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上皮真珠?歯から出血?赤ちゃんのお口にまつわるトラブル

2014/07/06

可愛い赤ちゃんの笑顔は何度見ても飽きませんが、その笑顔を見ている時に、口に違和感を覚えたことはありませんか?歯が生え始めの頃もそうですが、生後数か月でも、赤ちゃんのお口に関するトラブルは意外と多いもの。さて、どんなものがあるのでしょうか?

上皮真珠

赤ちゃんの歯茎にできる直径数ミリの白い塊で、生まれてすぐから数か月くらいの頃に見つかることが多いです。真珠と名がついていますがそんなに硬いものではなく、時間が経つと吸収されてしまいますから、特に処置などは必要ありません。

そのままにしておいても、歯並びや顎に影響があるということもないのでご安心を。大抵歯茎にできる上皮真珠ですが、時々上顎のど真ん中にできる『エプスタイン真珠』というのもあります。

先天性歯・新生児歯

乳歯は通常、生後半年ごろに生えてきますが、生まれつき歯が生えている。生後間も無く歯が生えてきた、ということが時々あります。この生まれつき生えていた歯を『先天性歯』、生後すぐに生えてきた歯を『新生児歯』といいます。

通常と変わらない白い歯であることもありますが、黄色っぽい色で根っこがほとんどないためグラグラしていることが多く、抜歯の必要があります。また、たとえグラグラしていなくてもまだ歯としての役割を全うできませんし、おっぱいやミルクを吸う時に舌に当たって潰瘍ができてしまうことがあります。

こうなると授乳のたびに赤ちゃんはとても痛いので、何らかの処置が必要になりますから、先天性歯・新生児歯を見つけたら、なるべく早く歯医者さんで診てもらいましょう。

萌出性歯肉炎

乳歯が生える時に歯茎に炎症が起きるものです。乳歯が歯茎から顔を出す時にできる、歯と歯茎の間の小さな隙間に食べカスや汚れが入り込み、そこで雑菌が炎症を起こすのが原因です。歯茎が腫れ、出血があることも。

歯肉炎は何より清潔にすることが第一なので、毛先の柔らかい歯ブラシで磨いてあげるといいでしょう。また赤ちゃんは、抵抗力の落ちている時には普段は平気な雑菌にも負けてしまいがち。

鼻風邪を引いていたり、最近お出かけが続いて疲れたかな?という時には、体を温めてあげる、いつもより多めの水分をとらせてあげるということも大切です。

上唇小帯

上唇小帯というのは、上唇と歯茎を結んでいる筋のことです。

赤ちゃんの頃はこの筋が歯の近くについており、顎の発達とともに上の方に移動するのですが、これが移動せずに歯の近くにあるままで、筋が太いと歯並びに影響する、唇の動きが制限される、歯が磨きにくいため虫歯になりやすいといったこともあり、歯医者さんによっては切除手術を勧めるところもあるようです。

手術は麻酔をして切除、縫合という方法で、15分程度で終わる簡単なものですが、お子さんにとっては大変なことです。経過観察と言われているのであれば、お子さんが納得して手術を受けられる年齢まで待ってもいいかもしれませんね。

ハイハイや歩き始めごろに顔から転ぶと、真っ先に切れるのも上唇小帯です。手術が必要かも、と言われていたとしても「切れてラッキー!これで歯医者さんに行かなくてもいいわ!」と思わずに、一応歯医者さんには診てもらいましょうね。

手足口病・ヘルパンギーナ

赤ちゃんのうちは、口の中にでき物ができる病気もあります。手足口病は夏場にかかりやすい病気で、手や足、口の中に水泡ができます。口内の水泡はほっぺたの内側、見えやすいところにできることが多く、高熱が4日程度続くことが多いですが、全く出ないこともあります。

ヘルパンギーナは乳幼児に多い病気で、喉の奥、顎の粘膜に水泡ができて痛みます。4日程度高熱が出て症状は落ち着きますが、喉の奥にできた水泡が潰れるので痛みは続きます。どちらも口や喉の痛みで食欲が落ちます。水分補給だけはしっかりとしてあげましょう。

なるべく刺激が少なく、喉越しの良いゼリーなど、食べやすいものを出してあげましょうね。ジュースは、オレンジなどの柑橘系は刺激になってしまうこともあるので注意。また冷たいものはいいのですが、冷え過ぎたものは口に入れると痛いことがあるので、控えた方がいいかもしれません。

赤ちゃんのお口のトラブルは、痛いものから痛くないものまでいろいろ。特に問題のないものもありますが、痛かったとしても、泣くことでしか訴えられないのが赤ちゃんですから、どうしても泣き止まない時には、お口をチェックしてみると思いがけない原因が見つかるかもしれませんね。

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