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子産石に守護犬…横浜市にある話題の安産祈願神社をピックアップ

2015/02/08

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横浜市には水天宮2社のほか、神鳥前川神社など安産で知られる神社がいくつもあります。安産祈願に出かけるなら、どんな神社が人気なのでしょうか。

横濱水天宮

横浜の安産神社・水天宮

横濱水天宮は、久留米にある水天宮に代表される水天宮の一です。水天宮は全国各地にある神社で、水と安産の神として親しまれてきました。

特に有名なのは総本宮である久留米水天宮と、東京にある水天宮です。横濱水天宮も、横浜の人々の安産祈願の地として信仰を集めてきました。

水天宮は天御中主神という神様を祀る神社です。この神様は日本神話における最初の神の一で、宇宙創成、もしくは宇宙そのものをつかさどると言われています。妙見様と呼ばれ、北極星や北斗七星の神としても知られています。北は中国の五行説によれば水と深く関係しており、妙見様も水に影響力のある神様として知られてきました。

さらにミクマリノカミと呼ばれる水の神様とも習合されたため、ミクマリがミコモリに通じて、身ごもり・子育ての神として信仰されるようになったそうです。

また水天宮は、平家物語で知られる悲劇の天皇・安徳天皇とその母建礼門院も祭神として祀っています。

横濱水天宮もまた、安産の神社として信仰されています。横濱水天宮の狛犬は、母犬が仔犬にお乳を与えているという珍しい意匠です。

そこで参詣の際は親仔犬を撫でると心が落ち着き安産につながると言われています。またおっぱいの出も良くしてくれるそうですよ。

横濱水天宮の安産祈願

横濱水天宮には年間通して多くの妊婦さんが参詣に訪れます。初穂料は5千円からになり、祈祷を受けることができます。

その際はお札とお守り、水天宮の護符と腹帯・絵馬がセットになったものを授与されます。水天宮では鈴の緒と呼ばれる腹帯を授与しています。

神社の拝殿に下がっている鈴の緒のおさがりを腹帯に使用したところ、大変安産だったという言い伝えがあるそうです。そこで水天宮では腹帯を鈴の緒と呼んでいるのです。

また護符は「いつもじ」と呼ばれる神呪が書かれた神の護符です。陣痛が起こったらこの紙の護符を水で飲むと安産になると言い伝えられています。

腹帯も護符も、安産祈願の授与品です。単体での購入はできないので、欲しい場合は安産祈願を受けましょう。

初穂料が1万円以上になると、木札や破魔矢のほか、可愛い母子手帳ケースもついてきます。また御神楽奉納もありますよ。

持ち込みの腹帯も祈祷を受けることが可能です。また代参ではなく、妊婦本人の参詣が推奨されています。

横濱水天宮は街中にあることもあり、駐車場が大変狭くなっています。公共交通機関を使用するか、車で参詣する場合は注意してくださいね。

横濱水天宮
公式サイト:http://www.y-suitengu.or.jp/index.html
所在地:横浜市南区南太田2-7-29
電話番号:045-743-3838
Google map:https://goo.gl/maps/iJ12H

水天宮平沼神社

みなとみらいの氏神様・水天宮平沼神社

水天宮平沼神社は、横浜市にあるもう一か所の水天宮です。横浜の高島町をはじめとする平沼一体の氏神様として創建されました。

天保10年、この周辺の塩田に流れ着いた祠を守護神として祀ったそうです。この祠に祀られていたのが久留米の水天宮のお札だったため、水天宮と呼ばれるようになりました。その後も平沼の鎮守様として地元の人々から親しまれてきました。港の神社らしく、お社の紋は錨になっています。

