場合が多いということです。

園の生活でも上の子は頑張っていますし、ストレスを抱えることもあります。

下の子が産まれたことによって家庭が落ち着ける場所にならなくなってしまうと、上の子には逃げる所がありません。

上の子にとってはお家が心からくつろげる場所にしておいてあげることが大事です。

この歳になると言葉の理解力もだいぶついているので、ママはぜひ上の子に「あなたがいてくれてママも嬉しいな、良かったな」という気持ちを日々言葉で伝えてあげましょう。

それによって上の子は自分の自尊心を満たすことが出来、心理的に満足できます。

5歳~6歳差の注意点
このくらいの歳になると、状況を見て我慢することができる年齢になってきています。

赤ちゃんのお世話で忙しそうなママを見て、言いたいことを言わずに過ごしてしまうというようなことも起こります。

ママは決して「上の子は聞き分けがいいわ」などと勘違いしないで下さい。上の子の心の中には、やはり下の子がやって来たことによる葛藤や不満が存在します。ただそれを抑えているだけです。抑えきれなくなれば当然爆発してしまいます。

ママは上の子を「もう大きい」と思いがちですが、まだまだ小さい幼児の心です。「小さい子ども」として扱う時間を意識して作ってあげて下さい。我慢をしている上の子に、さらに我慢を求めるようなことだけは避けましょう。

また「下の子の面倒を見てあげよう」という気持ちや自主性が見られたときはきちんと褒め、「あなたのおかげでママもとても助かるよ」という言葉で伝えてあげて下さい。

上の子は親が自分をちゃんと見ていて評価してくれるということに満足できますし、自己肯定感も得ることが出来ます。

さらにそんなチャンスには下の子にも「お兄ちゃん(お姉ちゃん)のおかげで助かったね。良かったね」と説明してあげるのもポイントです。

ママが上の子に対する感謝をきちんと表現することによって、下の子にも素直に上の子を尊敬する気持ちが生まれるからです。

パパやママがそのような接し方を心がけることによって、将来のきょうだい同士の関係に自然と相手を敬う姿勢が見られるようになるかもしれません。

「平等に接する」ってどういうこと!?やり方と考え方のコツ

きょうだいの関係の最悪のパターンを紹介します。

  1. 下の子がいることによるストレスで、上の子が下の子に意地悪をしたり、態度が悪くなる
  2. 上の子の態度に親が不満を抱き、怒ったりけなしたりする
  3. その様子を見ていた下の子自身も、そのうち上の子をけなすようになる

どうでしょうか?考えただけでもため息が出るようなきょうだい、親子の関係ですよね。

このようなパターンに陥らないために、パパやママは子どもたちみんなに平等に愛情をかけてあげたいものです。

平等に愛情をそそぐ方法

けれども「平等に接する」というのは一体どのようなことでしょうか。そもそも年齢も個性も何もかも異なる子どもたちそれぞれに、まったく同じ対応をとることは不可能です。

「平等に接する」というのは、「同じことをしてあげる」ということではありません。

例えばおやつをあげる時、上の子にも下の子にも同じ量をあげるのが平等だと思いますか?それとも上の子には多く、下の子は少なくするのが平等ですか?

「量」だけで考えたら同じ量にするのがまぎれもなく平等です。けれども子育ての中で「愛情を平等にそそぐ」と言う意味ではそれは平等ではありません。

大切なのは子どもたち一人ひとりのことをきちんと親が考えてあげているか?ということです。きちんと考えて行動することが、愛情をもって接しているということにつながるからです。

「上の子は幼稚園で体をいっぱい動かしてきたからお腹がすいているかな?」とか、「下の子はたくさん欲しがりはするけれど、上の子と同じ量をあげたら小さい体には多すぎるわよね」など、ママなりに子どもたちのことを気遣い、その上で行動をすることこそ「ママの愛をそれぞれに与えている」ということになります。

パパやママはできるだけいつも自分の愛情を持って接すれば、それが結果的にその家庭における育児の平等、公平につながります。

最初に説明した良くないきょうだい関係のパターンにあてはめて言うと、下の子の存在によるストレスで上の子の態度が悪くなった時に、「親がそれに不満を持って怒る」という部分に愛情が不足している印象を受けます。

態度が悪くても、いじわるをしていたとしても、上の子は愛情の不足や不平等を感じています。その時にこそママが愛情をもって接すれば、ただ怒るという行動以外のやり方で対応することができるかもしれません。

