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赤ちゃんが気持ちよく飲めるミルクの飲ませ方をマスターしよう!

2015/06/26

加工後 shutterstock_168681308ミルク育児が初めてのママにとって、ミルク作りから赤ちゃんへの哺乳瓶を使った授乳は慣れるまでは戸惑うことも多いですよね。

なかなかミルクを飲んでくれないと、不安になって落ち込んだりすることもあるでしょう。ミルクを飲むコツを掴むまでは、初めてだとママも赤ちゃんもうまくできないのが当たり前なので、心配しなくても大丈夫です。

少しでも赤ちゃんが気分よく、たくさんミルクを飲んでくれるように、まずは調乳の仕方や飲ませ方のコツを頭に入れてトライしてみましょう。

まずはミルク授乳に必要なものを準備しましょう

赤ちゃんのミルク授乳には、色々なアイテムが必要です。不足していたり、破損しているものがあると調乳もスムーズにいかないのでチェックしておきましょう。

  • 哺乳瓶      3から5本位あるとよい
  • 乳首       哺乳瓶とセットのものを準備
  • 粉ミルク     すぐになくなるので、ストックしておくこと
  • ポット      沸騰前の70℃前後のお知らせ機能ありが便利
  • 洗浄用ブラシ   ミルクカスがきれいに落とせるもの。乳首専用も用意
  • 消毒に必要なもの 消毒の種類によって準備するものが違うので注意

ミルクの作り方の手順

まずは調乳がスムーズに行えるように、ミルク作りの流れを把握しておきましょう。

    ミルクの作り方

  1. 赤ちゃんが雑菌でお腹を壊さないように、まず手を石鹸で洗って消毒する
  2. 70℃位のお湯を準備する(沸騰したお湯はミルクの成分を壊すためNG)
  3. 粉ミルクの適正な量を付属のスプーンできちんと測り哺乳瓶に入れる
  4. 出来上がり量の3分の2までお湯を注ぐ
  5. 哺乳瓶を軽く左右に振って粉ミルクを溶かす
  6. 粉ミルクが溶けたら、残りのお湯を注ぐ
  7. 乳首を付けて再度左右に振ってしっかり溶かす
  8. 水の入ったボウルに哺乳瓶を入れて冷ます(必要に応じて氷水に)

粉ミルクを測るときは、パッケージに記載されている適正な量を、缶についているスプーンですくい、きちんと1杯になるようにスプーンなどですりきり哺乳瓶に入れましょう。

更に、哺乳瓶をふりながら粉ミルクを溶かす時は、大きく振りすぎると泡立ってしまいます。泡には空気が含まれるので、赤ちゃんがミルクと一緒に飲み込んでしまうと吐き戻しの原因となります。

なるべく泡立てずに溶かすのがポイントです。 急いでいる時は清潔なスプーンなどでかき混ぜると溶けやすいのでやってみましょう。

どう飲ませたら赤ちゃんが飲みやすいのか?手順とコツ

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赤ちゃんの抱き上げ方や哺乳瓶の傾け方など、ミルクをスムーズに飲ませるための手順があるのでチェックしてから、実際にやってみましょう。

1.ミルクの温度と穴から出る量もチェック!

ミルクを作ったら、飲ませる前にもう一度ミルクが熱すぎないかチェックしましょう。一回ずつ温度計で測るのも手間がかかるので、人肌で確認しましょう。

ママの腕の内側に少しミルクを垂らして、熱かったらまだ温度が高いということになります。 哺乳瓶を水につけて冷ましましょう。また、生温かく感じれば適温になっているので飲ませても大丈夫です。

また、赤ちゃんが飲みやすいようにミルクが出る量もチェックしましょう。哺乳瓶を少し傾けて、ポタポタと落ちてくる位がちょうどよいので、キャップの締め具合を調節しましょう。

ミルクの温度や出る量をチェックする際に、乳首に直接口をつけると大人の口腔内の虫歯菌などの細菌が赤ちゃんの口の中に入ってしまうので、絶対にやめましょう。

2.「抱っこして声かけ」もとても重要です!

ミルクの準備ができたら、赤ちゃんに「ミルクの時間だよ。たくさん飲もうね」というように声かけをしてあげましょう。そして、赤ちゃんを抱き上げ、ママの体と平行になるように横抱きにします。

新生児の場合は、頭の後ろに利き手と逆の手を差し込んで頭を手のひらでしっかり支え、もう利き手はおしりの下に入れて両手でゆっくり持ち上げて、ママが床に座ります。

次に利き手をずらして、赤ちゃんの背中全体を聞き腕と手のひらで支えながら、利き手と逆の手を動かして、肘に頭を乗せ、お尻は膝の上に乗せてママの胸元に抱き寄せるようなスタイルにします。

