皆大好きな「飴」喉に詰まる危険が!子供を守るためにできる対策

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2016/03/25

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小さい子も大好きな飴。我が家の子供たちも学校や保育園から帰宅したら、必ず飴をなめて一息ついています。ご褒美としてもよく登場する飴なのですが、実は喉に詰まって救急車で運ばれるといったケースがある事をご存知ですか?

私も最近まで知らなかったのですが、救急で働く医師が警告しているツイートを見て危険性を知りました。飴のどのような事が危険なのでしょうか。

飴の窒息事故は、お餅と同レベルの危険性があります

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飴が原因の事故は、窒息事故へと繋がる可能性が高いです。つい数年前はこんにゃくゼリーが老人や子供の喉に詰まって窒息事故を起こすという事が時々あり、メーカーが改善して窒息しにくくなったとの事です。

と同時に乳幼児や高齢者は気をつけて食べるように、という警告文が追加された事が記憶に新しいと思います。赤ちゃんが生まれますと誤飲に注意という話なども耳にしますが、普段飴の事故という話はほとんど聞いた事はないと思います。

お餅に関しての危機感は、毎年お年寄りの方を中心に亡くなるというニュースが流れるので、国民の多くが「喉に詰まるもの」という認識があります。ところが飴はどうでしょうか。喉に詰まる食べ物である、という認識があるとは思えません。

食品による窒息事故の調査結果を調べてみますと、一番多いのはお餅。続いて飴、カップ入りゼリー。最後がパンという結果になりました。カップ入りゼリーと飴が同じくらい窒息しやすい、というのは衝撃的ではないでしょうか。

飴で窒息する事故は思ったよりたくさん発生している、というのがおわかりいただけると思います。

実際に起こった飴の事故をご紹介します

飴を喉に詰まらせる乳児のイラスト

飲食店から貰った飴を何も考えずに子供にあげたところ、いきなり喉に詰まらせてパニックになり、子供の背中を叩いて吐きださせたが本当に怖かった…という話を読みました。

実は我が子も4歳の時に舐めていた飴が突然喉に詰まり、少し呼吸が出来ない状態が発生しました。幸いすぐにそのまま飴が食道を通り呼吸が出来るようになりましたが、もしも呼吸が全く出来なかったらと考えるとぞっとします。

私はツイッターを利用しているのですが、ツイッターの中で救急医療に勤務している医師からの「小さい子が飴を喉に詰まらせて亡くなった。やるせない」という呟きを数回見ました。現場からの声はとても重いものです。

飴をあげるならば「5歳位」からがいいという声があるが、油断は禁物

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街中などで子供を見かけたら飴をくれるおばちゃんがいるように、飴は子供がもらったら嬉しいお菓子のひとつです。ちょっと大きい子が食べていたら、小さい子たちも食べたくなってしまうでしょう。

そして街中でもらったのに「いりません」とはなかなか言いにくいかもしれません。飴自体はある程度大きくなれば窒息するリスクが減ってくるので、年齢に応じた対応をするのがベストだと思います。

とはいえ飴を食べたいという子供もいます。あげるとしたら何歳がいいのでしょうか。私が見かけた救命医療にかかわる医師のツイートからは、5歳になるまではあげないほうが無難です、とありました。

確かに5歳の次男を見ていますと、だいぶ大きくなったので喉に詰まりそうになった場合の対応が自然に身についてきているように思えます。

しかし5歳を過ぎたからと言って一概に安全だとは言えないので、油断は禁物です。実は6歳から12歳でも食品を喉に詰まらせるという事故は発生していますので、5歳を過ぎてももちろん注意は必要です。

棒つきの飴でもそうでない飴でもリスクはあります!

よく棒がついている飴は注意が必要だということを耳にします。確かに棒がささっていると、その飴を舐めながら歩行して転倒し喉に棒が突き刺さるなどのリスクが考えられるからです。

しかし、飴自体が大きいので、普通の飴よりも窒息する可能性は低くなるかもしれません。よって、飴に関しては棒があってもなくてもリスクがあると言えます。

棒があるないに関わらず、”飴を食べている時は動かない””そして5歳になっていない子にはできればあげない”という対策を取ることが、安心に繋がると思います。

飴が詰まってしまった!応急処置として試したい方法

万が一、飴が喉に詰まったら背部叩打法、背部叩打法変法やハイムリック法で詰まった物を除去するやり方があります。

背部叩打法

この方法は乳児に使います。背中を叩いて詰まらせた飴を吐きださせます。乳児をまずうつぶせにし、乳児の顎を自分の手のひらに乗せます。乳児の頭は体よりも低い姿勢に保ちます。もう片方の手で背中をしっかりと叩きます。

赤ちゃんにも活用できる!背部叩打法のやり方

背部叩打法変法

背部叩打法と似たようなものですが、乳児よりも大きい子に使います。自分の膝を立てて、そこにうつぶせの子供のお腹がくるようにし、頭を体より低くします。そしてもう片方の手で背中を叩きましょう。

幼児から使える、背部叩打変法のやり方

ハイムリック法

少し大きい4歳くらいからの子供に関しては子供を背中から抱きかかえ、みぞおちの下の部分を押さえて腹部を圧迫させます。ただし本気で力を入れてしまうと内臓などへの負担が考えられるので注意が必要です。

幼児から大人まで使えるハイムリック法のやり方

普段から知識を身につけて、いざという時に力を発揮しよう

一般的に救急車を呼ぶ、という対応がポピュラーだとは思うのですが、残念ながら救急車は到着までに少し時間がかかります。救急車到着までに、身近にいる大人が対応しているかどうかで、喉に詰まっている子供の命がどうなるかが関係します。

しかも急を要する事態に遭遇した場合に、急いで情報を検索している時間などありません。普段何も問題のない状態の時だからこそ、時間にも余裕があって知識を身につける事が可能なのです。

インターネットで「誤飲」「対処法」といったキーワードで検索し、実践法がイラストつきで書かれているサイトをプリントアウトする、ブックマークに登録する、というように、いざという場面ですぐに使える状態にしておきます。

もちろんブックマークする前に、記事をしっかりと読んでおきましょう。1度でも目を通しているのと通していないのでは、とっさの対応が変わってきます。救急車を呼ぶ前に周りの大人がどんな対応をするかでその子の命がどうなるか決まるのです。

子供を持ったら誤飲・怪我・病気はよくある事です。上手にスマホなどを活用しておきましょう。

飴を食べるときは危険と背中合わせだという事を常に考えておこう

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問題がない今だからこそ、飴が窒息する可能性が高い食品であるという事を認識して欲しいと思います。と同時に、小さい子供に飴をあげるのをもう一度考えてみましょう。

どうしてもあげる、と決断した場合には、万が一喉に詰まらせないように子供から目を出来るだけ離さない事を前提にし、万が一詰まったらといった場合の対処法を身につけておきましょう。知っているのと知らないのでは、安心度が異なります。

飴はなめると口の中で転がりやすくなるため、余計に喉に詰まりやすくなります。大人の私でも一度喉に詰まりかけた事があるのですが、大変苦しくてパニックに陥りました。小さい子ならばより焦るのは当然です。

”5歳になるまではなるべく飴をあげない””5歳過ぎても決して油断はしない”この2点は絶対に忘れないで欲しいと思います。

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