「何か嫌なことがあるの?」と問いかけてみたり、抱きしめてあげたり、その家庭の親なりの方法で愛情を示すこと、それが平等や公平につながっていくものだと思います。

「愛情を平等にそそぐ」と言うと、あたかも愛情に量があるように感じますよね。でも実際は愛情に一定の量や限りはありません。計ることも分けることもできないのです。

ママたちは子どもに愛情をかけたければいくらでも愛を与えることができますし、そう考えて接した方がママにとっても理解しやすいのではないでしょうか。

子どもたちの「平等感」のために決まりを作る

親が愛を持って接することを心がけていても、子どもたちがそのやり方に不平等を感じることは多々あります。

それが原因で兄弟喧嘩が起こったり、それに対する不満を親にぶつけてきて、ママももう訳が分からなくなって怒ってしまう!ということになったら大変ですよね。

そんな時にはその家庭での「決まり」を作ることもひとつの方法です。それぞれのきょうだい関係の中で問題になりやすいどんな決まりでも構わないのです。

おやつの例で言えば「お兄ちゃん(お姉ちゃん)よりも下の子は量を半分にする」という決まりを作ってしまってももちろん大丈夫。

「誕生日のプレゼントは〇円まで」とか「寝る時はママの隣に寝る順番を一日ずつ交代する」とか、とにかく何でも「決まり」として子どもたちに認識してもらいます。

そうすることによって子どもたちにも一定の決まりを守っているという意識が生まれます。

「上の子も下の子も決まりを守る」=「自分たちは平等だ」と理解しやすく、連帯感も生まれたりします。

また親が「決まり」を作ってくれるという行動によって、子どもたちは自分たちのことをきちんと意識してくれているという安心感が得られます。

決まりを作るときは、なるべくみんなで一緒に話し合って決めましょう。子どもたちもその決まりを守る意味や内容をよく理解できます。

子どもたちが決まりを意識しながら生活することが出来るようになれば、ママにとってもやりやすくなる部分がたくさん出来ますし、接し方のバリエーションも増えるかもしれません。

また、年齢の違いを不平等と感じるなどのちょっとした勘違いを防ぐこともできます。

親と子1対1の時間を持つ

普段の生活の中で、それぞれの子どもたちと完全に二人だけで会話をする機会はどのくらいあるでしょうか?

きょうだいが多ければ多いほど、誰かひとりの子とだけ二人きりになるというのは難しいかもしれません。

けれども、たとえ少しの時間になってしまっても、一人ひとりの子とじっくり向き合うことのできる時間を意識して持つようにしてください。

本当にちょっとしたタイミングでも構いません。他の子がお昼寝している時、幼稚園や習い事に行っている時、パパが他の子どもたちとお風呂に入っている時・・・など探してみると意外と二人の時間を持てるタイミングがあるかもしれません。

他のきょうだいがいると言えないことや表現できないことが子どもたちにはたくさんあります。親にだって二人きりだから伝えられることもあるでしょう。

叱りたいことや注意したかったこと、褒めたいことや楽しかったことなど、二人きりで話すことは愛情も気持ちも最も良く伝わります。他のきょうだいが見ていないことによって、子どもの面子を保つこともでき、話に説得力が出てきたりもします。

また、兄妹や姉弟などきょうだいの性別が異なる時には、親子1対1の対話がより効果的になったりもします。

異性のきょうだい関係と同姓のきょうだい関係では、相手に対するプライドや嫉妬心の持ち方、見栄の張り方なども異なります。

時には親の予想もしていなかった心の動きを話してくれることもあるかもしれません。

男の子は父親に、女の子は母親にだけ話せることと言うのも成長するにつれ増えて来るでしょう。パパは女の子、ママは男の子を無意識のうちにひいきしてしまうことが多いとも言われています。

親としてはこの時こそ「平等」を意識して対話の時間を持つように心がけると良いでしょう。

パパやママが自分の気持ちを分かってくれているという安心感は、きょうだいを含め自分以外の人間にやさしくできる心の余裕につながります。

温かい思い出の共有が将来のきょうだい関係を築く

私もふとした時に、子どもの頃のきょうだいとの思い出が蘇ることがあります。楽しい思い出もあれば、苦い思い出もあります。

どちらも私にとってはかけがえのない思い出であり、現在のきょうだいたちとの繋がりを作ってきた土台でもあります。

幼少期の温かい思い出を増やすことは、その後のつながりを強く支えてくれることになるでしょう。

パパやママたちは、例えばきょうだいだけで協力し合える機会を作ってあげたり、みんなで一緒に楽しめる遊びを提案したり、思い出を作る手助けをすることができます。

子どもたちがかけがえのないきょうだいを大切に思うことができるように、父親、母親である私たちが愛情いっぱいに彼らに接することを心がけたいですね。

みんなのコメント
  • 無記名さんさん

    真ん中の子は、上といる時は妹だから遠慮しなさい、下といる時は姉だから我慢しなさい、と周りの都合でやたら後回しにされる。家族の中での序列は最下位です!

あなたの一言もどうぞ