この時、ミルクが逆流しないように赤ちゃんの頭は足より少し高くなるようにしましょう。

慣れてくると、赤ちゃんを横に寝かせたままミルクをあげるママもいます。しかし、ミルクが耳に流れこんで中耳炎などの耳の病気になったり、肺に流れ込んで詰まってしまいむせて窒息する場合もあるので、横に寝かせての授乳はやめましょう。

3.乳首を口に!できるだけ奥に入れ込むのがポイント

ミルクが垂れたり吐き戻して服が汚れることもあるので、ガーゼのハンカチを赤ちゃんの顎に挟んでおきましょう。そして、お湯に浸した清潔なガーゼで口の周りを拭いてあげましょう。

哺乳瓶を利き手に持って傾け、乳首の中をミルクで満たしましょう。そして赤ちゃんの口に乳首を近づけて唇につんつんさせるように軽く当てると、赤ちゃんが乳首を探すような素振りをして、口を開けます。

口が大きく開いたタイミングで、乳首を舌の上に乗せるような感じでできるだけ奥に入れて赤ちゃんがしっかり乳首を吸えるようにしましょう。

乳首の先だけくわえさせると、ミルクを飲んでいる時に口の横から漏れたり、空気が入ってしまうことがあるので気をつけましょう。

4.ミルクが出る量を赤ちゃんの飲むスピードに合わせて調節する

赤ちゃんがきっちり乳首を口に入れたら、哺乳瓶を縦に傾けてミルクが出やすいようにしましょう。横向きだと空気が口の中に入って、ミルクと一緒に空気も飲み込んでしまいます。

赤ちゃんがミルクを飲むスピードをよく見ながら、哺乳瓶の角度を変えてミルクが出る量を調整しましょう。

大体飲み始めはお腹がすいているので、速いスピードで飲んでいきますが、10分くらいすると段々スピードが落ちてきます。飲まなくなったら、無理に飲ませようとしなくても大丈夫です。

5.吐き戻しをしないために、最後はげっぷさせて!

哺乳瓶を傾けて口から空気が入らないように気をつけていても、多少は空気もミルクと一緒に飲み込んでしまうものです。

ミルクを飲んですぐに寝かせると、胃に溜まった空気がミルクを押し出すのでミルクを吐いてしまうこともあります。

ミルクの吐き戻しを防ぐためにも、のみ終わったらげっぷをさせましょう。 まず、ゲップと一緒にミルクが出ることもあるので、赤ちゃんを乗せる方の肩にタオルやガーゼをかけておきます。

首をカバーするように両手を赤ちゃんの両脇に差し込んで縦向きに抱き、肩に赤ちゃんの頭を乗せるようにして片手でお尻のあたりを支え、もう片方の手で背中を優しく叩くがさすりましょう。

首がすわっていないとグラグラしてしまうので、、思い切って一気に肩に担ぐようにするのがポイントです。

また、膝に座らせる方法もあります。ちょうど沐浴で、赤ちゃんをうつ伏せにして背中を洗う時のスタイルと同じなので、慣れてしまえばやりやすいかもしれません。

赤ちゃんをママの膝に横向きに座らせて、片手でお腹をあたりを支え、もう片方の手で背中を軽くたたくかさすります。肩に担ぐのが辛い時などにおすすめです。

赤ちゃんによっては、胃の入口から食道にかけての傾斜が異なるので、なかなかげっぷが出ないこともあるでしょう。5分くらいやっても出ない時は、無理に続けずにやめて横向きに寝かせましょう。

そして、胃から腸へ続く道は右の方にあるので、赤ちゃんの体の右側が下になるように角度をつけておけば、吐き戻しがあってもミルクが気管に詰まるのを防げます。

赤ちゃんの左の肩下あたりにタオルを細長く丸めたものや、クッションなどを差し込んで様子をみましょう。げっぷで出なかった空気は、大腸を通っておならとして外にでるので問題ありません。

赤ちゃんとママのペースでゆったりとした授乳時間に!

ミルク育児ではママが愛情を持って、優しく赤ちゃんにミルクを飲ませてあげることが一番大事です。ただ、なかなか飲む量が増えなかったり、吐き戻しが多かったりすると心配になってしまうこともあるでしょう。

産後しばらくはママと赤ちゃんも慣れないので、焦らないで2人のペースでゆっくり時間をかけて飲ませてあげることが大切です。飲んで欲しいとママが怖い顔で哺乳瓶を持って赤ちゃんに接すると、余計赤ちゃんは怖がって飲みづらくなります。

始めは少しずつでも飲めればいいとゆったりとした気持ちで、赤ちゃんに接するようにしましょう。 次第にママと赤ちゃんの呼吸が合って、たっぷり飲んでくれるようになるものです。

でもあまりに量が少ない場合は回数を増やしたり、乳首やミルクのメーカーを変えると意外とすんなり飲んでくれたりするものです。

それでもミルクが上手に飲めない、量が増えない場合は一人で悩んでいないで、自治体の保健師さんやかかりつけの小児科で相談してみましょう。

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