- 生後7ヶ月の赤ちゃんの離乳食で食べられる食材!離乳食中期の進め方 | MARCH(マーチ)

生後7ヶ月の赤ちゃんの離乳食で食べられる食材!離乳食中期の進め方

2016/11/12

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生後7ヶ月の赤ちゃんは、体の大きさの成長はゆるやかになり、発達が目覚ましくなってくる時期です。

好奇心も旺盛で、ママを困らせるイタズラをすることもあります。またお座りが上手になり、寝返りやハイハイが始まる子もいますね。

そんな時期のママは子育てから目が離せず忙しい盛りです。離乳食も同時に進めなければならないとなると、てんてこ舞いになってしまうことも多いでしょう。

離乳食は、あわてずあせらず我が子のペースで進めていけば大丈夫。でも、不安なことも多いですよね。

そこで生後7ヶ月の赤ちゃんの離乳食の進度や進め方・具体的なメニューや困った時の対処法などをご紹介します。

生後7ヶ月は離乳食初期~中期!始めたタイミングで進めて

生後7ヶ月は離乳食中期、と紹介されている育児書やサイトが多いと思います。でも、離乳食の進度はマニュアル通りでなくても大丈夫ですよ。

赤ちゃんによって進度は違います!個人差があっても大丈夫

赤ちゃんの成長に個人差があるように、離乳食の進み方にも個人差があります。7ヶ月から初期をスタートする子もいます。

離乳食の進度は赤ちゃんによって違うので、7ヶ月だからといって必ずしも中期に進んでいなければいけないわけではありません。

離乳食をスタートしてから順調に行って1ヶ月、途中で体調を崩したりした場合は1ヶ月半ほど経過したら、中期に進んでも良い時期です。

我が子がいつから離乳食をスタートし、どんなふうに進んできたかによって中期に進める時期は違います。

中期に進めるサインと中期への進め方は後ほどご紹介します。次項では、離乳食中期の特徴についてチェックしてみましょう。

離乳食中期の特徴1…舌を上手に動かしてモグモグするように

離乳食中期は「モグモグ期」とも呼ばれています。舌と上あごを使ってモグモグと食べ物をつぶせるようになるのが、離乳食中期です。

離乳食初期は「ゴックン期」と呼ばれていましたよね。それは、ドロドロのポタージュ状の食べ物を、ゴックンと飲み込めるようになる時期だからです。

離乳食中期になると、食べ物を口の中でつぶせるようになってきます。

また歯が生え始めるため、歯茎もしっかりしてきます。

軽くつぶした絹ごし豆腐や、くずしたゼリーのような食感が離乳食中期。おかゆも7倍がゆに進みます。

離乳食中期の特徴2…2回食に進み、1日2回食べるように

離乳食中期に入ると、1日に2回離乳食を食べさせるようになります。2回食に進むことも、離乳食中期の特徴です。

母乳やミルクの量は自然と減ってきて、離乳食から摂る栄養の割合が増えてきます。それでもまだまだ授乳は重要な栄養源です。

離乳食が2回に増えるため、生活リズムもつけやすくなります。離乳食の時間を決め、そこを主軸に他のスケジュールを組むようにしていくと良いですね。

離乳食中期の特徴3…食べられる食材や1回量が増える

離乳食中期に入ると、食べられる食材もバリエーション豊かになります。さらに1回に食べる量も増えます。

これまでは1回の食事で食べる量もそんなに多くはありませんでしたよね。でも中期に入ると、だんだん「主食とおかず」という感じで食べるものも増えていきます。

そしてたんぱく質の食材もビタミン・ミネラルの食材ももっと食べられるものが豊かになっていきます。献立も組みやすくなっていきますよ。

その反面、なかなか食べる量が増えない子がいたり、便秘などのお悩みが出てくる子もいます。記事の後半で対処法についてご紹介します。

離乳食初期から離乳食中期への移行の仕方と具体的な進め方

離乳食初期から離乳食中期に移行するコツをご紹介します。赤ちゃんの様子をよく観察し、移行のサインをチェックしてみましょう。

移行時期の見極めのコツ…スタートから1ヶ月経過したら

離乳食初期から中期への移行のサインは「スタートから1ヶ月経過」。でもそれだけではありません。いくつかあるポイントをご紹介します。

1回量が増えた
1回に食べる量が増え、子ども茶碗で半分くらい食べるようになってきたら2回食以降のサインです。
食べられる食材が増えた
食べられる食材が順調に増え、炭水化物(お粥)に加えたんぱく質やビタミン食材もいろいろ食べられるようになったら、次のステップに進めてみましょう。
「もっと欲しい」とねだるようになった
赤ちゃん自身が食べることに意欲を見せ、適量よりもたくさん欲しがるようになってきたら、2回食へ進めてもいいでしょう。
大人の食事に対する好奇心が増した
ミルクや母乳だけの授乳回でも、大人の食事に手を伸ばそうとしたり、じっと見つめてモグモグ口を動かしよだれを出す…などのサインもチェックポイントです。