水天宮平沼神社の祭神も、水天宮と同じ天御中主神です。さらに安徳天皇を祀り、安産と水難除けの神様として信仰を集めています。

横浜の市街地にある神社にも関わらず、水天宮平沼神社は関東大震災も横浜大空襲も潜り抜けて奇跡的に無事でした。霊験あらたかなパワースポットとしても注目されています。

焼失を免れたため、本殿は文久年間に建てられたものをもとに改修されています。神楽殿は改修されていますが、安産祈願を受ける拝殿は大正2年に建てられたものです。

水天宮平沼神社の安産祈願

水天宮平沼神社では通常午前9時半から午後4時まで安産祈願を受け付けています。土日祝日に重なる戌の日に限り、午前8時から午後2時まで安産祈願を受け付けます。

予約はできません。しかし祭礼や神事がある時・年末年始などは祈祷を受け付ける時間に変動があったり、待ち時間が長くなったりします。

公式サイトに祭礼の案内も掲載されています。実際に参詣する際はあらかじめ確認しておくと良いでしょう。

事前の申し込みはできません。また、妊婦本人の申し込み以外はできないので、注意しましょう。初穂料は7千円からになります。

腹帯は持参したものを祈祷してもらえます。新品か、洗いたての清潔なものを持参して祈祷を受けましょう。

水天宮平沼神社では、安産祈願を2家族以上同時にすることはありません。安産祈願は必ず1家族だけの受付になります。

水天宮平沼神社
公式サイト:http://www.hiranuma-suitengu.or.jp/index.html
所在地:横浜市西区平沼2-8−20
電話番号:045-321-8895
Google map:https://goo.gl/maps/rmh7D

相州春日神社

神の鹿がいる春日神社

相州春日神社は、奈良県の春日大社から勧進された神社です。春日神社と同じくタケミカヅチ・フツヌシ・アメノコヤネ・ヒメノカミという三柱の神様が祀られています。タケミカヅチ・フツヌシという二柱の神様は、勝負事に勝つ武神です。一方アメノコヤネという神様は、学問の神様です。

そして、ヒメノカミはその名からも判るように女神様です。この神様は大変神徳が高い安産の神様として知られ、春日神社は安産の社として親しまれてきました。

奈良の春日大社は神の使いとしてたくさんの鹿がいることで知られています。相州春日神社も鹿がシンボルになっており、いたるところに鹿のイメージが使用されています。また実際に奈良の春日大社から、神鹿の血をひく子孫鹿を下賜されており、神鹿苑で飼育されています。

この鹿たちも鹿せんべいが大好きです。社務所で100円で購入でき、せんべいを食べるとお辞儀をするそうですよ。参詣の折にはあげてみてはいかがでしょうか。

相州春日神社の安産祈願

相州春日神社は安産の女神として名高いヒメノカミを祀っているため、安産祈願に訪れる人も少なくありません。

安産祈願の折は初穂料5千円からになります。祈願を受けると、腹帯と安産守りを授与されます。戌の日以外でも参詣可能です。

参詣した際、おみくじを引いてみましょう。万一凶のおみくじが出た時も、相州春日神社には吉替えの網という不思議な網があります。

この網におみくじを結ぶと、凶のおみくじも吉に変えてしまうという霊験があるそうですよ。安心しておみくじが引けるのではないでしょうか。

相州春日神社
公式サイト:http://soushu-kasuga.floppy.jp/index.html
所在地:横浜市戸塚区俣野町700
電話番号:045(851)9505
Google map:https://goo.gl/maps/n48bX

神鳥前川神社

夫婦神を祀る神の鳥の神社

神鳥前川神社は「しとどまえかわ神社」と読みます。難しい読み方の神社ですが、その名前は神社の祭神に関係しています。

神鳥前川神社は、日本武尊を祀る神社です。日本武尊と妻であるオトタチバナヒメを祀る夫婦神の神社です。日本武尊は日本神話の中で、死して白鳥になったと伝えられています。そこで白鳥は日本武尊を象徴する神の鳥として認識されるようになりました。

