コンポートも意外と簡単!幼児が絶対喜ぶりんごのおやつレシピ

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2015/11/26

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日本人が大好きなりんごは、世界でも愛されている果物です。生で食べても最高ですが、加熱調理にも向いている優れものです。しかもシーズンには、とても安く手に入りますよね。

特に皮目が汚れていたり、形がちょっといびつなりんごはお得になっていたりします。そんなりんごを使って、子どもと一緒に美味しいりんごのおやつを作ってみませんか。子どもにお手伝いしてもらえるレシピと、りんごの豆知識をご紹介します。

りんごが美味しいシーズンと、調理方法による品種の選び方

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りんごは品種が多く、旬も長い果物です。品種による味の違いも大きく、調理法や食べ方に向き・不向きがあります。お菓子作りの前に、りんごの特性を知っておきましょう。

【シーズンは9月から11月】りんごの旬と、上手な保存の仕方

りんごは、秋から冬にかけて美味しくなる果物です。日本では青森県でもっとも多く生産されています。清涼な地域を好む植物で、青森県についで長野県、そして東北各県でさかんに生産されています。

りんごにはたくさんの種類があり、それぞれ旬があります。長期保存できる果物なので一年中スーパーで買うことができますが、やっぱり旬の美味しさは格別ですよね。生食でも違いが出ますが、加熱調理でも差が出てきます。

旬が早いものでは、つがるや秋映、紅玉などが9月くらいから美味しくなります。その後陸奥などが10月くらいに旬をむかえます。りんごの王様、ふじも10月以降に美味しくなります。青りんごの王林は晩生で、11月が旬です。

品種によって、産地によって、さらにその年によって最も美味しい季節は違ってきます。りんご狩りなどに出かける際は、りんご園のサイトなどで旬を調べてからお出かけするとよいでしょう。

美味しいりんごを選ぶ際は、まず色づきをチェックします。上だけでなく、りんごのおしりまでしっかり色づいているものは熟して美味しくなっています。また香りもかいでみましょう。香りもりんごの美味しさのポイントです。

同じ種類なら、大きなものよりきゅっとしまった中くらいの大きさのもののほうが、味がぼけにくいといわれています。また、持ってみてずっしり重いもののほうが美味しいですよ。軽いものは、味がぼけてカスカスしているかもしれません。

食べきれない時は、寒い場所で保管します。地下貯蔵庫など、暖房の影響を受けない場所なら室温のままでも大丈夫ですよ。新聞紙に包み、段ボール箱などに入れて保管しておきましょう。

寒い保管場所が確保できない場合は、冷蔵庫の野菜室などで保管します。エチレンガスを放出するため、バナナやキウイなどの果物を追熟させてしまう効果があります。ガスが出ないように、ポリ袋などに密封して保存しましょう。

りんごの表面のツヤツヤは、ワックスや農薬ではなくりんご自身が分泌する成分だそうです。りんごの保護成分なので、保管する際は拭き取らず、そのまま保管しましょう。

蜜が入っているりんごは、蜜の部分から傷んでしまうことがあります。蜜りんごは長期保存せず、美味しいうちになるべく早めに食べてくださいね。

赤りんご&青りんご…食べ方いろいろ!品種による味の違い

りんごは生で食べるだけでなく、いろいろな料理に使えます。加熱すると違った味わいや食感が楽しめるので、製菓材料としても人気が高いですよね。アップルパイやタルトタタンなど、りんごが主役のお菓子もたくさんあります。

りんごは、品種によって味も香りも肉質もまったく異なってきます。生食では、いろいろな美味しさを楽しむことができるので食べ比べしてみましょう。でも、加熱調理をする際は、向き・不向きがあるので注意してくださいね。

