託児所付きの職場で仕事を探そう!事業所内託児所という選択肢

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2017/02/13

結婚しても、出産しても、働き続けることを選ぶ女性が多くなりました。それでも、出産を機に1度今までの仕事を辞めたという方もいますよね。

産後、子供との時間も大切にしたいから、まずはパート勤務で働き始めたいと思い始めたけれど、不安や疑問がいっぱいというママは多いのではないでしょうか。

  • まだ仕事をしていない状態だけど、保育園には入れるの?
  • それとも仕事探しを先に始めるべきなの?
  • パートの短時間労働だと、やっぱり保育園には入りにくいのかな?

このように、悩んでいるママもいるのではないかと思います。

小さい子供の育児中に、職探しと保育園探しを同時進行させるのは大変…という方もいるでしょう。育児と家事で多忙な中、できるだけ余計なストレスは抱えたくありませんよね。

今回は、そんな方に「事業所内託児所」について、仕事の種類や内容、求人の探し方についてご紹介します。

保育園探し「保活」は点数制の地域ほど困難!

住んでいる地域によって差はありますが、やはり保育園探しは厳しいというところが多いですよね。

待機児童が多い地域では、保育園に入るために環境、状況に対し点数がつけられ、入園できるかどうかが判断されます。

一例として、さいたま市の点数制度を調べてみました。

  • 父母それぞれの就労状況を点数化
  • 就労時間により点差が設けられている(4時間未満15点に対し8時間以上は20点)
  • 週に就労する日数が5日以上であれば点数が加算される
  • 現状、すでに無認可保育園など、外部に保育を委託しているか否かにより点数差が生じている(無認可保育園に預けている場合、点数が高い。自宅で保育をしている場合と比べると最大で5点差の開き)
  • 保育を担える祖父母の有無により点数が加算される

(参考:さいたま市平成29年度保育施設利用調整基準表)

このように、事細かに記載し、数値化されるのです。

私の周りには、「とりあえず無認可に入れてから認可園に転園させたい」と話しているママがいましたが、それは「点数が加算されると認可園に入れる確率が上がるから」という理由だったわけですね。

なお、無認可園ですらキャンセル待ちで入れないという自治体も都市部には少なくありません。

また、保育園が不足している自治体においては、新年度スタートから入園させられないと、まず入ることが出来ません。その段階で定員を満たしてしまうからです。

年度途中での入園は、退園、転園などで欠員が出た場合、キャンセル待ちのママたちの中から選ばれたら…という、かなり狭き門となります。

そのため、育休が1年と定められていても、子どもの誕生月によっては、その時点で保育園に入れるとは限らないのです。

このように、仕事復帰が決まっているママですら、子どもの誕生月のタイミングや、点数が低かったなどという理由で入園させられず、やむなく退職せざるを得ないという事態が起こっているのです。

それでも、すでに復職先が決まっていれば、保育園探しだけをがんばればいいのですから、エネルギーを集中させられます。

しかし、仕事が決まっていない場合、点数が低くなるためになかなか保育園も決まらない…預け先が決まっていないから仕事もなかなか決まらない…という無限ループに陥ってしまいます。

その勤務体系がパートタイムの場合、さらに点数が低くなるために、状況が厳しくなる可能性が上がってしまうわけですね。

保活に必死になるあまり、「せっかくの赤ちゃんと過ごせる育休期間を、保育園調べ、点数稼ぎのために使わないといけないことが辛い」と悩むママもいます。

保育園には入れたけれど、集団生活の洗礼を浴びて、仕事は休み続きに

保育園には何とか入れることが出来た!…と安心したのも束の間、子どもが病気の洗礼を浴びてしまって困った、という話もよくあるものです。

保育園をお休みさせ、自分も仕事を休み…それがたびたび続いてしまう。保育料は出ていき、けれども収入はない…。

何のために仕事を始めたんだろう、という状況になってしまった、という話もよく聞きます。

たびたび仕事をお休みすることを受け入れてくれる職場なら良いけれど、どうしても今月はこれ以上休めない…と急きょ病児保育を利用した、という経験を持つママもいます。

事業所内託児所をご存知ですか?従業員の子どものための託児所です!

そんな子育て中のママにオススメの職場が、事業所内託児所を整備している職場です。最近、保育園不足問題の解決のため、こうした設備を整える会社が増えてきています。

その多くが、1歳児から保育可としています。(0歳児にはさらに特別な配慮が必要となってくるため)

「でも、そういうところって、大手とか大企業とかでしょ?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか? いいえ、そうとは限らないんです!

