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肌に合わないとかぶれることも!赤ちゃんに安心なオイルの選び方

2015/10/08

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赤ちゃんの肌ケアやマッサージに「これならいいかな?」とベビーオイルを使ってみたら、後で赤ちゃんのお肌がかぶれて真っ赤になってしまった!という経験がありませんか?

実は私もその一人。赤ちゃんとママが辛い思いをすることがないように、安全なものをどのように選んでいけば良いのか、オイルについて勉強していきましょう!

「中途半端な知識でやってみたら…大失敗!」の経験談

ではその「真っ赤になっちゃった」経験からお話していきましょう。

「ベビーオイルだから大丈夫」と信じて疑わなかった私

今はもう9歳になる娘が生後2か月位の頃でしょうか。ベビーマッサージって赤ちゃんにもママにもいい効果があるらしいと知った私は、近所のドラッグストアで手に入れた「ベビーオイル」を使って娘の脚全体をマッサージしてみました。

いきなり?…そうです。いきなり。パッチテストをした方がいいということすら頭に浮かびませんでしたね。ベビーオイルというからには赤ちゃんに使っても大丈夫だと信じていましたので。

すると翌日、娘の太ももの辺りが真っ赤になってしまいました…。幸いすぐに治りましたが、これは昨日のマッサージのせいに違いない!と思った私は色々と(遅いんですが)調べてみることにしました。

ベビーオイルに含まれている「ミネラルオイル」は石油⁉

マッサージのやり方にばかり気を取られていてどんなオイルを使うかということはそんなに気にしていなかったのですが、改めて成分表示を見てみると何なのか分からないものが色々入っていたんですね。

今ドラッグストアでは同じ商品を置いていないので、当時私が購入したものは何か問題があったのかもしれません。

そして当時知ったのが、そのオイルの成分として一番最初に書いてあった「ミネラルオイル」は鉱物油、つまり石油を精製して作られたオイルであるということ。

これが原因⁉(実際はどうか分かりませんが)と正直思いました。そしてそのオイルは油汚れの掃除などに使うことにして肌ケアに使うのはやめました。でもミネラルオイルって本当に良くないもの?次からはそのことについてお話ししますね。

ミネラルオイルって肌に良くないの?真っ二つに分かれる意見

元々は石油だったと言えば「そんなもの安全でないに決まってるじゃない!」と聞こえてきそうです。ただそうではないという意見もあるのが事実。

実際に私たちが普段使っている化粧品にも鉱物油が使われているモノは多くあります。確かに「鉱物油フリー」と書かれているものをよく見かけるようになりましたが、まだよく使われているんです。肌ケアに使って大丈夫なモノなんでしょうか?

肯定派「しっかり精製されて医療現場でも多用されている」

「だって石油なんでしょ?そんなものを肌に塗るなんて…」と思ってしまうかもしれませんね。確かに昔は精製技術が高くなかったため、質の良くないものを使いトラブルになってしまうことが多くあったようです。

ただ今の技術では鉱物油に含まれる不純物を取り除いてあるんですね。ミネラルオイルが原因とされた様々なトラブルは、不純物が原因だとされています。

実際に医療現場でも活躍する「ワセリン」もミネラルオイルから作られています。止血や乾燥防止に役立ちますよね。

そしてミネラルオイルは植物性のオイルに比べて酸化しにくいといった良い点もあり、メーカー側からすると使いやすいんですね。安価で提供できるのもそのためでしょう。

純粋なミネラルオイルは害のあるものではないとされていますので、絶対に使ってはいけない!というものでもなさそうです。実際に赤ちゃんのマッサージに使っていて、問題ないという方はたくさんいらっしゃいます。

反対派「鉱物油なんて悪いにきまってる」「肌に合わなかった」

ではミネラルオイルは良くない!という多くの意見を見ていきましょう。

一番多いのは「石油が原料なんでしょ?お肌にいいわけないじゃない!」といった意見。

やはり「鉱物油」と「植物油」とどちらかを選べと言われると植物油を選びたくなるもの。そういったイメージの違いが鉱物油はダメだという人が多いという単純な理由にもなっているようです。

そして「肌に合わなかった」という方が多いのも事実。これは体質なので仕方がありませんが、植物性のものの方が肌への親和性が高く「合わない人が少ない」ようです。なので「他の人にもオススメしません」という方が多いんですね。

肌への親和性が高いということは、肌から吸収されやすいということ。植物性のオイルは「スッと肌になじんでベタベタしない」という感想が多いのはこのため。

でもミネラルオイルは通気性が無く肌にピッタリ蓋をしてしまうため、保湿効果は高いですが皮膚呼吸が出来ないためいろいろとトラブルが出てきやすいというわけ。

こだわるべきはオイル種類ではなく、純度と肌に合うかどうか

結局、ミネラルオイルはいいのか悪いのか分からなってしまいましたか?ネット上には賛否両論、いろいろな意見があって迷ってしまって当然かと思います。

ただ植物性のものでも「赤くなってしまった」「ガサガサになった」と肌に合わない人がいらっしゃるのも事実です。なので、地道に「赤ちゃんに合うもの」を探していくことが大切ですよね。

植物性のものといっても、本当に種類が多くて値段も100mlで500~10,000円くらいまでとピンキリ。高い物なんてとてもじゃないけど手が出ません。値段が安いと本当に安全?不純物が入ってるんじゃない?と心配になってしまいますし。

もしミネラルオイルのものでも、何の問題もなく肌に合うものが見つかれば「これでいい」という選択ももちろんアリですよね。

ベビーマッサージの専門家に相談する、オイルを使っているママ友がいたら少しだけオイルをもらってパッチテストをしてみる、お試し用の小さいものを購入するなどして肌に合うものを見つけてみましょう。

