【年齢別】朝ごはんを食べない子供が進んで食べるようになる工夫

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2015/06/15

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育児の三大お悩みの一つと言っても過言ではない、「うちの子朝ごはんを食べない」というお悩み。筆者の周りでも多くの親御さんがこの悩みを口にします。

食べ始めてから何十分も経っているのに全然進んでいない、せっかく作ったのに食べてくれないなどお昼ごはんや夜ごはんに比べてなぜか食が進まない朝ごはん。

このお悩み2~5歳ごろに集中しているようなので、2~5歳の年齢別にそれぞれ子どもが朝ご飯を進んで食べるようになる工夫をご紹介します。

好き嫌い・偏食が多い2歳

イヤイヤ期の2歳は好き嫌いや偏食もピークに。作る側からするともっともイライラが多い時期だと思います。

育児書や定期健診などで、「朝ごはんをしっかり食べさせる習慣をつけましょう。」など生活習慣について指導されることも増えてくるので気が抜けないと思っていませんか?

筆者の話になりますが、子供が2歳のとき「ここでしっかりしつけなければ将来が…」と躍起になって、怒りながら泣かせながら1時間かけて朝ごはんを食べさせていました。

しかし、今思うと「あんなに躍起になってイライラしながら食べさせなくてもよかったかも。もっと楽しく食事をしたかった」と反省しています。

好き嫌いや偏食があっても、「この食材じゃなければこの栄養が摂れない」ということもなく、他の食材でも量や質は別にして栄養は摂取できるわけです。

それよりも好きな食べ物だけだけど、朝ごはんを楽しく、かつある程度決めた時間内で食べ切るようにしたほうがよかったと思います。

それに2歳はまだ1度にたくさん食べることができないので、おやつの時間におにぎりやフルーツやヨーグルトなどで補えばいいのです。

朝ごはんを食べる習慣は確かに大切ですが、あまり張り切りすぎないように、もう少し肩の力を抜いてもまだまだ取り返せるのが2歳です。

緊張しやすい3歳

3歳になるとほとんどの子が幼稚園にも入園して、生活環境が大きく変化しやすい時期です。元々保育園通いの子でも担任の先生が変わることが多いので緊張の連続です。

生活環境が変わったことによって不安になったり緊張したりする子は珍しくはありません。

大人でも緊張すると食欲がなくなることはよくありますよね。それは子どもたちも同じです。

筆者の子供も最初の1か月は緊張してガチガチになって、園では全く笑顔を見せなかったそうです。その時、食欲はあまりなくて困っていました。

そこで、最初の1か月ぐらいは好きな鮭おにぎりや菓子パンを朝ごはんに用意しておき、少しでも食べやすいように小さめに握りました。

とにかく午前中動けるだけのエネルギーは補給したほうがいいと思ったので、最初の頃は炭水化物ばかりの朝食でした。

徐々に園生活にも慣れて笑顔も増えてきたところで、ウインナーやゆで卵、プチトマトなどを増やしていきました。

「園できちんと動けるように」と思うと朝から栄養満点の食事が望ましいと思いますが、園に慣れるまでは食べやすいような工夫をしてあげましょう。

ストレスフルな4歳

3歳ぐらいまではお友達と何となく関わって遊ぶことが楽しかったのが、ルールがある遊びが増えたり、我慢したりする場面が多くなります。

また、周囲のお友達の様子が見えてきたり、周囲にどう見られているか意識し始めたりするので、戸惑うことも多く、子供といえども意外とストレスフルな生活を送っている4歳。