紅玉
明治時代から食べられている古いりんご。酸味が強く香りたかいりんごで、ちょっと小ぶり。加熱調理しても美味しさが損なわれず、製菓用で大変人気がある。

ふじ
日本で一番多く生産されているりんご。サンふじは、袋かけをせず、日光を浴びて成長したりんご。こちらの方が味が濃く美味しい。香りもよく、加熱調理にもおすすめ。
秋映
黒っぽい赤が特徴のりんご。香りもよく味も濃い。加熱調理しても歯ごたえが残りやすく、酸味もあるのでメリハリのある味になる。
つがる
ふじに次いでたくさん生産されているりんご。ジューシーでシャキッと美味しい。強い香りはないので加熱調理より生食用
陸奥
黄色いものからピンクのものまでいろいろあるりんご。味は太陽を浴びて育ったピンクが良い。生食では大きく食べごたえがあって美味しい。加熱調理にはあまり向かない。
王林
青りんごの王様。晩生で保存性が高く、長く楽しめる。香りが強くて酸味もあり、加熱調理にもおすすめ。

おやつ作りには、紅玉やふじ、秋映、王林などがおすすめですね。旬の美味しいものを選んで作りましょう。あまり出回らない果物で、古くなっていると味がぼけていたり、水分が抜けていることもあるので注意しましょう。

子供と一緒に作って食べよう!美味しいりんごのおやつ

りんごを使っていろいろなデザートを作ってみましょう。生りんごから作れるデザートも、基本のデザートからアレンジできるものもあります。チャレンジしてみてくださいね。

【りんごのコンポート】オシャレなりんごデザートと言えばこれ!

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りんごをたくさんいただいたら、一度は作ってみたくなるのがコンポートです。オシャレな料理のイメージがありますが、家庭でもびっくりするほど簡単に作れちゃうんですよ。

りんごのコンポート
りんご…2個
砂糖…60g 
レモン汁…大さじ2 
水…2カップ

  1. 皮も使うので、りんごを丸ごとよく洗う。
  2. りんごを8等分して、皮と芯を取り除く
  3. 皮と芯を出汁パックに入れ、鍋にりんご以外の材料と一緒に入れる
  4. 火にかけて砂糖がとけたらりんごを入れる
  5. りんごが透き通るまで弱火で煮る
  6. 皮と芯をとりだし、粗熱をとり、汁ごと冷蔵庫で冷やす

こちらは甘さひかえめのコンポートです。甘いりんごなら砂糖を少し減らしてもよいでしょう。ぐつぐつ煮てしまうとりんごが煮崩れるので、静かに、弱火でじっくり火を通しましょう。サックリ食感が残りますが、皮と芯からペクチンが出てとろみがつきます。

もっと柔らかめが良いなら、りんごをもう少し煮詰めます。煮崩れないように注意しながら、静かに火を通してくださいね。古いりんごでも意外と美味しくできます。大人向けなら、白ワインやラム酒・コアントローなどをプラスしてもよいでしょう。

このりんごのコンポートを作った際に出た煮汁は、あとで紹介する「アップルシャーベット」を作る際に使用できます。取っておくと楽しみが増えますよ!!

次は電子レンジで簡単にできるコンポートを紹介します。

電子レンジでチン!するコンポート
りんご…1個 
砂糖…小さじ4 
レモン汁…小さじ2 
水…大さじ1

  1. りんごを4分割して皮をむき、芯を取る
  2. 切ったりんご1つに対して、砂糖小さじ1をまぶす
  3. レモン汁と水を合わせる
  4. 全体にレモン水をふりかける
  5. ラップをゆるめにかけて電子レンジで3分~4分程度加熱する
  6. りんごをひっくり返し、もう一度3分程度加熱する
  7. ラップをはずして粗熱をとる
  8. もう一度りんごをひっくり返し、冷蔵庫で冷やす

電子レンジで作るとあっという間に完成します。ちょっと食感が柔らかめに仕上がりますよ。電子レンジの機種によって加熱時間を調整してくださいね。2度チンしてもりんごが透き通らなかったら、もう一度返して加熱してみてください。

【基本の蒸し煮りんご】病気の時にも!お腹にやさしいデザート

りんごはお腹にやさしい果物と言われています。食物繊維や酵素、ポリフェノールやビタミンなど、さまざまな栄養素がたくさん含まれていて、1日1個食べると医者いらず、とも言われています。

昔、具合が悪くなるとお母さんがりんごをすって食べさせてくれた、という人もいるのではないでしょうか。

りんごには便秘解消に役立つ食物繊維と、ゆるんだお腹に良いペクチンが含まれているので、便秘のときも下痢のときもおすすめなのです。

また、香りが良くて適度な酸味と甘みがあるので、風邪をひいたときなど食欲がなくてものどを通りやすいですよね。我が家の子どもたちが具合の悪い時に、よく作ったのが蒸し煮りんごです。

