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10ヶ月の赤ちゃん…体重が思うように増えないのはどうして?

2014/12/30

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赤ちゃんの体重ってなんでこんなに気になるんでしょうか。健診に行っても、病院に行っても、「体重は?」と聞かれてしまいます。明らかに増えている場合には、心配はないのですが、「少ないですね」「小さいですね」の言葉は、お母さんに突き刺さります。

赤ちゃんが自分で「元気だよ!」って言ってくれたらいいんですけどね。残念ながら、まだ自分では表現できません。それで、体重を一つの指標とするしかないんですよね。

今回は10ヶ月の赤ちゃんに焦点を当てて、体重が増えない理由、そして、どうすれば増えていくのかを探ってみましょう。

10ヶ月の赤ちゃんはこんな感じ

まずは、10ヶ月頃の赤ちゃんの様子をみてみましょう。

・大泉門が閉じる
おでこの上の方のペコペコした部分が段々固く閉じてきます。頭の骨が硬くなってきている証拠。

・歯が生え始める
1歳前後で、下の前歯2本、上の前歯4本揃っている子が多いようです。個人差があるので、少し遅れていても心配はいりません。

・手先を上手に使って遊ぶ
小さいものを指でつまんだり、左手から右手にもちかえたり、指を動かすのが上手になってきます。哺乳瓶やマグを自分で持って飲んだり、離乳食をスプーンで食べようとする子もでてきます。

・ハイハイが活発になる
ずりばいの過程を経て、床にお腹をつけずに、手足4本を使ってハイハイするのが上手になります。スピードも増して、ちょっと目を離したすきに部屋の隅から隅まで移動することも。

・あんよへの挑戦
足の動きが自由になり、つかまり立ちの姿勢から一歩踏み出して、伝い歩きをするようになります。手を放して数秒立っていられるようになると、2週間くらいで1~2歩歩くようになるでしょう。

それでもまだまだスムーズにはいきませんから、無理には歩かせないようにしましょう。

・言葉がでるようになる
「マンマ」など、意味のある言葉がでるようになります。10ヶ月前後で1語、1歳までには3語くらい言えるようになります。男の子より女の子の方が早くしゃべり始めるなど、個人差がありますから、気にしすぎないようにしましょう。

・細かい表情や動作ができるようになる
喜怒哀楽の感情をあらわすほか、得意げな顔、怖い時の顔などより細かい感情を出せるようになります。これは、大人の真似が上手になったということでもあり、「バイバイ」「オツムテンテン」などをやってみせると、同じような動作をしてくれることでしょう。

・後追いをする
お母さんがそばにいるときは安心し、離れていると不安になります。そのため、ひとりになりそうなときは、ハイハイでどこまでもついてこようとします。姿が見えなければ、声を出して呼んだり、自分の意思を伝えることができるようになります。

体重はどれくらい?

男の子で、身長は68.4~77.8cm、体重は7.6~11.0kgぐらい。女の子では、身長が67.4~75.8cm、体重は7.0~10.2kgぐらいです。

1日平均にしてみると5グラムほどの増加になり、月齢が低かった時のように日に何十グラムも増えることはありません。それでいて、風邪をひいた、下痢をしたなどの生理現象によって、100~200グラム減少することがあるのです。

体重は増えなくても大丈夫?

10ヶ月の赤ちゃんの様子をみるとわかる通り、色々な動きができるようになり、手足をたくさん使うようになりますよね。声を出したり、動き回ることで消費するカロリーはぐんと増えます。

それに加え、身長は1ヶ月に1センチほど伸びますから、見ようによっては、ほっそりしたように感じられるかもしれません。

離乳食は1日3回食まで進んでいるのが標準とされています。そのあとに、ミルクも与えますから、食べる量は増えていることでしょう。

でも、それ以上にエネルギーを使っているために、食べていてもなかなか体重増加に反映されないということもあります。

では、赤ちゃんの健康状態を何から測ればよいのでしょうか。それは次のようなことです。

  • おしっこがきちんと出ている(1日6~8回)
  • 元気に動いている
  • 思いっきり泣いたり、笑ったりしている
  • 機嫌よく遊んでいる

このような様子が見られれば、基準から多少外れていても、まず心配はいらないようです。逆に次のようなことが気になるときは、医療機関を受診しましょう。

  • 体重が極端に減少した
  • 元気がない
  • ぐったりしている

それでも体重を増やしたい場合は?

食べる量を増やそうと思っても、赤ちゃんは必要な分だけしか受けつけてくれませんよね。ですから、回数を増やして、時間をあけながらちょっとずつ与えてみましょう。

また、赤ちゃんの成長に必要な睡眠が充分とれているかもチェックしてみましょう。

医療機関に相談しに行くときは、毎日の食事の種類や量、回数を記録したものを準備しておくと、アドバイスがもらいやすいようです。

周りの大人を見渡してみても、様々な体格の人がいますよね。それが当たり前のはずなのですが、赤ちゃんのこととなると体重が多い方がお母さんは安心なのです。

しかし、毎日体重計とにらめっこしていては、肝心の我が子の成長を見逃してしまうかもしれません。たまには、数字から離れて、実際の赤ちゃんの様子をじっくり見てあげましょう。

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