母親へもたらすメリットを知って可能な限り続けたい母乳育児

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2015/05/07

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妊娠中、およそ90%のママが、出産後は母乳で育てたいと考えていると言われています。それが出産後、母乳育児を続けている人はおよそ30%ほどで、多くのママが何らかのトラブルに悩み、母乳育児を諦めてしまう傾向にあるようです。

産後は特にホルモンバランスの関係から情緒不安定になりやすい時期です。慣れない赤ちゃんのお世話で寝不足の状態が続く中での母乳トラブルは、心身共に本当につらいものです。

新生児もまだ哺乳に慣れていないこともあり、まさに二人三脚での努力が必要になりますが、お互いへのメリットが大きいことも確かです。こでは、あまり知られていないママへのメリットをご紹介します。

癒しのホルモン

赤ちゃんに母乳を与えると、ママの脳からは「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。このホルモンは、癒しのホルモンとも言われており、様々な効果があります。

産後の回復を早める

オキシトシンは子宮の収縮を早める効果があり、産後の体調の回復も早めてくれると言われています。産後6~8週間は「産褥期」と言われ、抵抗力も落ちているために様々なトラブルに見舞われやすい状態です。

体力も出産前より落ちているため、できれば退院後1週間は家事などは一切やらず、赤ちゃんのお世話に集中したいところです。もともと母体には自然に回復できる力が備わっていますが、オキシトシンはさらにその後押しをしてくれるのです。

ブルーな気分も軽くすむ

オキシトシンには、リラックス効果もあります。産後3日から始まると言われるマタニティーブルーは、多くのママが経験しますが、母乳育児のママはかかりにくいと言われます。

これにはもちろん個人差があり、ママの性格による部分もありますので、すべての人に当てはまると言うわけではありません。

産後のダイエット効果も!

ママが赤ちゃんに母乳を与えるには、1日に500カロリー消費すると言われています。母乳育児を始めるとお腹が空きやすくなると言われるのは、このためです。また、赤ちゃんにとって必要な栄養がたくさん含まれた母乳を作るためには、ママの食事内容が重要になります。

甘い物を食べたり、高カロリーな食事を取るとすぐにママのおっぱいに影響が出ます。カチンコチンに硬くなったり、乳腺炎などの様々なトラブルに見舞われてしまうのです。

そこで、ママは良質の母乳を出すために、和食を中心としたバランスの良い食事を心がけます。よくお腹が空くために間食する機会も増えますが、お菓子類ではなく、おにぎりやさつまいもなど、間食も食事の1つとして考えましょう。

母乳育児では、ママの食事内容にも気を配りますので、自然とダイエット効果が期待できるのです。

家計も助かる

母乳育児はホルモンによる効果だけではなく、家計にも優しいというメリットがあります。人工栄養(粉ミルク)の場合には、市販の粉ミルクだけではなく、哺乳瓶やそれらを洗浄する用具なども必要になります。

赤ちゃんはミルクから離乳食へと移行しますので、母乳や粉ミルクを飲む期間は限られてはいますが、標準的な大きさの赤ちゃんが1年間で飲む粉ミルクの代金は、約6万円と言われます。

赤ちゃんが飲める状態までにきちんと準備するには、多少時間がかかる場合もあります。赤ちゃんを待たせてしまったり、夜間の調乳や洗浄、消毒は手間がかかってしまうのも事実です。

ただでさえ、赤ちゃんを連れての外出は荷物が多くなりがちですが、粉ミルクの場合はさらに哺乳瓶などの荷物が増えることになってしまいます。母乳育児は外出時においても、ママへの負担が少ないと考えらるでしょう。

これまで母乳育児のメリットについて述べさせていただきましたが、様々な理由から、母乳育児ができない場合もあると思います。どちらの場合でも、愛情をもって我が子を育てるママの思いは、皆同じく尊いものであると思っております。

みんなのコメント
  • ぴよさん

    おっぱい痛すぎて幸せホルモンどころじゃなかったけど…
    母乳は経済的っていうけど、マッサージや外来行ったり時には薬もらったりとかお金かかってる人も多いよ
    おっぱいノイローゼなりました
    ミルクにしてからは幸せいっぱい

  • 無記名さんさん

    母乳が良く出て詰まることもない人にとっては超経済的!
    でも母乳しか飲まないと哺乳瓶を嫌がるので誰かに預けることも、薬を飲むことも制限されます(;_;)

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