蒸し煮りんごはりんごをただシンプルに煮たもので離乳食にもおススメですよ。具合が悪い子どもにはそのまま食べさせた方が良いのですが、つめたく冷やしてヨーグルトに加えても美味しく楽しめます。

蒸し煮りんご
りんご…1個
水…少量

  1. りんごは8等分し、5ミリ程度のいちょう切りにする
  2. テフロンの鍋にりんごを敷き詰め、少量の水をふりかけて蓋をする
  3. ごく弱火でじっくり加熱し、りんごの水分が出るまで待つ
  4. りんごから水分が出たら蓋を外して煮詰める
  5. 粗熱をとり、冷蔵庫へ入れて冷やす

紅玉のように味が濃いりんごで作ると、はっきりした風味で美味しく仕上がります。シャキシャキっとした食感も残りますよ。

【りんごジャム】果物加工の基本!砂糖を加えて保存性アップ

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りんごジャムも意外と簡単に作れます。いちごやブルーベリーでジャムを作っているというママ、りんごでもチャレンジしてみませんか。紅玉のように真っ赤なりんごを使うと、キレイに色が出ます。パイのフィリングにもぴったりですよ。

夕焼け色のりんごジャム
りんご…2玉(500~600g) 
砂糖…180g 
レモン汁…大さじ3 
水…100㏄

  1. りんごは皮をよく洗う。皮も使うので、しっかりと洗い流す
  2. 塩水を作り(分量外)、りんごの皮をむいて皮を塩水につける
  3. りんごを8分割して5ミリ程度のいちょう切りにし、塩水につける
  4. りんごと皮を塩水からあげてさっと水で洗い、水を切る
  5. 皮を出汁パックに入れる
  6. 厚手の鍋にりんごを敷き詰め、レモン汁と砂糖を振り入れる
  7. 水を加え火にかける。あくが出るまで中火で熱し、あくをすくう
  8. りんごが透明になり、皮から色が出てきたら皮のパックを取り出す
  9. もったりとするまで煮詰める
  10. 果肉を残したい時はそっと混ぜ、果肉を残したくないときはつぶしながら煮る

やけどに気をつけながら子どもに混ぜてもらってもいいですね。粗熱をとり冷やすとペクチン作用でとろみが増します。砂糖はだいたいりんごの分量の30パーセント程度と言われていますが、保存性を高めたいときはもっとたくさん入れましょう。

逆にあっさりとした風味を楽しみたい時は、砂糖を減らしても大丈夫です。その場合は保存性が落ちるので、できるだけ早めに食べきるようにしてくださいね。

皮を一緒に煮ることでりんごのペクチンがしっかり出て、とろっとした食感になります。煮詰める時間はりんごの水分量によっても、お好みによっても異なります。切ない桃色の、夕焼けのようなりんごジャムになりますよ。

【りんごのパンケーキ】りんごの蒸し煮とジャムで風味よく!

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面倒なことはしたくない、でもおやつは温かいものが食べたい…という時にオススメなのが、りんごのパンケーキです。基本の蒸し煮りんごとジャムがあれば、あっという間に作れますよ。

りんごのパンケーキ
ホットケーキミックス…150g 
牛乳…100cc 
卵…1個 
バター…適宜 
基本の蒸し煮りんご…大さじ6 
りんごジャム…適宜

  1. ホットケーキミックスを牛乳・卵でとく
  2. 蒸し煮りんごを加えてよく混ぜる
  3. フライパンかホットプレートで普通のパンケーキよりも少し小さめに焼く
  4. 熱々のうちにバターとジャムをお好みで乗せる

牛乳を100%りんごジュースにすると、よりりんごの風味が強くなります。ホットプレートを使って、子どもに焼いてひっくり返してもらえば楽しいひと時になります。

【りんごのお星さまゼリー】ハロウィンやクリスマスパーティに!

