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兄弟といってもそれぞれ別人。子どもへの愛情は平等が理想か

2014/08/10

兄弟が生まれてみると、なんとなく、同じように愛せない。こういうお悩みはよく耳にします。上の子はもっとしっかりしていたのに。あるいはなんだか下の子の方が可愛く感じるわ。兄弟への愛情は平等が肝心、差別して対応するなどどいうのはもってのほか。のちのち子どもの成長によくないことです。どちらも自分がお腹を痛めて生んだのでしょうに。こういう不文律に悩まされいてるママも多いのではと思います。

同じ自分が生んだ子どもだから。同じように可愛いはずだ。この「はずだから」という思いから少し離れましょうよ。「はず」なんて感じてしまうことがすでに、自分の中に兄弟への愛情の優劣を自覚している顕れでもあるのですから。上の子の方が、または下の子の方により深い愛情を感じてしまう。これは当然のことでもあります。

当然、と言い切ってしまうと、なんだか冷たい言い方でしょうか。でも上の子と下の子の子育てって、まったく同じにはいかないものではないでしょうか。上の子、最初の子は初めての妊娠、出産、子育て。それだけ思い入れも強いでしょうし、可愛く思えるでしょうし、反対に何もかも手探り、わけも分からず右往左往で、ただ辛い記憶として残ってしまっていることもあるでしょう。

前者の場合のママには上の子ばかり可愛く感じるでしょう。後者のママでは下の子の方により愛を感じてしまうのではないでしょうか。親も好みや感情を持った人間です。自分の子どもに対してだからといって、それを押し殺すこともないのでは?

いっそ自分の子どもに対しても好き嫌いの別が自覚できるなら、それは貴方の感受性が素直な証拠かもしれません。それはとてもいいことです。どんな感情でも押さえ込んでいると辛いですから。そしてまた子ども達も、1人1人違う人間です。顔立ちは似ていても、違う個性、違う命を持って別々に生きているのです。

そしてそれこそが個性です。もし、一方のお子さんに愛情を感じにくいのなら、どうして、どういうところにを、ゆったりした気持ちで見直してみてください。ママの好みでは嫌だなと感じても、それがそのまま悪い子な筈がないですよね。見方を変えれば長所として伸ばすこともできるかもしれません。

兄弟に平等な愛情を注ぐ。これはもちろん理想的です。でも理想に拘ってママが苦しむのは、子ども達にも家族にも、悲しいことなのです。もし愛情を感じることが難しくても、何か1つ「お、いいじゃない!」という部分を見つけて上げられたらいいですね。

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