赤ちゃんの鼻水は病気が隠れているかも…放ってばかりはNG

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2016/06/27

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赤ちゃんは小さいからか、1年のうちの半分近く鼻水が出ているのでは?と思う事があります。特に保育園へ通っていたり、兄弟がいたりする子ほど鼻水の原因がたくさんあるので、鼻水が出ていてもさほど気にならないとなる可能性が高くなります。

鼻水で病院を受診すると、しばらくの期間通いづめになるので放置したくなる気持ちはわかるのですが、気をつけなくてはいけない鼻水がある事を知っておく必要があります。

赤ちゃんはすぐに鼻水が出てしまう…それはなぜか?

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赤ちゃんは母親の免疫があるからなんて言われますが、新生児だって風邪をひいたりして鼻水を出す事があります。

我が家の末っ子も新生児の時によく鼻水が出ていて、毎日何度も鼻水を吸い取った経験があるので、実は新生児は鼻水が出やすいのではないか?とも思っています。

目の前で出ている鼻水が風邪のせいのかという事は、流石に医師ではないので断定が出来ません。ただ何となくという理由はがわかるようになりました。

鼻水はどうして出るの?原因は風邪だけとは限りません…

最初に鼻水がどうして出るのか、から考えてみましょう。つい「風邪の引き始めだから鼻水が出る」と思いがちですけれど、実際に風邪だけが原因ではないという事を頭に入れておく必要があります。

つい「鼻水が出ているから風邪をひいているかもしれない。病院へ連れていってすぐに鼻水を止めてあげないと苦しそう!」と焦ってしまいがちです。

しかし落ち着いて赤ちゃんの様子をみてみますと、実は急に寒くなってくしゃみと共に鼻水が出ているのかもしれませんし、埃のある部屋に立ち入ったから自然に鼻水が垂れてきた…となどというケースもあります。

赤ちゃんには鼻毛がない!だから埃などはダイレクトに鼻へ入る

赤ちゃんの特徴のひとつとして、鼻毛がないという点があります。赤ちゃんを覗いてみてください。鼻毛がありません。それが幼児になるともう鼻毛があるので赤ちゃんから乳児の時代に鼻毛が生えてくるようです。

そして鼻毛があるとないと普段その違いはわからないのですが、ちょっと埃が立つとダイレクトに鼻の穴に入ってしまうのです。鼻毛は空気清浄器のフィルターのような役割をし、汚れた空気やごみを鼻の中に入れないようにと頑張ってくれています。

赤ちゃんには鼻毛がない0627

フィルターがなければウイルスや埃などがダイレクトに鼻の中に入ってしまいます。鼻毛がないとちょっとした事でもくしゃみが出る、というのは当然のメカニズムなのかもしれません。

病気かどうかは鼻水の色でも判断できます!

鼻水が出ているだけで病気かどうかわからない、と簡単に説明しました。ではどこを見たら病気が原因で鼻水が出ているのかが分かるのかを見ていきましょう。

【透明の鼻水】風邪の引き始めかアレルギーかもしれません

透明の鼻水を出している時、だいたい鼻水はさらっとした状態が多いと思います。これは気温差にやられているケースもあり、この場合には風邪を引き始めている可能性が考えられます。

ただしここで終わりになる事もあれば、逆に悪化する事もあるので判断をするのが難しいタイミングでもあります。

赤ちゃんは風邪を今まで引いた事がないとか、引いてもまだ免疫がない事もあるので、悪化してしまう場合が多いので早いうちに受診するほうが良い場合が多いでしょう。

他にも先ほど記したように、花粉症をはじめとしたアレルギーが原因の場合があります。

花粉症はスギが有名ですが、他にもヒノキやブタ草などもあるので、どのアレルギーかは素人では判断出来ないので、サラサラの透明の鼻水が続き、他に症状がない場合にはアレルギー検査をしたほうがいいかもしれません。

今は赤ちゃん世代にも花粉症の子がいて、花粉症が発症して鼻水が出る事も十分に考えられます。目が痒くなる子もいるのですが、鼻水しか症状が出ない子もいるので花粉症かどうかは耳鼻科の医師に診断してもらいましょう。

赤ちゃんの透明の鼻水0627-1

早期に花粉症とわかって治療すれば、ひどくなるまでに薬が効くので本人はかなり楽になります。花粉症の鼻水を放置したままでは決して良くなりませんから、必ず治療しましょう。

【黄色や青の色つき鼻水】ウイルスにやられている可能性大です

サラサラの透明な鼻水であったのに、それがある日を境に色がついてどろっとしてくるという流れは多々あります。

サラサラの鼻水よりどろっとしたもののほうが鼻水を吸い取りやすいという点では助かりますが、色がついてしまうとウイルスにやられている可能性が高いと思っていいでしょう。

昔「あおっぱな」と言われて青い鼻水をたらしている子がたくさんいたけれど元気!という印象がありますが、実は青の鼻水は決して元気の象徴ではないのです。

また、鼻水に黄色い色がつくと、それはウイルスの死骸という意味になります。ウイルスの死骸なので体が頑張ってウイルスをやっつけてくれているため、鼻水に色がついていても決して負けている戦いではありません。