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りんごを使って、キュートなお星さまのゼリーを作ってみましょう。子どもに活躍してもらえる、とっても簡単なレシピです。

りんごのお星さまゼリー
粉寒天…4g 
水…200cc 
砂糖…50g 
りんごジュース…300cc 
レモン汁…大さじ3 
生のりんご…4分の1個

  1. りんごを薄切りにし、星型に抜いて塩水につけておく
  2. 水を鍋に入れて粉寒天を入れ、しっかりと沸騰するまで加熱して煮溶かす
  3. 寒天がとけたら砂糖を入れ、とけたら火を止めてりんごジュースを入れる
  4. よく混ぜ合わせ、透明なグラスに流し分け、粗熱をとる
  5. 星型りんごの水気をしっかり切る
  6. ゼリーの中に静かに入れる。最後の1個は上に浮かべるようにそっと乗せる
  7. 冷蔵庫で2時間程度冷やし固める

寒天で固めれば、生の果物もしっかり固まります。寒天は水に振り入れ、沸騰するまでしっかり煮溶かすことがポイントです。りんごは子どもに型抜きしてもらい、ゼリー液をグラスに注いだり、星型りんごを入れたりしてもらいましょう。

【アップルシャーベット】半解凍で、給食の懐かしい味を再現!

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前述したりんごのコンポートを作ったら、その煮汁で作ってほしいのが昔懐かしいアップルシャーベットです。とっても簡単に作れて、あの味が再現できますよ。

アップルシャーベット
りんご…1個 
りんごのコンポートの煮汁

  1. コンポートの煮汁を鍋にもどして加熱する
  2. りんごは皮ごとよく洗い、半分、もしくは4分の1に切り、芯をとる
  3. コンポートの煮汁が煮立ったら弱火にして、りんごを入れる
  4. そのまま5~6分ほど、皮目を上にさっと煮る
  5. 粗熱をとり、ラップをかけて冷凍庫で凍らせる
  6. 食べる時はフォークが通るくらいに半解凍させる

コンポートの煮汁が無い時は、りんごジュースにレモン汁を小さじ1杯ほどプラスし、代用してもOKですよ。皮からほんのりピンクに染まる、懐かしのアップルシャーベットが味わえます。

【冷凍シートのアップルパイ】簡単!失敗知らずの焼き菓子

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冷凍パイシートを使えば、アップルパイだって簡単に作れちゃいます。基本の蒸し煮りんごをりんごジャムで和えたものをフィリングにすれば、シートで包んで切れ込みを入れ、溶き卵を塗るだけでアップルパイが作れますよ。

見た目も華やかで簡単に作れるのが、オープンアップルパイです。こちらは生りんごから作ってみましょう。子どもにもお手伝いしてもらってくださいね。今回はオープンアップルパイの作り方を紹介します。

オープンアップルパイ
冷凍パイシート…1枚 
りんご…4分の1 
バター…少々 
グラニュー糖…大さじ1 
溶き卵…大さじ1

  1. 冷凍パイシートを解凍し、全体にフォークで穴をあける
  2. 芯を取ったりんごを5ミリ程度にスライスする
  3. パイシートに溶き卵をうすく塗る
  4. パイシートの両端が1センチ程度残るように、りんごを端から並べていく
  5. りんごのうえにちぎったバターを何か所か乗せ、全体にグラニュー糖をまぶす
  6. トースターで様子をみながら焼く

りんごはある程度重なり合った状態で並べましょう。トースターなら、予熱の面倒もなく様子を見ながら焼くことができます。りんごが焦げるようなら、りんご部分にアルミホイルを乗せて、パイをしっかり焼きましょう。

りんごを並べたりバターを乗せたり砂糖をふったりする作業は、子どもにも手伝ってもらえます。大人が食べる際は、シナモンを振ってもよいでしょう。また、熱々にバニラアイスを添えれば贅沢デザートになりますよ。

子どもが楽しく作ることが、美味しさをさらにUPさせてくれます

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りんごはとても栄養満点で美味しいフルーツです。子どもにお手伝いしてもらいながら楽しく一緒にりんごデザートを作ることで、さらに美味しさがアップしますよ。

ピーラーで皮をむいたり、包丁でスライスしたり、年齢に合わせていろいろお手伝いをしてもらいましょう。

お料理のついでにママとりんごを味見することもまた、楽しみのひとつですよね。休日の午後は、家族の思い出ご飯を増やすためにも、旬の美味しいりんごで素敵なデザートを作ってみませんか。

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