生後7ヶ月の具体的な進め方!1ヶ月間のスケジュール

毎日の献立スケジュールをもとに、具体的な1ヶ月間のスケジュールをご紹介します。

  1. 1週目…1回目+2回目(1品)
  2. 2週目…1回目(新食材にトライ)+2回目(2品)
  3. 3週目…1回目(新食材にトライ)+2回目(3品)
  4. 4週目…1回目(新食材にトライ)+2回目(1回目と同量)
メニュー
1日目 【1回目】…7倍がゆ(大さじ8)
鯛のかぶ和え(大さじ1)
ブロッコリーとかぼちゃのトロトロ(大さじ2)
【2回目】…にんじんと豆腐の7倍がゆ(大さじ8)
2日目 【1回目】…7倍がゆ(大さじ9)
しらすのトマトみぞれ(大さじ1)
大根の柔らか炊き(大さじ2)
【2回目】…小松菜ときなこの7倍がゆ(大さじ9)
3日目 【1回目】…7倍がゆ(大さじ10)
お麩とカレイのトロトロ(大さじ1)
カリフラワーと皮むきパプリカ和え(大さじ2)
【2回目】…キャベツと豆腐の7倍がゆ(大さじ10)
4日目 【1回目】…7倍がゆ(大さじ10)
まぐろ(赤身魚)とかぶのトロトロ(大さじ1)
人参と白菜の柔らか煮(大さじ2)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
かれいと大根のトロトロ(大さじ1)
5日目 【1回目】…7倍がゆ(大さじ10)
まぐろと白菜の野菜スープ煮(大さじ1)
トマトとブロッコリーの和え物(大さじ2)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
しらすとキャベツとかぼちゃのねっとり煮(大さじ1)
6日目 【1回目】…7倍がゆ(大さじ10)
鶏ささみとかぼちゃのトロ煮(大さじ1)
大根と皮むきパプリカの柔らか煮(大さじ2)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
豆腐とかぶの野菜スープ煮(大さじ1)
7日目 【1回目】…7倍がゆ(大さじ10)
鶏ささみとトマトのすり流し(大さじ1)
ブロッコリーとカリフラワーの野菜スープ煮(大さじ2)
【2回目】…かぼちゃの7倍がゆ(大さじ10)
たらとかぶのトロトロ煮(大さじ2)
8日目 【1回目】…7倍がゆ(大さじ10)
レバーと白菜・かぶのトロトロ(大さじ1)
大根とにんじんの柔らか煮(大さじ2)
【2回目】…小松菜の7倍がゆ(大さじ10)
豆腐と玉ねぎの柔らか煮(大さじ2)
9日目 【1回目】…7倍がゆ(大さじ10)
レバーとキャベツの柔らか和え(大さじ1)
トマトとパプリカ・カリフラワーのラタトゥイユ風(大さじ2)
【2回目】…ほうれん草の7倍がゆ(大さじ10)
鯛とサツマイモ・白菜のトロトロ(大さじ2)
10日目 【1回目】…7倍がゆ(大さじ10)
納豆と玉ねぎのネバネバ和え(大さじ1)
かぼちゃとにんじんのトロトロ(大さじ2)
【2回目】…なすの7倍がゆ(大さじ10)
鱈とブロッコリーのすり流し(大さじ2)
11日目 【1回目】…7倍がゆ(大さじ10)
納豆とキャベツのネバネバ和え(大さじ1)
レタスとアスパラガスの柔らか煮(大さじ2)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
豆腐と小松菜のトロトロ(大さじ1)
サツマイモと玉ねぎの柔らか和え(大さじ1)
12日目 【1回目】…とうもろこしの7倍がゆ(大さじ10)
鮭とブロッコリーのミルク煮(大さじ1)
なすとトマトの和え物(大さじ2)
【2回目】…しらすの7倍がゆ(大さじ10)
じゃがいもと玉ねぎの野菜スープ煮(大さじ1)
りんごの蒸し煮(大さじ1)
13日目 【1回目】…7倍がゆの昆布炊き(大さじ10)
鮭と大根のすり流し(大さじ1)
皮むきパプリカとかぼちゃのトロトロ(大さじ2)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
里芋とにんじんの柔らか煮(大さじ2)
いちご(蒸し煮)ヨーグルト(大さじ1)
14日目 【1回目】…わかめ(すりつぶし)の7倍がゆ(大さじ10)
ツナ(水煮)となすのミルク煮(大さじ1.5)
ブロッコリーとカリフラワーの野菜スープ煮(大さじ2)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
レバーポテト(大さじ1)
トマトとかぶのトロトロ(大さじ2)
15日目 【1回目】…とうもろこしの7倍がゆ(大さじ10)
ツナ(水煮)と里芋の柔らか煮(大さじ1.5)
つぶしバナナ(大さじ2)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
納豆とキャベツのネバネバ和え(大さじ1)
大根とにんじんの柔らか煮(大さじ2)
16日目 【1回目】…きな粉粥(大さじ10)
鶏ささみとなすと皮むきパプリカのトロトロ(大さじ1.5)
じゃがいもと玉ねぎの野菜スープ煮(大さじ2)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
さつまいものヨーグルト和え(大さじ1.5)
ブロッコリーとかぶのトロトロ(大さじ2)
17日目 【1回目】…パン粥(大さじ10)