託児所付きの求人の探し方!3つのポイント

託児所付きの職場を見つけて働きたい!と思ったら、すぐに求人のチェックが必須です。

探し方についてのポイントを押さえて探しましょう。

1.役所の女性の就労支援を利用する
女性の社会進出を促進している自治体は多いです。そのため、女性の再就職支援のための窓口を備えている自治体もあります。子連れで相談に行けますし、もちろん費用もかかりません。住んでいる自治体に窓口がある場合、利用してみましょう。
2.地元密着の求人ペーパー、フリーペ―パーをチェックする
地元企業の中には、求人ペーパーやフリーペーパーの求人コーナーに情報を掲載しているところがあります。インターネットやハローワークでは出てこない情報を得られる場合がありますので、入手できる場合はチェックしてみましょう。
3.ネットで「○○(自治体名) 託児所付き」などと検索する
私自身、やはりネットで見つけました。このときのポイントは、はじめから求人サイトで検索しないことです。

現在、メジャーなものだけでも、求人サイトの数は多いですよね。しかし企業側は、そのすべてに求人情報を掲載しているわけではありません。

そのため、いきなり特定のサイトで検索するのではなく、まずはGoogleなどから、「○○市 託児所完備」「○○市 パート 託児所付き」と検索してみてください。

該当する情報があれば出てきますので、そこからそのサイトであらためて詳しい条件を入れて絞り込みましょう。メジャーではない求人サイトに、地元の企業が求人募集を出しているところに出会えるかもしれませんよ!

私の例ですが、同様に調べた結果、車で5分ほどのところにある弁当屋の配達の仕事を見つけました。保育料は1日200円で、午前のみの仕事です。

このように、決して大企業ではない地域に根ざした中小企業にも、人員確保のため、託児所を備えている職場は実はあるものなのですね。

事業所内託児所がある勤務先の例6つ

具体的に事業所内託児所がある職場にはどのようなところがあるのでしょうか。代表的なものを6つご紹介します。

ヤクルト
これは働きたいママなら、一度は求人を見かけたことがあるかもしれません。託児所がある勤務先として、もっとも有名なのでは、と思うくらい、あちこちで求人を目にします。

勤務時間は朝~夕方と長め。がっつり働きたい人向けになるかと思います。保育料も6000円程度からと、無認可保育園に比べれば安めです。

新聞販売所
新聞社で、働く女性に特化した店舗があること、ご存知ですか?営業、夕刊配達、集金スタッフが利用できる託児所が店舗内に整備されています。保育料は無料~おやつ代の数百円程度と、安価なことも魅力です。

勤務時間は業種によりますが、少ないものだと1日数時間程度なため、預けることに抵抗がある人でも、気晴らし感覚で働くことが出来ます。

コープ
店舗によりますが、託児所を備えているところもあります。保育料は一例として、1時間150円。

店舗販売スタッフや事務、倉庫スタッフや配送スタッフなど、就業可能な業種もさまざまなので、募集している店舗によっては自分に適した職種を選ぶことが可能です。働く時間は業種によりますが、朝から昼過ぎ、朝から夕方までが大半です。

病院
これは資格をお持ちの方限定にはなりますが、看護師、介護関連の職種は、人手不足であったり、夜勤があったりするためなのか、院内に託児所付きと謳っている求人がよく見られます。
保育園
こちらも要資格者になります。保育士不足のため、保育士として働きながら、自分の子どもはスタッフ用の託児所に預けられる職場もあります。

また、事業所内託児所などの保育士の場合、自分の子どもを連れてきて働くことができる職場もあります。ただし、自分の子どもと仕事のときは離れていたいという方には、そのような職場は不向きかもしれませんね。

某大手ショッピングモール
まだまだこれから広がっていく途上ですが、モール内に従業員用の保育施設を作る動きが見られ始めています。

すでに整備されている店舗もありますので、一度お近くの店舗はどうなのか、調べてみてはいかがでしょう。

一般的な保育園だと土日祝や、遅い時間帯に預けることができないことも多く、接客販売員がシフトに制約ができることが多いため、整備を進めているようです。今後ますます増えていく可能性が高い職場であるといえるでしょう。