植物性を使ってみるならこんなオイルがオススメ

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ここからは「ミネラルオイルのものは使いたくない」というママのために、赤ちゃんにも使いやすい植物性のオイルをご紹介します。

1.ホホバオイル – 人間の皮脂に近く酸化しにくい

こちらのオイルは、砂漠で育つホホバという植物の種子からとった液体のロウなので、正確には「ワックス」なんです。

そして人間の皮膚にあり潤い成分として大切な「ワックスエステル」が豊富に含まれていて、加齢とともに失われていくこのワックスエステルを補うことができる唯一のオイルです。

ワックスなので冬など低温(10℃以下)になると白く固まってしまいます。ただ容器ごとお湯につけたり温かい部屋に置いておけば溶けてくるので大丈夫。

安定していて酸化しにくいので常温保存でOKですが、少量ずつ購入して半年以内には使い切るようにしましょう。

このホホバオイル。赤ちゃんのマッサージはもちろん、肌にも髪にもとても良いということでママの全身のケアに使っている方も多いんですよ。こんな使い方もおすすめ。

  • シャンプー後、水気をきった髪に馴染ませてオイルトリートメント
  • 育毛に効果的。頭皮のマッサージ
  • 普段使っている化粧品と一緒に使うと美容成分を肌に浸透させる
  • 妊婦さんにも。妊娠線予防や会陰マッサージ

私も最近このホホバオイルを購入して使い始めてみました。ほんの少量で伸びもよく、肘・膝・かかとのガサガサが気になる部分にとてもいいです。

ただ調子に乗って色々とつけていると手がベタベタしてきました。でも手だけ石けんで洗ってみるとベタベタしなくなったけど潤ってる!しっかり肌に浸透していると感じました。

それから頭皮のマッサージもオススメ。シャンプーの前に少量を手に馴染ませてしっかり頭皮をマッサージすると、とてもスッキリします。オイルトリートメントはごく少量でOK。つけすぎるとベタベタするので気を付けてくださいね!

私が今回使ってみたものはホホバオイルの中でもお手頃な価格(100mlで2,000円ほど)のものですが、とことんこだわって作っているものはとても高価なものも。メーカーによって価格は様々ですが2、3のオイルより少し高めの価格になっています。

2.スイートアーモンドオイル – ビタミンEが肌を柔らかに

こちらはアーモンドの種子を搾って作られた少し粘り気のあるオイル。肌への浸透が穏やかなので赤ちゃんにも安心して使うことができます。

アンチエイジングに有効な成分として注目を浴びているビタミンEがとても多く含まれています。ビタミンEは肌からも吸収されて肌を柔らかくしてくれます。保湿効果や抗酸化作用も期待できますね。

やや酸化しやすいので、開封後はかならず冷蔵庫に保存して。2か月を目安に使い切ることができるように量を考えて購入しましょう。

3.グレープシードオイル – さらっと軽く使いやすい

グレープシード、つまりブドウの種を原料としたオイルです。ワインを作る際に残った種で作るため、1、2と比べると少し安く手に入ります。

オイルのベタッとした感じが嫌だという方にはおすすめですよ。サラッと伸びが良いので赤ちゃんのマッサージもしやすいですね。

こちらもビタミンEが豊富。刺激も少ないので敏感肌のママでも安心。引き締め効果もきたいできるので、産後のむくみやすい脚のマッサージにもいいですね。

我が家では食用油として使っていますが油と思えない程サラサラ。香りもほとんどなくて肌に使っても気持ち良さそうだなと思います。

オイル使用の前に必ず知っておきたい大切なこと

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ドラッグストアでも手に入るベビーオイルにしようかな?やっぱり自分も赤ちゃんと一緒に植物性のオイルデビューをしてみようかな?色々な考えがあると思います。

ただ、何を使うにしても気を付けて欲しいことが2点あります。

誰でも合うとは限らない!必ずパッチテストを

これは私の失敗談からも分かっていただけると思います。赤ちゃんにも安心だと言われてとても高価なオイルだとしても、肌に合わない可能性もありますよね。

いきなりマッサージするのではなく、必ずパッチテストを行ってください。やり方はとても簡単。

腕や太ももの内側の皮膚が柔らかいところに、指先にほんの1滴のオイルをつけて10円玉くらいの大きさでクルクルと塗りつけます。丸1~2日後に赤くなる、湿疹ができるなどの変化がないかを調べましょう。

その間には何度も様子を確認して、異常があればすぐに洗い流して使用を中止してください。

オイルは生もの!保存方法と使用期限は必ず守りましょう

オイルは酸化していくもの。ちゃんと使用期限(開封前・開封後ともに)をチェックして開封した日を容器に書き込んでおきましょう。

ネットでどれを買おうかと探していると、ついついお徳用の大きなサイズに惹かれてしまいますよね。せっかくだからたくさん買う方が安いって。

でもそれは、そのオイルが合うことが分かって確実にこのサイズでも期限のうちに使い切れると確信を持てるようになってから。

大きなものを買っても肌に合わなかったり、思ったより減らなかったりして期限を過ぎるようなことになってしまったらもったいないですよね。何のためにお徳用を買ったのか分からなくなってしまいます。

合うオイルを見つけて親子でマッサージを楽しんで

いかがでしたか?赤ちゃんのオイルを選ぶ際の参考にしていただければ嬉しく思います。オイルってなかなかよく分からないし、敷居が高いというイメージがあるかもしれませんが、プリプリのお肌を守るためにも色々と試して合うものを見つけたいですね。

ベビーマッサージや丁寧な肌ケアを通じて赤ちゃんと触れ合う幸せな時間をたっぷりと過ごしてくださいね!

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