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赤ちゃんを母乳で育てたい!おっぱいのメリット知っていますか?

2014/04/22


“赤ちゃんが美味しそうにミルクを飲んでいます”こう聞くと、多くの人が哺乳瓶をくわえている風景を思い描くのではないでしょうか。人工ミルクの進化はすばらしく、きちんと栄養を与えてくれるけれど、母乳とまったく同じ成分をつくりだすにはいたっていません。

それは、母乳が赤ちゃんひとりひとりに合わせて作られるオーダーメイドだから!

普段忘れがちですが、私たち人間は“哺乳類”に分類されます。つまりお乳を吸うことによって成長する生き物なのです。色んな事情で、出したくても出ない方もいるかもしれません。でも、基本的には出産した母親はお乳が出るようになります。このことを意識するのとしないのとでは、ずいぶん違ってくるような気がするのです。

母乳ってすごいですよ!おっぱいで育てたいな~と思うなら、そのメリットを知っておきましょう。育児がちょっと辛くなった時の支えとなってくれるはずです。

自然の予防接種の役割を果たしてくれる!

母乳の成分には免疫グロブリンという成分が含まれ、赤ちゃんがこれを腸から吸収することで様々な感染症から守ってくれるのです。しかも、赤ちゃんの状態を受けて、その状況にふさわしい成分が作り出されるというのだから驚きです。お母さんが意識してこの成分を入れようとしているわけではないのに、不思議ですよね?

そして、母乳を与える時期が早ければ早いほど、その効果を発揮してくれます。お母さんから出る初めてのお乳は“初乳”と呼ばれ、色も白というより黄色っぽいのですが、免疫がたっぷり入っています。これを何より先に赤ちゃんのお腹に入れてあげることで、丈夫に育つための基礎ができるのです。

いつでもどこでもあげられる便利さ!

お母さんと赤ちゃんが一緒にいさえすれば、時間や場所を問わずに飲ませてあげることができます。ちょっと人目は気にしないといけませんが…。ほかに道具はいりません。赤ちゃんを待たせなくてもすむし、器具の消毒などの面倒な作業が省けます。これは赤ちゃんのお世話で忙しいお母さんにはありがたい時間短縮ですよね。

最初のうちはおっぱいが張ったりしますが、そのうち量の調節ができるようになるのです。赤ちゃんが吸うことでスイッチが入り、「あっ、出さなきゃ」とおっぱいが作られ、飲む分だけつくられる。ハイテク技術ですよね。

お口を鍛えて、丈夫な子に!

おっぱいは赤ちゃんが一生懸命あごや舌を動かさないと飲めません。それは例えると、100M走を走っているようなもの。赤ちゃんが大変そうだからといって哺乳瓶の乳首の穴を大きくして飲みやすくすると、成長してから言葉が出てこない場合があるそうです。お乳を自分の力で吸うことは、人として生きていくために必要な努力なのですね。

また、吸啜することで脳にも良い刺激が与えられます。栄養面だけでなく、その行為自体に様々な発達を助けてくれるはたらきがあるのです。

お母さんにもいいこといっぱい!

母乳を与えることは、子宮の収縮を促し産後の回復を助けます。子宮の中で育った赤ちゃんが、今度は外からその修復をするとは!人の体はうまくできているものです。

また、ダイエットにも効果抜群!赤ちゃんに多くの熱量をあげてしまうので、余分な脂肪が付きにくいのです。出産前よりも体重が減少することもあるのです。(だから、十分な食事を摂らないといけません!)そして、授乳のためのこまめな水分補給が代謝を促進し、お肌の調子もよくなってきます。

お母さんのおかれた状況は様々で、母乳をあげたくても体質的に出なかったり、仕事などで頻繁な授乳が困難だったり、実際におっぱいをあげてみると色んな壁につきあたることでしょう。そんなとき、母乳のいいところをちょっと思い出してもらって、少しでも長い期間、たくさんのおっぱいを飲ませてあげてほしいと思うのです。

赤ちゃんが大きくなるのはあっという間、離乳まで1年ほどの子も多いでしょう。80年もの長い人生の短くて貴重な時間、そこでしか持てない母と子の空間がこれからの育児を支えてくれるはずです。

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