事業所内託児所で、どうやって過ごしているの?子どもの過ごし方

預けられている間、子どもがどのように過ごしているのか、気になりますよね。

事業所内託児所の場合、下記2つのパターンに分かれます。

  • 保育園のように保育プログラムをある程度組んだ保育を実践している園
  • あくまで一時預かり場所というスタンスで、自由に遊ばせている園

前者は、預けるママたちの仕事時間が長時間かつ固定の職場の場合に多いです。(ヤクルトなど)

反対に後者は、シフト制など、利用するママの勤務時間がバラバラの場合や、2~3時間程度の短時間勤務の場合に多くなっています。

シフト制の場合、入れ替わり立ち替わり子どもが預けられたり帰って行ったりするわけですから、保育プログラムを組んで保育をすることは難しいといえるでしょう。

自由遊びの場合も、子どもは放っておかれているわけではありません。私の子どもは、先生が折り紙でさまざまなものを作ってくれ、一緒になって遊んでくれることが嬉しいようです。

事業所内託児所の先生は、どんな人?

なお先生の数ですが、1歳児が多い託児所の場合、必要となる人数が増えるため考慮されている場合が多いです。

しかし2歳以上の子どもが多い場合は、多人数の子どもに対し、先生が2人程度と少ない託児所もあります。

保育士資格や幼稚園教諭資格など、先生の資格の有無も託児所によって異なります。

全員が資格保持者という託児所もありますが、無資格者の勤務する託児所もあり、先生のシフトによっては、資格者が勤務していない日が発生する場合もあります。

また、私の利用した託児所がそうだったのですが、自身の子どもも連れてきて働いているママ先生がいる託児所もあります。

そのような場合、先生の年齢は若いですが、大半は子どもが高校生、大学生と成長した先輩ママが先生であることが多いように感じます。

先輩ママである先生と仲良くなれると、子育てについての経験談を聞くことができたり、子育ての相談にのってもらえたりもできます。働くママの気持ちをわかってくれる先生も多いため、気持ちが楽になることもありますよ!

ママ大助かり!事業所内託児所のメリット5つ

事業所内託児所のメリットは、どんなところでしょうか?

  1. 仕事前後に保育園への送り迎えする必要がない
  2. 仕事を休んだときには保育料がかからない
  3. 事業所内託児所にいる他の子とママの顔がわかりやすい
  4. 職場が働くママに理解がある
  5. 夏休み中に使える

こちらについて見ていきましょう。

1.仕事前後に保育園への送り迎えする必要がない

事業所内託児所は、職場内の一室や職場に隣接した建物にあることが多いです。そのため、送り迎えと通勤とが同時に済ませられます。

勤務時間と保育園の預かり可能時間との兼ね合いがうまくいかないという問題が生じないことも、事業所内託児所のメリットです。

また保育園に通わせる場合、必ずしも希望する園に入れるとは限りません。そのため、職場と保育園とが自宅から真反対になってしまう可能性もあるのです。

送り迎えにかかる時間を節約できることは、家事育児で忙しいママにとっては助かりますね。

2.仕事を休んだときには保育料がかからない

月謝として支払う形式の託児所は別かもしれませんが、パート勤務向けに備えられている多くの事業所内託児所が、日払いや時間払いとなっています。

そのため、「インフルエンザで1週間休まなくてはならなくなった!」というようなときにも、出費だけがかさむといったことはありません。

【私の職場仲間の体験談!】
子供を保育園に入れて働き始めたけれど、しょっちゅう体調不良で休ませることに。保育園は月謝のため、1ヶ月に数回しか通えなかった場合でも、通えた場合と同額の保育料を払わなければなりません。そのため、赤字になる月もあったようです。

有休や看病手当などのないパート勤務の場合、休まなければならなかった分の給料は発生しません。

このようなことが続くと、家計のために働き始めたはずが、保育料で赤字になってしまうということも起こりえるのです。

3.事業所内託児所にいる他の子とママの顔がわかりやすい

小所帯の場合が多い事業所内託児所は、同じ勤務先に勤めている人の子どもしかいないため、どの子が誰の子かわかりやすいです。

「ケンカして引っかかれちゃった!」というようなときでも、ママ同士、直接謝ることができることは、気持ちが楽な点ですよね。

4.職場が働くママに理解がある

そもそも託児所を備えてくれているので、従業員にはママが多く会社側も理解がある程度あるものです。

子どもの幼稚園行事がある、熱を出したなどの仕事を休まなくてはならない事情も、ある程度強気で申し出られる面があります。

5.夏休み中に使える

託児所による話にはなりますが、普段は幼稚園や小学校に通っているため利用していないけれど、1人で留守番させることはまだちょっと不安……というちょっぴり大きな子どもも、夏休みなど長期休暇の際には利用できる場合があります。

