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衛生的でママの負担になりにくい哺乳瓶のおすすめ消毒方法

2015/06/12

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ミルク育児のママにとって、哺乳瓶の消毒は手間がかかり面倒な作業になりますよね。

哺乳瓶の消毒は、煮沸消毒とつけおき消毒、電子レンジ消毒の主に3つの方法があります。できれば簡単に手早く消毒できて、コストもあまりかからない方法を選びたいものですよね。

そこで、3つの消毒方法のそれぞれの特徴と、先輩ママさんからの意見も取り入れたおすすめの消毒方法を紹介していくので、参考にしてみましょう。

消毒の必要性

産まれたばかりの赤ちゃんは、お腹の中で母体から免疫物質を引き継いでいるので多少は免疫力があります。

しかし、誕生後に免疫物質が急送に減っていき、すぐになくなってしまいます。そのため新生児の体内に雑菌が入り込むと体が菌に打ち勝てず、病気にかかりやすくなります。

特にミルクを入れる哺乳瓶は雑菌が繁殖しやすいので、使用前に消毒する必要があります。

といっても消毒し忘れた哺乳瓶を1回でも使ったら、すぐに病気になるかというとそこまで神経質になる必要もありません。

ただ、ミルクを飲んだあとに嘔吐したり、下痢が続くようであれば胃腸にバイキンが入り込んだ可能性もあります。哺乳瓶の消毒を忘れないように、普段から消毒の方法を決めて習慣づけしましょう。

消毒はいつまで?

哺乳瓶の消毒は、産まれたばかりの赤ちゃんに初めてミルクを飲ませる時から始めますが、いつまでやればよいか迷うママさんも多いですよね。

赤ちゃんは成長するにつれて、体の機能が発達して徐々に免疫力もついてきます。また、インフルエンザなど感染すると病気を発症しやすいウイルスや細菌ではなく、体内に入っても病気にならない常在菌も周りの環境により、赤ちゃんの体内で少しづつ住み着くようになります。

そうなると、哺乳瓶を消毒する意味もなくなってきます。哺乳瓶の消毒期間ははっきりとは決められておらず、育児書をみても多少違いはあります。

一般的にはちょうど赤ちゃんが周りのものを掴んで口に入れたり、舐め始める時期である生後3ヶ月から4ヶ月頃までとされています。

中には、離乳食が始まるまで消毒していたというママさんもいます。ただ消毒はやめても、ミルクを飲ませたあとの哺乳瓶は洗剤できれいに洗い、きちんと乾燥させて清潔にしておくことをおすすめします。

煮沸消毒

熱湯に哺乳瓶をつけて、熱の力で殺菌する消毒方法です。大きめの鍋に哺乳瓶と乳首を入れて、両方が隠れる位の水もしくはお湯を入れて沸かします。

乳首はシリコンでできているので熱で劣化しやすいため、沸騰してから約3分後に、哺乳瓶はそのまま5分間煮沸してから取り出します。

取り出したら、清潔な布巾もしくはキッチンペーパーの上で乾燥させます。内側を拭いてしまうと、布巾などのホコリが中に入り込んでしまうので自然乾燥がおすすめです。

すぐに使う場合はいいですが、使わない場合は専用の哺乳瓶保管ケースにいれて雑菌が入らないように蓋をして保管します。

使う鍋は衛生面から、料理で使うものと兼用ではなく専用のものを準備したほうが洗う手間も省けます。また煮沸した哺乳瓶はかなり熱いので、鍋から出す際はトングを使いましょう。

メリット

大きめの清潔な鍋とトングがあれば、何も購入しなくてもいいのが最大のメリットです。ただ、少し多めの水を沸かすのに光熱費はかかってきます。

短時間でお湯が沸かせるポットなどを利用すれば、光熱費も節約できます。また、急いでいる時もお湯さえ沸けばよいし、消毒後の哺乳瓶は水に入れて冷ませばすぐに使えるので、消毒自体は割と手早くできるのもメリットの一つといえます。

更に、哺乳瓶の中に残っているミルクのカスも熱湯で綺麗に洗い流せるので、哺乳瓶がより清潔に使えます。

デメリット

お湯を沸かすまでの作業が少し面倒なのと、熱湯を使うので夏場などは暑いのが辛いところです。

慌てているとママが手をやけどしたり、ぐずって困った時に赤ちゃんを抱っこしながらやると熱湯を扱うため、赤ちゃんの体にお湯が飛ぶ可能性もあり危険が伴います。

また、幼い上の子がいる場合は鍋をひっくり返さないように注意する必要があります。

電子レンジ消毒

電子レンジの熱で哺乳瓶を高温殺菌する消毒方法です。専用のケースに水を所定量入れて、哺乳瓶と乳首をセットし、蓋をして電子レンジで5分程度温めます。

終わったらケース内の水を捨てて、そのまま蓋をして保存するか、清潔な布巾などの上に出して自然乾燥させてからケースに収納して保管します。

電子レンジの加熱時間は、レンジのワット数によって異なるので自宅のレンジを確認しましょう。専用のケースは哺乳瓶が1本入る手軽なサイズのものもあれば、5、6本を一度に消毒できる大きめサイズのものもあります。