レバーと大根のミルク煮(大さじ1.5)
キャベツとにんじんのトロトロ(大さじ2)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
鯛とかぼちゃのトロトロ煮(大さじ1.5)
大根と皮むきパプリカの柔らか和え(大さじ2)
18日目 【1回目】…すりりんごのパンがゆ(大さじ10)
鶏ささみとトマト・ブロッコリーのすり流し(大さじ1.5)
小松菜とかぶの柔らか煮(大さじ2)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
鶏ささみとかぶのみぞれ煮(大さじ1.5)
にんじんの寒天寄せ崩し(大さじ2)
19日目 【1回目】…そうめんの野菜スープ煮(大さじ10)
納豆と白菜の和え物(大さじ2)
すりりんごとバナナヨーグルト(大さじ1.5)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
レバーポテト(大さじ1.5)
小松菜とかぼちゃの和え物(大さじ2)
20日目 【1回目】…そうめんと白菜のミルク煮(大さじ10)
まぐろとかぶのトロトロ煮(大さじ2)
つぶしいちごの寒天寄せ崩し(大さじ2)
【2回目】…7倍がゆの昆布炊き(大さじ10)
ほうれん草と豆腐の野菜スープ煮(大さじ1.5)
じゃがいもとにんじんの柔らか煮(大さじ2)
21日目 【1回目】…うどんと小松菜の野菜スープ煮(大さじ10)
しらすと白菜のトロトロ煮(大さじ2)
にんじんとすりりんごの寒天寄せ崩し(大さじ2)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
ツナ(水煮)とかぼちゃとかぶのトロトロ煮(大さじ2)
つぶしバナナヨーグルト(大さじ2)
22日目 【1回目】…うどんと皮むきパプリカのミルク煮(大さじ10)
小松菜とにんじんの白和え(豆腐和え)(大さじ3)
鶏ささみとお麩のトロトロ(大さじ2)
【2回目】…わかめ(すりつぶし)の7倍がゆ(大さじ10)
ひらめとマッシュポテトの和え物(大さじ2)
ブロッコリーとカリフラワーの野菜スープ煮(大さじ2)
23日目 【1回目】…きなこパンがゆ(大さじ10)
鯛と高野豆腐・かぼちゃのねっとり煮(大さじ2)
にんじんのりんご煮(大さじ3)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
大根とにんじんの納豆和え(大さじ2)
トマトとレタスのスープ(大さじ3)
24日目 【1回目】…とうもろこしの7倍がゆ(大さじ10)
鮭と白菜の昆布だしあんかけ(大さじ2)
じゃがいもとにんじんの柔らか煮(大さじ3)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
しらすと大根のかぼちゃ和え(大さじ2)
皮むきパプリカとりんごのヨーグルト和え(大さじ3)
25日目 【1回目】…オートミールのミルク煮(大さじ10)
まぐろとすりおろし玉ねぎの昆布だしあんかけ(大さじ2)
カリフラワーとトマトとチーズのスープ(大さじ3)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
鶏ささみと里芋のつぶし(大さじ2)
にんじんとすりりんごの寒天寄せ崩し(大さじ3)
26日目 【1回目】…ミルクパンがゆ(大さじ10)
鯛とかぶのチーズ煮(大さじ3)
アスパラガスとカリフラワーの野菜スープ煮(大さじ3)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
しらすときゅうりとなすの昆布だしあんかけ(大さじ3)
にんじんとさつまいもの柔らか煮(大さじ3)
27日目 【1回目】…7倍がゆ(大さじ10)
卵黄のすりつぶし(小さじ1)
カリフラワーとかぼちゃの和え物(大さじ2)
トマトと皮むきパプリカの野菜スープ煮(大さじ2)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
豆腐とかぶのみぞれ煮(大さじ3)
じゃがいもとにんじんの柔らか煮(大さじ3)
28日目 【1回目】…7倍がゆの昆布炊き(大さじ10)
卵黄のすりつぶし(小さじ2)
大根とかぼちゃのねっとり煮(大さじ3)
すりりんごの寒天寄せ崩し(大さじ2)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
納豆と小松菜とかぶのネバネバ和え(大さじ3)
ブロッコリーと皮むきパプリカの柔らか煮(大さじ3)
29日目 【1回目】…そうめんのミルク煮(大さじ10)
卵黄のすりつぶし(小さじ3)
豆腐と白菜の昆布だしあんかけ(大さじ2)
にんじんと大根の柔らか煮(大さじ3)
【2回目】…7倍がゆ(大さじ10)
ツナ(水煮)とキャベツのみぞれ煮(大さじ3)
さつまいもと玉ねぎの野菜スープ煮(大さじ3)
30日目 【1回目】…オートミールのミルク煮(大さじ10)
レバーポテト(大さじ3)
ブロッコリーとカリフラワーの野菜スープ煮(大さじ3)
【2回目】…かぼちゃ7倍がゆ(大さじ10)
にんじんとほうれん草の白和え(大さじ3)
つぶしいちごとすりりんごのヨーグルト(大さじ3)