そこで白鳥が神鳥と書かれるようになったと言われています。シトドとは霊鳥とされる野鳥の一種の名前で、神鳥が転じてシトドと呼ばれるようになったようです。

日本では熊野神社の象徴である八咫烏をはじめ、酉の市で知られる鷲神社など、鳥が神格化されることが少なくありません。

日本武尊伝説に端を発する白鳥の神格化もそのひとつでしょう。神鳥前川神社がある地域は、青葉区しらとり台と呼ばれています。

また神鳥前川神社は、イザナギ・イザナミの夫婦神も祀られています。大変仲が良かったと言われる日本武尊とオトタチバナヒメにちなみ、夫婦和合はもちろん安産・子授けの霊験も知られてきました。

神鳥前川神社の安産スポット

神鳥前川神社は二組の夫婦神を祀っているため、安産祈願のお社として親しまれてきました。それだけではありません。境内にはいろいろな安産スポットがあります。

神社の境内には、仙元社という神社が祀られています。浅間様と呼ばれることも多い、霊峰富士山を祀る神社です。

富士山の祭神は美女で知られるコノハナサクヤヒメです。コノハナサクヤヒメは、安産の女神として大変名高く、仙元社も安産のお社として親しまれるようになりました。

また神鳥前川神社の仙元社には、守護犬(まもりいぬ)という可愛い犬の石像が安置されています。妊婦さんがひと撫ですると安産できると言われているそうですよ。

守護犬には無事安産を済ませたママたちが結んだお守りがたくさんさげられています。安産の後でお礼参りをした際は、お守りを結んでお返ししましょう。

さらに仙元社には子産石という石が安置されています。富士山から産み落とされたという不思議な霊石です。この石は次々に子石を産んで増え続けるという伝説があるそうです。安産祈願の際は子産石も使用するそうです。

神鳥前川神社の安産祈願

神鳥前川神社では事前に安産祈願の連絡をしておくとスムーズに祈祷を受けることができます。妊婦さんは体調が不安な場合もあるので、できるだけ待ち時間は少ない方が良いですよね。

直接参詣に出かけると、長時間待つこともあります。特に戌の日や吉日の土日は混みあうので注意が必要です。1、2日前までに連絡しておきましょう。

また新年や七五三の時期は大変混みあいます。平常通りの祈祷時間ではなくなるので注意しましょう。

初穂料は5千円より、7千円・1万円となっています。木札は7千円よりついてくるので、参考にしてくださいね。

神鳥前川神社
公式サイト:http://www.shitodomaekawa.com/
所在地:横浜市青葉区しらとり台61−12
電話番号:045 -983- 0707
Google map:https://goo.gl/maps/Ava1T

横浜熊野神社

鶴見区にある熊野神社

横浜熊野神社は、関東総鎮護・横浜総社・横浜総氏神の神社です。大変古い歴史を持ち、1200年前に紀州熊野神社から祭神を勧請したとされています。

その後、徳川家康も江戸に入る際に横浜熊野神社に立ち寄って国家の安穏を祈願したと言われている由緒ある神社です。

横浜熊野神社の祭神は、イザナギ・イザナミの神と、国常立神と呼ばれる神です。国常立神は日本神話の最初に出てくる根源の神様の一で、大地をつかさどるとされています。さらにイザナギ・イザナミの夫婦神を祀り、夫婦和合や子孫繁栄に霊験があるとされています。また神社には親子の龍の彫像・子引きの龍も安置されています。

横浜熊野神社の安産祈願

横浜熊野神社では、安産祈願は予約制になっています。2、3日前までに電話のほかFAXやメールで予約申し込みをしてください。申込書は公式サイトでPDFファイルをダウンロードできます。メールアドレスも公式サイトに掲載されています。