メリット

ケースに水や哺乳瓶を入れて、レンジでチンするだけなので手間がかからずとても簡単で、更にスピーディーにできるのが最大のメリットです。

電子レンジとケースがあれば、自宅以外でも消毒することが可能です。煮沸消毒と違ってレンジに入れて加熱し始めると目を離しても危険がないので、幼い上の子がいる家庭では便利です。

そして、専用のケースは蓋がついているのでそのまま保管しておけるのも効率的です。

デメリット

専用のケースが必要となるので、多少は費用がかかります。哺乳瓶をケースから取り出す際に、チンした直後だとかなり熱いのでやけどしやすいのが難点です。

また、哺乳瓶の材質によっては電子レンジに使えないものもあり、シリコン製の乳首が高温にさらされるので劣化しやすくなります。

更に、キッチンが狭いと哺乳瓶1本用の専用のケースでも場所をとるので、置いておくスペースに困る場合もあります。

つけおきでの消毒

専用の薬液につけおきし、薬剤の作用で殺菌する消毒方法です。哺乳瓶を入れるための専用容器に規定量の薬液もしくはタブレットと哺乳瓶、乳首を入れて約1時間程放置すれば薬液の効果で殺菌されます。

使用するまで薬液につけておき、調乳する際に薬液からトングや哺乳瓶挟みなどを使って取り出して、水ですすがないでそのまま使います。薬液の効果が薄れる24時間ごとに交換します。

メリット

哺乳瓶をつけておくだけなので、最も簡単に消毒ができるので忙しいママにはぴったりの消毒方法です。

消毒液につけてあるので、殺菌作用が高いため赤ちゃんに使うのに安心です。大きめの容器なら一度に数本まとめて消毒しておけます。

デメリット

薬液と哺乳瓶を入れる専用の容器が必要になります。更に定期的に薬液を購入しないといけないので、コストがかかります。

また、容器を常時置いておく場所も必要なので、キッチンが狭いと置き場所に困ることもあります。煮沸にように熱湯ではないので、幼い上の子が触れてもやけどの心配はありません。

しかし、容器をひっくり返すリスクはあるので、子供の手が届かない場所に置く必要があります。また消毒完了までに約1時間はかかるので、すぐに消毒済みの哺乳瓶が必要な時は困ります。中には、薬液の塩素系のにおいが気になる人もいます。

おすすめの消毒方法

3つの消毒方法はどれもメリットがあれば、デメリットもあるのでどれが一番よいとは一概には言えません。以前は家にあるもので消毒できるというコスト面から、煮沸消毒が人気でした。

しかし、今はいかに効率よく簡単にできるかということを重視しているママさんが多いので、電子レンジ消毒とつけおき消毒が主流となっています。どちらの消毒方法にするかは、どの条件を自分が重視するかによって決まってきます。

電子レンジ専用ケースは、つけおき専用容器に比べると縦よりは横に長いタイプが多く、蓋がついているので、キッチンが狭くて収納に困る家庭でもつけおきよりは便利だと言えます。

つけおき専用容器は、重さがあり上にものが置けないので置き場所も限られてきます。また、薬液の塩素系のにおいがどうしても気になるという人なら、電子レンジ消毒がおすすめです。

薬液のにおいもあまり気にならず、とにかく衛生的で一番手間がかからない方法がよいならばつけおき消毒がおすすめです。

コスト面で見ると、電子レンジ消毒は始めに専用ケースのみを購入すれば長く使用できます。そして乳首が劣化しやすいので、買い足すこともあります。

一方でつけおき消毒の場合は始めに専用容器と薬液を購入し、薬液がなくなったら買い足し続けなければいけないので毎月コストはかかります。

多少手間がかかっても、少しでも安いほうがよいならば電子レンジ消毒だと経済的です。

場合によっては併用も

電子レンジ消毒は、旅行先のホテルなど電子レンジがない場所や停電時などに使えないので、普段は電子レンジ消毒でも、旅行にいく際は薬液のタブレットを持参してつけおきすると便利です。

更に、薬液のストックがなくなってしまったけど、急には買いにいけない場合は電子レンジ専用ケースがあればさっと消毒できるので安心です。

1本用の専用ケースならさほど高くないし、友人や親戚でお下がりがあればもらっておくことをおすすめします。

また、ミルクを飲ませる頻度によって使い方を決めてみるのもよいでしょう。

例えば完ミの場合は哺乳瓶が2、3時間ごとに必ず必要になるし、夜はその都度消毒するのも面倒なのでつけおき消毒をメインにするととても楽です。

母乳とミルク混合の場合は哺乳瓶がすぐにたくさんは必要にならないので、電子レンジ消毒でも十分対応できます。

自分のライフスタイルや授乳の方法によって使い分けるとより、効率よく消毒ができるので考えてみましょう。
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