ここで紹介したのは目安の一例です。赤ちゃんの健康状態や食べる量に合わせて調整しましょう。いろいろな食材をローテーションで食べさせると良いですね。

生後7ヶ月の離乳食の進め方の押さえておきたいコツ

生後7ヶ月に離乳食を進めるにあたり、気を付けておきたいことはなんでしょうか。具体的なメニューのほかに知っておきたいポイントをピックアップしてみました。

初めて食べる食材は、平日の午前中など病院に行きやすい時に

初めて食べさせる食材は、平日午前中早めの時間の離乳食に持ってきます。万一アレルギー反応が出たとき、すぐに病院へ行けるようにしましょう。

アレルギーは食材の中に含まれるタンパク質が主な原因になるとされています。タンパク質はさまざまな食品の中に含まれています。

離乳食中期からは、たんぱく質食材を与えることも増えてきます。

  • 鶏肉
  • 鶏卵

こういった、アレルギー反応が出る子も少なくない食材もスタートしますよね。ママも不安が多いのではないでしょうか。

そこで、なにかあったらすぐにかかりつけ小児科に連れて行ける日・時間に食べさせると安心です。

2回目の離乳食が夜になってしまう家庭では、特に初めての食材は平日の午前中の回に持ってくると良いですね。

味にバリエーションを付けましょう!素材の味を生かした方法

離乳食の食材は増えてきても、味に変化がないとメニューも煮詰まってしまいますよね。そこで味に変化を付けるコツをチェックしましょう。

昆布だし
ベビーフードの出汁を使ってもOKですし、出汁昆布を水に浸し、沸騰直前まで加熱してとった昆布だしをキューブ状に凍らしておくと便利に使えます。
野菜スープ
さまざまな野菜を一緒に煮込んだ時のうわずみスープには、野菜の出汁がいっぱい出ています。

キューブ状に凍らせてジップ付き保存袋で保存しましょう。パパママのお味噌汁を作る時、出汁や味噌を入れる前に取り分けておくことも可能です。

粉ミルク
粉ミルクで煮込むことも味のバリエーションになります。完全母乳ママは試供品でいただいた使わない粉ミルクを活用させるチャンスですよ。

そうめんなどをミルクで煮込むとクリームパスタ風になります。野菜を煮込めばクリームシチュー風に味をアレンジできますよ。

大人向けの顆粒だしやコンソメスープは塩分が強すぎて、赤ちゃんの身体には負担になります。まだ使うことはできません。

市販の出汁やスープを使う場合は必ずBFの月齢に合ったものを選びましょう。味噌や醤油などは、離乳食後期になったらトライしていきたいですね。

食材ごとに進め方をチェックしましょう!食材の種類を見極めて

食材ごとに進め方や調理法は違ってきます。まずは今の進度に合った食材を選び、そして食材ごとの調理の仕方をマスターしていきましょう。

食材は大きく3つのグループに分けられます。

  • 糖質・炭水化物(主食)…黄色のグループ
  • タンパク質(肉・魚・卵・豆類・乳製品)…赤のグループ
  • ビタミン・ミネラル(野菜・果物)…緑のグループ

それぞれどのグループになるかを見極めて調理しましょう。次項からは、それぞれの食材についての進め方や簡単なおすすめレシピなどをご紹介していきます。

【糖質・炭水化物】主食系、黄色のグループの進め方とレシピ

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糖質・炭水化物は私たちの食事の根幹をなすものです。離乳食でももっともはやくスタートし、食事のベースになります。

