気づいた時には中耳炎ってことも…赤ちゃんの鼻水は注意が必要!

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2015/07/06

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赤ちゃんの鼻水。パパもママもつい「鼻水ぐらい」と思いがちです。でもあなどってはいけません。鼻水を長い間放っておくと、気づいたら赤ちゃんが中耳炎になっていた!なんてことにもなりかねないのです。

赤ちゃんは鼻をかむことができません。ママが注意深く観察して、赤ちゃんの鼻水ケアをしてあげる必要があるのです。日々の正しい鼻水ケアで、赤ちゃんの耳が健康でいられるようにいつも気をつけてあげましょう。

中耳炎かも!「鼻水」の状態をよく見ましょう

初めはクシャミの回数もそれほど多くなく、クシャミをすると鼻水がマンガのようにツツツーと垂れてきます。鼻水は透明で水のような感じです。

大人でいうと花粉症の時に出るような鼻水でしょうか。ただ花粉症と違って目は涙目ということはありません。

予防接種などでお世話になっている小児科に行くか耳鼻科に行くか迷うところですが、鼻水だけで熱がない場合は耳鼻科に行ってもよいでしょう。

耳鼻科での鼻水治療は「鼻」と「耳」の診察が主です

アレルギーが原因でクシャミや鼻水が出ているのか、風邪をひいたことから鼻水が出て中耳炎になるのか、それはまだ赤ちゃんだとはっきりとは分からないことが多いようです。

アレルギーがあるかどうかはっきりさせたいのであれば、血液検査をするしかないのですが、正確なアレルギー物質が特定できるのは幼稚園に入る頃です。

一般的な耳鼻科での治療は鼻と耳の診察、鼻水の吸引、病院によってはそれにプラス、アレルギー鼻炎治療(かもしれないので)となります。

症状によってはシロップの飲み薬を出してもらうこともあります。

鼻がかめないから…赤ちゃんは中耳炎になりやすい

耳鼻科の先生によると「月齢が小さいほど鼻呼吸」であるため、鼻をかんで鼻水を外に出すことのできない赤ちゃんは大人と違って鼻水が耳に溜まってしまいやすいそうです。

赤ちゃんが鼻水を出したら、鼻水が耳に溜まらないように家でも小まめに鼻水を吸ってあげた方がよいそうです。

口まで届くような透明な鼻水は、症状が進行している可能性もあります。鼻水ぐらいでお医者さんに行っていいのかしら、とは思わないでください。

中耳炎は大きく分けると急性中耳炎と滲出性中耳炎があります。

急性中耳炎は風邪などのあとに起こることが多く、38度以上の高熱が出て耳を痛がります。炎症が進むと、内耳にたまった膿が耳だれとなって鼓膜を破って出てきます。

滲出性中耳炎も風邪などによる感染で、内耳に水がたまっている状態です。急性中耳炎のように、耳を痛がる、ひどく機嫌が悪い、耳を触って頭を左右に振る、激しい夜泣きなどの症状は見られませんが、時に耳が聞こえにくくなることもあります。

耳の聞こえが悪くなるため、慢性化すると言葉の発達に影響することもあるので、早期治療が大切です。

ひよこクラブ特別編集 月齢ごとに「見てわかる!」育児新百科 p244 鼻・耳の病気

日頃からできるケア!ママが赤ちゃんの鼻水を吸引してあげよう

赤ちゃんの鼻水を昔のお母さんは赤ちゃんの鼻を直接くわえて吸っていたそうです。

これは一番安全な方法だそうなので、私も一度試してみましたが、赤ちゃんの鼻が小さすぎて上手にくわえることができませんでした。

今は「ママ鼻水とって」という鼻水吸引器などが販売されていています。鼻水が入る容器が2本のストローでつながれていて、それぞれのストローを赤ちゃんの鼻とママの口にもっていき、ママがストローを吸うと赤ちゃんの鼻水がとれる仕組みです。

多くの赤ちゃんはこれで鼻水をとることをとても嫌がって大泣きしたり暴れたりします。方法としては、赤ちゃんをママの股の間に頭を挟んで横に寝かせ、赤ちゃんの両腕を左右の太ももの下で抑えて鼻水を吸引するのがよいでしょう。

耳掃除は穴の周りを軽く拭いてあげて!穴の中は耳鼻科でしてもらおう

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毎晩お風呂から出たあと、赤ちゃんの耳の掃除をしてあげる必要はありません。中耳炎はお風呂の水が入ってしまってなるわけではないからです。また中耳炎であってもお風呂に入ることは可能です。

赤ちゃんの耳掃除は基本的には耳の穴のまわりを軽く拭いてあげるだけでよく、穴の中の掃除はそれほど神経質にならなくてよいそうです。

気になるのであれば耳鼻科の先生にお願いして耳掃除をして頂きましょう。

鼻水で苦しそうな赤ちゃんを楽にしてあげたい…おすすめの対策

日ごろの鼻水ケアをしていても寝るときは鼻が詰まって寝つきが悪かったり眠れなかったり。どうしてあげればいいの?とママも辛いですよね。苦しそうな寝息をたてている赤ちゃんを見ているのは本当に可哀想だと思います。

少しでも赤ちゃんが楽に過ごせるように以下のことをやってみてあげてください。

頭のほうを少し高めに

寝る時は頭の方に座布団を1枚敷いて少し頭のほうを高めにしてあげましょう。

鼻を高めにしてあげると呼吸が楽になります。

高さをつけすぎると、寝返りをした時に転がってしまうのであまり高くする必要はありません。

部屋を少し暖かくする

寝る時は特に部屋を少し暖かくすると鼻が楽になるようでした。できれば加湿器をつけた部屋で1~2度位室温を高くします。

ほんのり暖かい状態を一晩中作っておくとよく眠れるようです。

ウェットティシュで鼻を拭く

鼻を拭きすぎて少し鼻も赤くなってきます。また良くなるにつれて、鼻の周りに乾燥した鼻水がつくことも増えてきます。

ティッシュで無理に落とそうとせずに、ウェットティシュで鼻と口を拭いてあげましょう。

アレルギー性鼻炎の可能性がある時は特に、外出して帰ってきた時には手・口・鼻をウェットティッシュで拭いてあげる習慣をつけるとよいでしょう。

ママが心にとめておいて!日常からの「鼻水」の観察が大切です

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大人になると口呼吸がだんだん当たり前になって、風邪などをひく確率があがると聞いたことがあります。赤ちゃんの時は鼻呼吸が普通だったのにいつからこうなったのでしょう。不思議ですね。

鼻水がでたら、風邪の始まり。鼻水が続いたら、中耳炎に注意。これを心にとめておきましょう。
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