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母乳育児、諦めないで3ヶ月。ママと赤ちゃんが上手になるまでの時間

2014/06/22

初めての出産、その直後から始まる初めての育児。そのスタートが、赤ちゃんに初めてあげる母乳。病院の授乳室で、病室で生まれたばかりの赤ちゃんを胸に抱いて、おっぱいをくわえさせる。母になったことを実感する瞬間です。それと同時に悩みのスタートとなることもあります。

おっぱいにとっても初めての仕事

妊娠中、赤ちゃんが生まれたら母乳が出るのは、当たり前だと思っていませんでしたか?というよりも、母乳が出ないということを、考えたこともないと思います。けれども、いざ授乳してみたら母乳が出なかった…という話はよく聞きます。

なぜ出ないのでしょう?多くの場合は母乳が生成されないのではなく、乳腺が開いていないだけの話です。妊娠して、胎児が大きくなって、ママの体は出産に向けて変化していきます。おっぱいも当然母乳が出るように変化しているはずです。

けれども、おっぱいはそれまで母乳を飲ませるための働きをしていたわけではないので、ママが赤ちゃんを産むのが初めてなのと同じように、母乳の通り道である乳腺も、母乳を通すのは初めてなのです。

ということは、おっぱいにあるたくさんの乳腺は、これまで開ける必要のなかった通り道を開き、母乳を出口まできちんと通さなくてはならないのです。妊娠中からおっぱいマッサージでケアをしていた人は、比較的乳腺が開きやすいですが、していなければ開くのに時間がかかります。

また、乳腺の太さも数も個人差があり、太い乳腺の多い人と細い乳腺の多い人では、やはり母乳の出方に違いが出ます。まずは乳腺を開いてあげることが大切です。早く乳腺を開くために、出産した病院の乳腺外来や、母乳育児を勧める助産師さんのもとを訪れるのもよい手だと思います。

実際、私も初産の時、退院後1週間たっても母乳の出が悪かったので、そこから1ヶ月助産師さんのもとに通って、ある程度母乳が出るようにしてもらいました。そして完全に母乳だけになったのは、3ヶ月後でした。

赤ちゃんにとって初めての大仕事

乳腺を開くには、妊娠中からのおっぱいマッサージも大切ですが、やはり、赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことが1番です。これは助産師さんから受けたアドバイスで、「とにかく、出が悪くてもおっぱいを吸わせなさい。赤ちゃんに吸ってもらわないと、乳腺は開かないよ」と言われました。

けれども新生児にとって、おっぱいを吸うということは初めての大仕事です。本能で自然におっぱいをくわえますが、吸う力というのはやはり弱いので、乳腺を開くには1日2日というわけにはいかないでしょう。

また、ママも初めての授乳はぎこちなく、余計な力が入ったりしてリラックスできていない状態なので、なかなかうまく授乳できないことも多いでしょう。また、新生児がうまくおっぱいを飲めない理由の1つに、乳首が赤ちゃんの口に対して大きい場合もあります。

授乳には赤ちゃんとママ、どちらにも慣れが必要です。お互いのバランスがうまくかみ合った時、思い通りの母乳育児が軌道に乗り始めるでしょう。

3ヶ月、混合授乳でがんばってみよう

母乳育児が軌道に乗るまでに、どれくらいかかるのか気になると思います。初めから母乳だけで大丈夫な人もいれば、数ヶ月かかる人もいます。「それは個人差です」と言ってしまえば簡単ですが、とりあえず3ヶ月を目安にがんばってみるといいでしょう。

それくらいたてば、ママも上手に授乳できるようになるし、赤ちゃんもおっぱいを吸う力がついてきます。その3ヶ月の間は、ミルクと母乳の混合で乗り切ることになりますが、確かに面倒です。

母乳が足りずに泣いている子をあやしながらミルクを作ることになりますし、精神的にも「なんで、私だけ出ないの?」と悲しくなり、くじけそうになるかもしれません。けれども、そこを乗り切ることができれば、きっと母乳だけで育てることができるようになります。

夜中の授乳なら、そこだけはミルクにしてしまうとか、可能ならばパパにミルクだけ作ってもらうとか、疲れがたまらないように、ストレスが溜まらないようにしながら、3ヶ月がんばってみましょう。

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