【お米】…日本人の基本の主食!この時期は7倍がゆへ

私たち日本人の主食として一番馴染んでいるお米。離乳食中期では「7倍がゆ」がメインになります。

7倍がゆとは、お米1:水7で炊いたお粥のことです。ご飯から作る場合はもう少し水分が少なくても大丈夫です。

  • お米から炊く場合…お米1:水7
  • ご飯から作る場合…ご飯1:水3

食べさせるときはよく蒸らしてフワフワに柔らかく仕上げ、軽くつぶして与えましょう。最初にお米を砕いてから炊くと、つぶす手間が省けます。

【保存方法】
大さじ1杯~2杯ずつキューブ状に冷凍しておくと、忙しい時にチンするだけで主食を食べさせることができます。

離乳食中期に入ったら、トウモロコシやすりつぶしたワカメなど、いろいろな食材を一緒に炊き込むと繊維質を補えますよ。

【うどん】…クタクタに茹でたあとフォークの背中でつぶして

離乳食中期に入ると、うどんも食べられるようになります。うどんは必ずクタクタに茹で、切ってから与えましょう。

市販のゆでうどん
家庭でクタクタになるまでよく茹で、5mm以下程度に切って与えましょう。フォークの背でつぶすと簡単です。
乾麺のうどん
乾麺のうどんにはたくさん塩分が含まれているので、たっぷりのお湯でよく茹で、水でしっかりさらします。

その後改めてクタクタになるまでもう一度新しいお湯でゆでて、それからフォークの背でつぶして与えましょう。

外食のうどん
外食のうどんには出汁のほかに醤油や塩などの塩分や化学調味料が使用されています。まだ取り分けには早いでしょう。
【保存方法】
ゆでうどんを冷凍しておいたり、冷凍のゆでうどんを常備しておくと便利です。

うどんと皮むきパプリカのミルク煮

材料(1食分)うどん大さじ7・皮を湯むきしたパプリカ大さじ1・粉ミルク小さじ1
  1. うどんはクタクタになるまで茹で、フォークの背でつぶす
  2. 湯むきしたパプリカをみじん切りにする
  3. パプリカを小鍋に入れ、ヒタヒタになるまでお湯を注いで粉ミルクを入れる
  4. パプリカが柔らかくなったらうどんを加える
  5. 全体的にフワフワになるまで柔らかくなったら粗熱をとる

【そうめん】…あっという間に茹であがって食べやすい

そうめんはとっても使い勝手の良い食材です。あっという間にゆであがり、保存も簡単なので常備しておきたい離乳食材ですよ。

つるんとしたのどごしになるので、食欲が落ちやすい夏場などでもよく食べてくれます。和風・洋風どちらの食材にもピッタリ合って美味しく仕上がるのもメリットです。

そうめんは最初から細かく折っておきます。大人が食べるよりも少し柔らかめに茹で、ゆであがったら茶こしですくって水でよく洗います。

ここまでが下ごしらえ。それから調理して離乳食に仕上げていきます。昆布だし・野菜スープ・ミルクとどの味で煮込んでも喜ばれますよ。

【保存方法】
保存は乾燥状態のまま、小さく折って保存用袋に入れておくと良いでしょう。乾燥材を同封しておくと湿気を防げます。

トマトとなすのそうめん

材料(1回分)茹でてさらしたそうめん大さじ7・トマトの果肉大さじ1・なす大さじ1・野菜スープ大さじ1
  1. なすは皮をむき、水にさらしてアクを抜いてみじん切りにする
  2. トマトは種と皮をとり、果肉部分だけをみじん切りする
  3. なすとトマトを野菜スープでクタクタになるまで茹で、そうめんを和える

【食パン】…冷凍保存も可能な優れモノ!簡単に調理できる

食パンもトロトロに仕上げれば食べられるようになります。これまた保存のきく便利な食材です。

食パンはパンがゆにして与えます。冷凍した食パンをすりおろすことで、簡単に食べやすいパンがゆができますよ。

バリエーションもつけやすく、お米に飽きてしまった赤ちゃんの気分転換にもなります。パンは離乳食後期・完了期にも役立つので慣らしておきたいですね。

【保存方法】
食パンは耳を取り除き、白い部分だけを使います。サンドウィッチ用食パンを半分に切って1枚ずつラップに包み、冷凍しておくと便利です。

基本のパンがゆ

材料(1回分)サンドウィッチ用食パン半枚・野菜スープ大さじ3
  1. サンドウィッチ用食パンを凍ったまますりおろす
  2. 野菜スープをかけて電子レンジに20秒かける
  3. よくほぐし、粗熱を取る