学童保育を利用しない時間帯だけ働いているというママには、夏休み問題は必ず浮上してくるものなので、預け先があると安心ですよね。

なお、幼稚園児までの年齢の子供は、預かってもらえる託児所が多いです。(小学生は応相談の場合が多い)

そのため、経済的な理由や早生まれなどで2年保育を選択しても、入園までの1年間、事業所内託児所に通わせることが可能です。

事業所内託児所があるために入園を1年遅らせたというママもいます。

ちなみに、私は今までに事業所内託児所を2ヶ所利用していますが、1ヶ所は小学校3年生までと決められており、もう1ヶ所は小学校低学年くらいまでというざっくりしたルールになっていました。

そのときに利用している子供の年齢層によって、保育可能な年齢を柔軟に変更している託児所もあり、先生との相談次第で預かってもらえる場合もあります。
(1歳児ばかりが利用しているところの場合、小学生はNGなど)

また、夕方から夜8時くらいまでという遅めの仕事の場合、小学生も預かってもらえる場合が多いです。

学校帰りの子供を連れて出勤し、託児所で決められている時間帯に持参した夕飯を食べさせておいてもらえる託児所もあります。

教育方針にこだわりがあるママほど、気になるかも…事業所内託児所のデメリット4つ!

ではデメリットにはどんなものがあるでしょうか?

  1. 屋内でのみ過ごすことが多い
  2. ゲームやテレビに親しんでしまう
  3. 多少の熱ならば出勤を求められる場合もある
  4. 市販品のお菓子を出されてしまう

託児所付きの職場を検討している方は、必ず確認をされることをおすすめします。

1.屋内でのみ過ごすことが多い

すべての事業所内託児所に当てはまるわけではありませんが、保育中は屋内でのみ過ごす場合が多いです。

一般的な保育園ですと、園庭で遊べたり散歩に連れていってもらえたりするため、外遊びをさせたいという点から見ると、物足りないですね。

2.ゲームやテレビに親しんでしまう

こちらも託児所によりますが、テレビでDVDが流されているところもありますし、携帯ゲーム機を託児所に持ち込んでいる子がいる場合もあります。

できるだけ遠ざけておきたいというママにとっては困るポイントになるでしょう。

なお、子ども同士のトラブル防止のため、おもちゃの持ち込みを禁止している託児所もあります。気になる場合は事前に確かめておきましょう。

3.多少の熱ならば出勤を求められる場合もある

感染性のない場合に限りますが、どうしても人手が足りない場合、託児所に子どもを寝かせておいてもらった上で、出勤を求められることもあります。

「どうせ家にいても寝ている姿を見守るだけだから、むしろ預かってもらって働けるのは嬉しい」という考えのママもいれば、「そういうときは絶対に休んでそばにいたい」という考えのママもいるかと思います。

デメリットと感じるかどうかは人それぞれでしょう。

4.市販品のお菓子を出されてしまう

昼から夕方まで勤務する場合、午後3時におやつの時間を設けているところもあります。

各家庭で用意してきてくださいという託児所もあるかもしれませんが、私が利用したことのある託児所では、ケンカ防止のため、託児所側が用意しているお菓子を同じだけ分けて食べるという方針を取っていました。

そのお菓子は市販品になるため、食物アレルギー、1、2歳児にはチョコを与えないなど、最低限以外の配慮は期待できないと思っておいた方がいいかと思います。

スナック菓子は絶対にあげたくない!という方針を持っている場合、おやつ時間にかからないように勤務することが可能なのか、おやつ時間がない託児所を選ぶのか、持参することが許可されているのかなど、優先順位で折り合いをつける必要があります。

業所内託児所も視野に!少ないストレスで保活をスムーズに進めよう

正社員としてフルタイムで思い切り働きたい!という場合は、保育園にも入りやすいかもしれませんね。

でも、子どもが小さいうちはパートタイムで融通を利かせながら働きたい、子どもと過ごす時間を多く持ちたい、という考えのママだっていますよね。

パートタイムだと、収入と保育料のバランスが…。保活に悩むストレスがしんどい…。そんな風に悩む人にこそ、事業所内託児所完備の職場はオススメ出来ます。

自分に合った働き方を選んで、仕事も子育ても充実させたいおのですね!

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