横浜熊野神社では安産祈願の初穂料は5千円よりです。紅白の蝶結びののしに妊婦さんの名前を書いて奉納しましょう。

戌の日でなくても祈祷は受けられます。また代参でも祈祷を受けることは可能なので、体調がすぐれない妊婦さんは無理をしないようにしましょう。

安産祈願を受けると、お守りと岩田帯を授与されます。持ち帰り、戌の日を選んで巻き始めると良いですね。

京浜急行鶴見市場駅から徒歩1分の好立地です。カーナビは地名検索でなければ正確に出ません。電話番号検索は避けて利用しましょう。

横浜熊野神社
公式サイト:http://753.jp/sitemap.html
所在地:横浜市鶴見区市場東中町9-21
電話番号:045-501-8685
Google map:https://goo.gl/maps/rzZeR

星川杉山神社

高台から横浜市をのぞむ星川杉山神社

星川杉山神社は、保土ヶ谷区の氏神様として親しまれてきた神社です。星川杉山神社の祭神は、神代の英雄として知られる日本武尊です。

日本武尊は天皇の皇子として生まれ、その生涯を国内平定の戦いに捧げた武神です。妻のオトタチバナヒメとの悲恋物語も語り継がれてきました。戦いの中で、日本武尊は故郷の地を踏むことなく客死してしまいます。その後魂は白鳥となって飛び立ったと伝えられています。

そんな日本武尊を祀る星川杉山神社は、平安時代に創建されたと言われています。延喜式にも記されている大変格式高い神社のひとつです。

実は星川杉山神社の周辺は、縄文時代から人々がムラを形成していたことが最近の研究で判ってきました。神道が形成されるずっと昔から、この地は人々の信仰の象徴とされてきたのかもしれません。今に至っても多くの人々に親しまれている氏神様です。

公式サイトでは宮司さんと神主さんがコラムを連載しています。さらにfacebookもはじめたそうなので、チェックしてみてくださいね。

星川杉山神社の安産祈願

星川杉山神社では、初穂料5千円より安産祈願を受け付けています。予約は平日のみ可能です。

土日は結婚式が行われることもありますし、年間通していろいろな神事・祭事も行われます。待ち時間が不安な場合は事前に確認しておきましょう。

公式サイトには戌の日カレンダーも掲載されています。戌の日に関わらず参詣は可能なので、体調の良い日にお出かけしましょう。

星川杉山神社
公式サイト:http://www.sugiyamajinja.or.jp/
所在地:横浜市保土ヶ谷区星川1-19-1
電話番号:045-332-2655
Google map:https://goo.gl/maps/W4Xn4

篠原八幡大神

八幡山の頂上にある篠原八幡大神

篠原八幡大神は、港北区の八幡山にある神社です。山の山頂にあるので大変見晴らしがよく、新横浜を見渡す眺望自慢のお社です。森閑とした緑に囲まれた静かな神社で、散策にもぴったりですよ。鳥居から初日の出が上るため、御来光をおがむために初詣に訪れる人も多い神社です。

篠原八幡大神は、鎌倉時代に創建された歴史あるお社です。祭神は応神天皇で、かの神功皇后の息子です。神功皇后は応神天皇を妊娠中に三韓征伐におもむき、見事凱旋してから安産で応神天皇を出産したと言われています。

応神天皇は妊娠中からこの国を平安に導く存在になると言われ、産まれたときにはすでに歩くことができたという伝説が残っています。さらに大変な長寿で、生涯病気に苦しむことが無かったそうです。そこでその神徳にあやかり、篠原八幡大神は子育て八幡として親しまれてきました。

篠原八幡大神の安産祈願

篠原八幡大神は安産祈願に訪れる人も少なくありません。初穂料は5千円からになります。祈祷時間は9時から16時半までです。

参詣の際は事前に確認してから出かけるとよいでしょう。カーナビは正確に表示されないことがあるそうなので、あらかじめグーグルマップなどで確認しておくと安心です。

神社には祈祷待合所と駐車場も完備されています。また公式サイトには新横浜駅をはじめ近隣各所からのバーチャル道案内も掲載されています。活用してみてくださいね。

篠原八幡大神
公式サイト:http://www.shinohara-80000.com/
所在地:横浜市港北区篠原町2735
電話番号:045-421-0859
Google map:https://goo.gl/maps/VhLh2
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