【オートミール】…便秘解消にお役立ち!結構便利に使える

オートミールも使用できるようになります。もともと乾物なので保存しやすく、便利な食材のひとつです。

オートミールは引き割りした燕麦から作られている食品で、欧米では朝食などによく使用されています。

食物繊維が非常に豊富なので、離乳食中期に入って便秘が気になる赤ちゃんにもオススメですよ。

【保存方法】
オートミールは大人同様、密閉容器に乾燥したまま保存しておけば大丈夫です。調理も簡単なので、乾物の状態で保存しておきましょう。

基本のオートミール

材料(1回分)オートミール15g・水(またはミルク)100ml
  1. 深めの耐熱容器にオートミールと水、もしくはミルクを入れる
  2. ラップをふんわりかけて電子レンジで様子をみながら1分~1分30秒ほど加熱
  3. スプーンでかきまぜ、柔らかくなったら完成

【たんぱく質】肉や魚、赤のグループの進め方とレシピ

肉や魚、赤のグループの進め方とレシピ

たんぱく質食材は食物アレルギーが出る子もいるので、慎重に進めていきたいですね。でもあまり不安になる必要はありません。いろいろな食材に触れさせましょう。

離乳食中期では、だいたい1回の量で大さじ1.5から大さじ2程度に抑えておきましょう。

【豆腐】…最初は必ず加熱してから!食べやすいお助け食材

体調がすぐれない時でもつるんと食べやすく消化にも良いのがお豆腐です。離乳食のお助け食品です。

そのまま豆腐として食べさせるだけでなく、昆布だしと合わせてすりつぶし、野菜に和えれば白和えになります。

便利で食べてくれやすいのでつい毎日使ってしまいがちですが、魚や肉もバランスよく与えるようにしましょう。

必ず絹ごし豆腐を加熱してから与えます。豆腐は冷凍保存できないので、ミニパックを購入すると便利ですよ。

生の豆腐は保存できませんが、高野豆腐なら保存可能です。すりおろして出汁に入れ加熱すればトロトロふわふわになります。

豆腐と小松菜の昆布だし煮

材料(1回分)絹ごし豆腐大さじ1・小松菜の葉先少々・昆布だし
  1. 小松菜の葉先をみじん切りにする
  2. 鍋に昆布だしを入れて加熱し、小松菜を入れて柔らかくなるまで煮る
  3. 豆腐を入れて火を止め、食べさせるときに軽くつぶして与える

【納豆】…引き割りがオススメ!冷凍保存もできて食べやすい

納豆は引き割りを購入しましょう。最初から小さくなっているので、つぶす手間が省けます。

ネバネバの発酵食品はのどごしを助けてくれますし、腸の活性化にも役立ちます。大きくなっても食べられるよう、離乳食から慣らして好物にしちゃいましょう。

【保存方法】
納豆は冷凍保存できます。1回分ずつラップに包んでジップ付き保存袋に入れ、冷凍しておくと便利ですよ。

大根とにんじんの納豆和え

材料(1回分)納豆大さじ0.5・にんじん大さじ1・大根大さじ1・昆布だし
  1. 大根とにんじんをみじん切りにして、昆布だしで柔らかく煮る
  2. 納豆は茶こしに入れ、熱湯をかけまわす
  3. 大根とにんじんに納豆を加えて和える

【きなこ】…簡単にたんぱく質をプラスできる!ヨーグルトにも

きなこは、炒った大豆を粉にひいたものです。砂糖が入っていないシンプルなきなこは、優秀なたんぱく食材です。

離乳食に使用する際は、必ず砂糖が入っていない純粋なきなこを買い求めましょう。ゴマなどが入っている場合もあるので、原材料をよく確認してくださいね。

きなこも冷凍保存できます。ジップ付き保存袋に入れ、冷凍庫に入れておくといつでも新鮮に使えます。

おかゆやオートミール・ヨーグルトに混ぜたり、仕上げにちょっとトッピングすればたんぱく質を補うことが出来ますよ。

【しらす】…よく茹でてすりつぶし、ほぐして料理に混ぜて

しらすも使えるようになります。最初は必ず茹でて、しっかりすりつぶしてから与えるようにしましょう。

魚なので、すりつぶすとツミレのような団子状になってしまいます。与えるときはよくほぐしてあげましょう。

風味豊かな食材です。おかゆや野菜の柔らか煮などさまざまな食材に混ぜて、味のバリエーションを広げましょう。

【保存方法】
すりつぶしてからほぐしたものをラップに乗せ、平たく押しつぶすようにして包みます。昆布だしや野菜スープとレンジでチンするだけで簡単に解凍できます。

しらすのトマトみぞれ

材料(1回分)しらす大さじ1・トマト大さじ2・
  1. トマトを湯むきし、種をとる
  2. トマトの果肉をすりおろしてレンジで30秒ほどチンする
  3. しらすは下ごしらえしてほぐす
  4. トマトとしらすを和える

