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発達を促す鍵は「お友だち」!?赤ちゃん同士が与え合う影響とは

2015/06/10

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生まれた時には何もできなかった赤ちゃんは、首がすわり、寝返りをうち、はいはいをするようになり…とどんどん成長していきます。

振り返ってみると「いつの間にかできるようになったな」ということが多いのですが、よく「少し月齢が上の子と遊ばせると急に出来るようになった」といった経験を聞くことがあります。

別に教えてもらうわけでもないのに、そんなことが本当にあるのでしょうか?赤ちゃん同士が与え合う刺激についてちょっと探ってみましょう!

出来るようになった!実例集

そんな話聞いたことないけど…というあなたのために、不思議なエピソードをご紹介します。

午前中には伝い歩きしかできなかった子が、お友達のお家に遊びに行ってその子が歩いているのを見てその日のうちに急に歩けるようになった!
保育園に見学に行ってみると、翌日ずりばいをするようになった!
支援センター、お友達のお家、イベントなどで他の赤ちゃんと交流をした後には、必ず「あれ?」と思うような変化がある。

こういった話はとてもよく耳にします。今まで意識したことがなくても「そういえばそうかも…」と心当たりがある方もいらっしゃるのでは?

何で出来るようになる?

そんなに関わり合っているように見えない赤ちゃん同士。でも刺激になっていることは間違いないようです。これってなぜ?

ある犬の場合

この不思議な現象を理解するためにはちょっと動物の世界を覗いてみましょう。

あるTV番組で犬のしつけをしているところを見ました。その犬(Aくん)は知らない人に対して警戒心が強く、興味がありながらも逃げてしまうという状態。

それを改善するためにインストラクターの方が、人に対してフレンドリーな別の犬(Bくん)を連れて来て、お客さんに撫でてもらって嬉しそうにしている様子を見せました。

Aくんは真剣にじーっとBくんを見て「大丈夫なんだ」と少し警戒心を解き、他のお客さんが来ても自分から近寄っていくようになりました。

AくんはBくんから「知らない人への接し方」を「見て」学んだんですね。

これはまさに本能!

先ほどの話はほんの一例。言葉を持たない動物たちは母親や兄弟の様子を見よう見まねで学んでいくのが当たり前なんですよね。動物が持つ本能です。

私たち人間は動物たちとは違い、つい言葉に頼りがちなんですが、赤ちゃんの頃は自分の目で見た情報からどのようにすればいいのかを学んでいくんですね。

この本能をうまく刺激してくれるのが、少し発達の程度が進んだ赤ちゃん。一緒に遊ぶのはまだ難しいですが、同じ場にいてお互いを「見る」だけで多くの刺激を与え合っているんです!

親子で出かけよう!

自分の子の発達が標準より遅いとちょっと気になってしまい、どうしたら出来るようになるのかなと働きかけてみたくなるのが親ごころ。でもそんな時、本当に効果的に発達を促してくれるのは「他の赤ちゃん」なのかもしれません。

それなら積極的に赤ちゃん同士が関わり合える場所に出かけていきませんか?

ママ友を作るなんて煩わしい、人付き合いが苦手だから…と家にこもってしまうママも意外と多いですが、他の子が遊んでいる公園などに行くだけでもいいんです。

ママ同士の付き合いが嫌だからと我が子の成長のチャンスを奪ってしまうなんて、ちょっともったいないですよね。

まだ小さいうちは一日一日、いろいろな刺激を受けながらどんどん成長していきます。その毎日を充実したものにするためにも、ぜひ他の赤ちゃんに会える場に行ってみましょう!

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