それが原因で食欲がないということはよくあります。身体を動かすのもよし、家でゴロゴロするのもよし。何かストレスが解消できるような工夫をまずしてみましょう。

また、4歳ぐらいになると判断力や会話力もグーンとアップしているので、前の日の晩に翌朝の朝ごはんは何を食べるか本人に決めさせましょう。

例えば「ごはんとパンどっちがいい?」や「明日のごはんにかけるふりかけは何にする?」など前の日に本人に決めさせると自分で選んだ楽しみなので、食が進むようです。

4歳ぐらいになると園では見栄を張って嫌いなものでも我慢をして食べる子が多く、お昼ごはんのお弁当や給食である程度の栄養を補給できるので、朝家では少し大目に見ても大丈夫ですよ。

プレッシャーが多い5歳

園で最年長にあたいする5歳。親や先生や周りの大人から「年長さんだから」と何かにつけては言われ、「小さい子には優しくしなければ」とそれなりに自覚も芽生えてきます。

はりきることが苦でない子はいいのですが、全員がそうとは限らないですよね、中にはプレッシャーに感じている子も少なくありません。

そこで、できることなら朝からお手伝いをさせて下さい。お箸を並べる、食事を運ぶ、朝カーテンを開けるなど本当に簡単なことを1つだけでいいです。

できたときは「ありがとう。助かったよ。」と褒めてあげて下さい。「エライ!」や「すごい!」ではなく、感謝の言葉をかけてあげて下さい。

お手伝いというと夜にしてもらうことが多いと思いますが、思い切って少し早起きしてお手伝いしてもらって、褒められると子供に「自分も役に立つんだ」と自信がついてきます。

自信がつくと気持ちも前向きになって朝ごはんもきっとおいしく食べられるようになるので、あえて朝お手伝いをお願いしてみて下さい。

4,5歳は“食べさせる工夫”よりも食べられるように“気持ちを整えてあげる工夫”をする。またはストレスの原因を取り除くことを優先したほうが朝ごはんを食べられるようになります。

朝にお腹が空くような工夫を!

あの手この手をやってみてもどうしても食べないという場合は、前の日の晩ごはんや就寝時間を見直してみて下さい。

食べる物や食べる時間、寝る時間によっては、翌朝お腹が空いて目覚めないということが考えられます。

晩ごはんが20時以降というご家庭は、晩ごはんに揚げ物を控えて消化がよいものにするなどすると、寝ている間にきちんと消化されてお腹が空いた状態でスッキリ目覚めることができます。

楽しく食べる事こそ大切

朝ごはんは1日の活力になるので重要ですし、せっかく子供よりも早く起きて作ったのだから食べてほしい…と、朝ごはんには子供を思う親の気持ちと愛情と色々な感情が込められています。

そんな色々な想いが込められているのにあまり食べてくれないとがっかりしますし、「これで足りているの?」と心配になりますよね。

しかし、たとえあまり食べなかったとしても元気に園に通っているのであれば、「この子はこれで足りている」ということになります。

なので、もう少し肩の力を抜いても大丈夫です。「今日は寒いね」や「今日は園で○○があるね」と子供と会話をしながら朝ご飯を食べて楽しい1日のスタートを切りましょう!

みんなのコメント
  • 菊男さん

    残さず食べる、という考え方自体が古いのかな?朝だけは無理しなくても良いよ、というのは子供に通用しない気もするので、いつでも残さず食べるように躾けてしまう…。
    それと個人的には、食事が進まないなら全て一口で終わらせても良いんじゃ…と思うけど、同居してる実母が、なんとしてもしっかり食べさせたがり、もう4歳なのに付っきりで食事を口に運び、歌いながらいろんな話をしながら完食に導こうとする。(いつまでそれやんの!?)と思う。

  • けーちゃんさん

    子供の好きな新幹線のおにぎりを作ったり、ときには一口サイズのおにぎりにのりを5角形に切って、サッカーボールに見立てたり、色々工夫したけど、それも1日2日で飽きてしまう。
    食べる時間を早くしてワンプレートにして少なくしても、翌朝食べない。
    幼稚園や学校って食育を推進してるから、食べない子供を前にすると、つい焦ってしまう。
    いつになったら食べてくれるんだろう。

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