【鯛・たら・ひらめ・かれい・しゃけなど白身魚】…基本食材

白身魚は離乳食初期から使える食材です。中期でも引き続き使っていくことができます。

注意ポイントは骨が多い点です。お刺身を茹でて使うことで、骨が入る危険を防ぐことができますよ。

【保存方法】
しっかりゆでてほぐしたものを、1回分ずつラップに平たく包んでおきます。しらすと同じように簡単に解凍できます。赤身魚にも応用できます。

パサつかない下ごしらえ

材料(1回分)白身魚のお刺身2切れ・片栗粉少々
  1. 白身魚のお刺身に片栗粉を薄くまぶす
  2. 沸騰したお湯に入れてしっかりゆでる
  3. つるんとした膜ができるので、そのままつぶす

片栗粉でつるんとした食感をプラスします。いろいろなメニューに加えれば、とろみもつけられますよ。

【まぐろ・ツナなど赤身魚】…離乳食中期デビューの新食材

離乳食中期に入ると、まぐろなど赤身の魚も食べられるようになります。ツナもOKですよ。

ただし、ツナ缶には油漬けと水煮・野菜スープ煮のものがあります。離乳食には油漬けは向きません。水煮になっているものを選びましょう。

まぐろなど赤身魚は火を通すとよりパサつきやすくなります。工夫をして食べさせてあげましょう。下ごしらえ・保存方法は白身魚と同じです。

まぐろとかぶのトロトロ煮

材料(1回分)マグロのお刺身1切れ・かぶ大さじ2・・昆布だし・片栗粉少々
  1. かぶは大さじ1杯分をみじん切りにする
  2. かぶの半分はすりおろす
  3. かぶを昆布だしで柔らかくなるまで煮る
  4. 下ごしらえしたまぐろを加える
  5. 火を止めて水溶き片栗粉を加え、再度加熱してとろみをつける

【チーズ・粉チーズ・ヨーグルト】…チーズはごく少量から

チーズや粉チーズは少量から使えるようになります。ヨーグルトはプレーン無糖なら、離乳食初期から使うことができますよ。

チーズ・粉チーズ
チーズや粉チーズは塩分が強いので、たくさんは使えません。味のアクセントとしてミルクがゆなどにちょっと入れるだけでリゾット風になります。

ほんのひとつまみからスタートしましょう。濃い味に慣らすと他の食材の食べが悪くなることもありますし、塩分は体に負担をかけます。少しずつ食べさせましょう。

ヨーグルト
必ずプレーン無糖のものを選びましょう。酸味が弱いものをチョイスすると食べやすくなりますよ。

果物と和えたり、ナスや湯むきパプリカと和えるなどいろいろな食材と合わせて使うことができますよ。

【鶏肉】…脂肪分が少ないささ身からスタート!下ごしらえも

鶏肉も離乳食中期にデビューできる食材です。最初は脂肪分が少ないささ身から始めましょう。

鶏胸肉も脂肪分が少ないのですが、むねひき肉は皮や脂肪も一緒に挽かれていることがあるので、やはりささみからスタートした方が安心です。

ささ身は魚と同じようにモソモソしてちょっと食べにくい食材です。片栗粉やナス・かぶといった食材でとろみをつけると食べやすくなりますよ。

ささ身の下ごしらえ

材料(ささ身1本分)ささ身1本
  1. ささ身は開いて筋をとる
  2. よく叩くかフードプロセッサーにかけて細かくする
  3. お湯を沸かしてささみを入れ、アクをとりながらよく茹でる
  4. しっかり火が通ったらすりつぶす
  5. 食べさせるときはお湯やスープ・あんかけなどでのばす

その他にも、生のささ身を凍らせてからすりおろし、そしてゆでるという方法もあります。すりおろしがちょっと大変ですが、こちらの方がなめらかに仕上がりますよ。

【保存方法】
すりつぶした段階で、ラップに平たく包んで冷凍します。解凍するときは野菜スープや昆布だしと一緒にレンジでチンしましょう。

【レバー】…ベビーフードの利用がオススメ!栄養価が高い

下ごしらえが大変なレバーは、ベビーフードを活用すると安心で簡単です。忙しいママの強い味方ですよ。

レバーは脂肪分が少なく鉄分などミネラルが豊富に含まれているため、赤ちゃんにもおすすめの食材です。離乳食中期から使える食材でもあります。

レバーポテト

材料(1回分)レバー(BF)1食分・じゃがいも大さじ1・野菜スープ小さじ1
  1. じゃがいもは水にさらしてからよく茹でる
  2. 角が煮崩れるほど柔らかくなったら、フォークの背でマッシュする
  3. BFのレバーをよく練る。顆粒なら野菜スープでのばす
  4. マッシュポテトとレバーを和える