なぜ鼻水が黄色になるのかというと、いろいろな菌や菌との戦いで残った白血球が鼻水の中に入っているからです。

それぞれが鼻水と混ざることで色が黄色になってしまったのだと考えられています。鼻水が黄色になっているということは、まだまだ体の中にはウイルスや菌がたくさん残っているということ。

つまり、今でも白血球が菌やウイルスと戦っているという証拠です。

症状が鼻水のみというケースより、既に咳が出始めた、微熱がある、など鼻水だけで終わらずに他に症状が出てしまう場合も多々あります。

また、ウイルス感染などにより副鼻腔に急性に炎症が起こってしまう「急性副鼻腔炎」になったり、鼻水がたまりすぎて蓄膿症(慢性副鼻腔炎)となってしまう可能性もあるため注意が必要です。

赤ちゃんの鼻水が黄色や緑色の場合0627-1

放置するという選択肢は色つきの鼻水が出たら赤ちゃんには止めて、受診をおすすめします。

「たかが鼻水」としない事!出続けると中耳炎のリスクあり

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鼻水が出ているくらいでは「たかが鼻水」と扱う事もあるでしょう。しかし赤ちゃんにとっての鼻水は、たかが鼻水ではありません。鼻水がひどくなれば授乳もしにくくて食欲が落ちる事もあるでしょうし、鼻が詰まって熟睡出来ないかもしれません。

ですから鼻水には敏感に対応して欲しいと思います。

中耳炎は5歳くらいまで要注意!一度かかると癖になる可能性が

鼻水で一番気をつけなくてはいけない病気に中耳炎が挙げられます。我が家の子供たちも一度は中耳炎になっています。

鼻水が出始めてすぐにかかる子もいるのですが、うちの子供たちは数日鼻水が出るようになって、いつの間にか中耳炎になっていたというパターンばかりです。赤ちゃんの発熱やぐずりの原因が中耳炎だった、という事はよくあります。

耳が痛いとは言えないのですが、耳をしきりに触ったり不機嫌であったりすることがあるので気をつけておきましょう。耳の穴を確認してあげると親でもわかったりします。

鼻がかめるようになるまでは非常にリスクが高いのですが、鼻がかめるようになると少しかかりにくくなります。

とはいえ5歳になった我が子も中耳炎になったので、やはり油断は禁物です。しかも一度かかると次もかかる、という子も多いです。中耳炎はしばらく通院しなくてはならなくなるためとても大変です。

中耳炎にどうしてなってしまうのか?実は、鼻と耳は繋がっているので、鼻水がたくさん出て体から排出されないと、どうしても耳に流れてしまうのです。

赤ちゃんが中耳炎になってしまう原因

そして子供と大人を比べますと、子供のほうが耳の管が細いのが特徴なので菌が入りやすくなってしまっています。

菌は、耳の外からではなく、鼻の奥から入ってきます。プールやお風呂の水は関係なし。カゼがきっかけで増えた菌が、耳へ入って中耳炎を起こします。小さいうちは、しょっちゅうカゼをひき、カゼとセットのように中耳炎になるもの。

鼻水が出るたびに、中耳炎になる子も多いです。子どもがよく中耳炎になるのは、カゼをひきやすいことと、管の仕組みが関係しています。

下の図の様に、子どもの耳の管(耳管)は大人と比べ、太く短く、傾きも水平に近いので、菌が耳に入りやすいからです。

子供の耳は大人に比べて短い

治療が早ければ痛みも早く落ち着きますので、疑いがあれば早く耳鼻科へ行きましょう。

鼻水だけの症状時にはまず耳鼻科へ行ってみましょう

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鼻水が出ていると赤ちゃんだし小児科がいいかな?と思うかもしれませんが、私は耳鼻科へ行く事をお勧めします。赤ちゃんでも耳鼻科を受診している子は多いですし、何より鼻水を吸う機械があるので苦しさを少しの間でも取ってくれるからです。

また鼻水の薬に関しても、耳鼻科と小児科だと耳鼻科の薬のほうが「鼻水」だけに関していうとよく効きます。そして比較的耳鼻科にはインフルエンザなどの感染症の人も少なく、待合室で違う病気をもらってくるリスクも低くなります。

鼻水以外の症状があれば小児科でもいいのですが、鼻水だけならば耳鼻科を受診してみましょう。

ただし受診は我が子の症状を今一度チェックしてからにしてみてください。無駄にしんどい思いを赤ちゃんにさせてしまうかもしれないので気をつけたいですね。

受診の判断の一番の基準は、先ほど述べた「鼻水の色」に加えて、機嫌や食欲が普段と違うのかどうかです。咳がでてもいつもどおり遊んでいる、ご飯もちゃんと食べることができているなら、様子を見ておくのがいいかなと思います。

逆に食欲が無かったり機嫌も悪かったり、なんとなくぐったりしているなどという状態であれば、早急に受診が必要になると思っておきましょう。

そのためにも時には少し引いた目で、ああ、うちの子の普段はこんな調子なのね、と見守って、データを集めておいてあげてくださいね。

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