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悩んでいる妊婦さんが急増している足がつる原因とその予防策とは

2015/06/07

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妊娠後期の妊婦さんに多い悩みの1つとして、足がつるということがあります。実に7割の方が経験したことがあると言われています。その原因は一体、何なのでしょうか?予防策もご紹介します。

妊娠後期に多い理由とは?

子宮の中で胎児が成長してくると、お腹が膨らんできます。妊娠初期であれば膀胱が圧迫され、頻尿にもつながってきます。

これが妊娠後期になるとそれに加えて足がつるという悩みも生じやすくなります。主に、以下のような事柄が原因と言われています。

  • 下半身の血流が悪くなる
  • ミネラル不足
  • 骨盤のゆるみ

原因別の改善法とは?

それでは、それぞれの原因別に、改善方法をご紹介させていただきます。

冷えを改善する

下半身の血流が悪くなる原因として、冷えが挙げられます。冷えは女性の大敵と言われ、様々な症状を引き起こします。冷えの改善には、効果が期待できる食物を摂取する他、入浴後のマッサージも効果的です。

    冷え改善の効果が期待できる食物

  • 人参、ゴボウなどの根菜類
  • ニラ
  • かぼちゃ

調味料類としては、味噌や醤油などの発酵食品やショウガ、ニンニクなどもあります。また、水などの飲料は常温で飲むこともおすすめです。

入浴は、ぬるめの湯(38度から40度くらい)にゆっくりと浸かりましょう。脳内の副交感神経も刺激され、リラックス効果も期待できます。お風呂から出たら、髪を早めに乾かしたり、靴下を履くなどして湯冷めをしないようにします。

入浴後の軽いマッサージもおすすめです。あぐらをかき、腿の内側を揉み解します。お腹が大きくなるとつらい体勢もありますので、ご自身に無理のない姿勢で行うようにしてください。

ミネラル不足を解消する

足がつる原因としては、ミネラルの中でもカルシウムとマグネシウム不足が指摘されています。

  • 鰯、鯖などの青魚
  • わかめ、昆布などの海藻類
  • 納豆、味噌などの発酵食品

これらの食物には、より多くのカルシウムやマグネシウムが含まれていますので、意識して摂取したい食物です。

ですが、妊娠中はつわりなどの影響もあって嗜好も変わりやすく、思うように摂取できないこともあります。

そこで、手軽に栄養素が摂取できるサプリメントもあるのですが、妊婦さんが独断で安易に飲用してはいけません。必ず、医師に相談してください。

骨盤のゆるみを改善する

妊娠すると、分娩時への準備として妊娠初期からリラキシンというホルモンが分泌されます。これが骨盤のゆるみの原因です。ゆるみが生じると、足の筋肉が伸ばされる状態が続くのですが、これに対してふくらはぎの筋肉が収縮するため、足がつりやすくなるのです。

骨盤のゆるみを解消するには、骨盤矯正ベルトを使用する方法もありますが、運動不足を解消するために軽いウォーキングがおすすめです。妊娠中は気分も沈みがちですので、良い気分転換にもなります。

背筋を伸ばしてあごを引き、視線は少し遠くに向けます。時々、腕を大きく振るようにして歩くと結構な運動になります。疲れたら無理せずに休憩をしましょう。

足がつってしまった時は

もしも足がつってしまったら、可能であれば自分の力で膝を伸ばしてつま先をあげましょう。妊娠後期ともなれば、お腹のふくらみもありますので難しいかもしれませんが、できる範囲でかまいません。

治まったら、軽くストレッチをしましょう。膝を伸ばした状態で、つま先をこちら側へ引き寄せます。

足がつるというトラブルは、就寝中に起こることが多いようです。妊娠中は多くのストレスを抱え、心身共に疲れやすい傾向にあります。ご紹介させていただいた予防策が、安眠へのお手伝いになればと思います。

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