【卵黄】…小さじ1杯から始めて、卵白は中期後半以降から

卵デビューできるのも離乳食中期。ただし卵は卵黄からスタートします。卵白は離乳食中期後半~離乳食後期になります。

鶏卵はアレルギーを持つ子も多いので、慎重になりがちですよね。怖いあまり食べさせないママもいますが、そんなに慎重になりすぎなくても大丈夫です。

卵黄を小さじ1杯からスタートして様子を見ます。当日は他に新しく食べさせる食材は増やさず、赤ちゃんの体調変化を観察しましょう。

ママがあまり緊張していると赤ちゃんも緊張してしまうので、リラックスしてくださいね。卵はとっても便利なので、できるだけ慣れさせておきましょう。

卵黄の下ごしらえ

材料:卵1個
  1. 卵は冷蔵庫から出して室温にしておく
  2. 水から茹で、お湯が沸騰したら弱火にし15分以上ゆでる
  3. 中を切って固ゆでになっていることを確認する
  4. 黄身だけを小さじ1杯分すくい、お湯でのばす

最初はその都度ゆで卵を作り、食べる分だけ取り分けてあとは大人のサラダなどに使ってしまうと新鮮で安心です。

【ビタミン・ミネラル】緑のグループの進め方と使い方

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ビタミン・ミネラルを豊富に含む緑のグループは、野菜と果物がメインです。食物繊維も含まれており、うんちの材料にもなりますよ。

【大根・かぶ・にんじん・イモ類など根菜】…使い勝手抜群

根菜類は非常に多くの食物繊維を含んでいます。さらにビタミン・ミネラルも豊富ですよ。

ただ、硬い食材が多いのでしっかりゆでて柔らかくすることがポイントです。かぶなどすぐに柔らかくなる食材もありますね。

大根
一度少し大きな状態でゆで、冷ましてからみじん切りにして再度ゆでるとしっかり柔らかくなります。昆布だしとも相性が良い食材です。
かぶ
すぐに柔らかくなるお助け食材です。すりおろして加熱すると柔らかなみぞれ風になりますよ。

葉っぱがついている方や皮のすぐ下は繊維が硬いので、上部分は多めに切り落とし、皮も熱めにむきましょう。

にんじん
栄養も豊富ですぐ柔らかくなり、甘みもあって赤ちゃんにも食べやすい野菜です。大根同様、みじん切りにして柔らかく茹でてモグモグの練習をしてもらいましょう。

じゃがいもやたまねぎのみじん切りと一緒に昆布だしで柔らかくなるまで煮れば、基本の煮物になります。

じゃがいも
ビタミン類の豊富な食材です。炭水化物としての側面も持っています。煮崩れるほど軟らかく煮てから、フォークで荒つぶしにすると食べやすいですね。
さつまいも
やはりビタミン豊富で、糖質やビタミンを多く含みます。アクが非常に強いので、生のまま水にさらし、あく抜きをしてから使いましょう。

また皮の近辺や上下の先端は繊維が多いので、多めに切り落とします。煮崩してなめらかなペーストにすると、魚やささ身に和えて食べやすくなる便利食材です。

里芋
ねっとり食感の芋とホクホク食感の芋がありますが、離乳食中期ではねっとり食感の方が役立ちます。よく茹でて、モソモソ食感のものと合わせて食べさせましょう。
玉ねぎ
新玉ねぎの季節は甘くて柔らかいので、とっても便利ですよ。大きなカットのまま野菜スープでクタクタになるまで煮て、フォークでつぶすと簡単に食べさせられます。
だいたいは離乳食初期から使える食材です。中期に入ったら、すりつぶさずみじん切りの状態で柔らかく煮たものを食べさせてみましょう。

【ほうれん草・キャベツなど葉物野菜】…苦手な子も多い

葉物野菜も離乳食初期から使える食材がほとんどです。繊維が硬い部分をよけて使うことが、嫌いにさせないポイントです。

子供にとってキャベツの芯や青菜は苦くて硬い苦手食材になりやすいですよね。何度も何度も食べさせ続けることで、克服しやすくなりますよ。

ほうれん草・小松菜・チンゲン菜
葉先の柔らかい部分だけを使います。細かくみじん切りにしてからしっかりゆでて柔らかく仕上げましょう。

あまり食べてくれない場合はおかゆに炊き込んだり、かぶやサツマイモ・かぼちゃなど甘めの野菜と合わせることで食べやすくなります。ヨーグルトもおすすめです。

キャベツ
硬い芯や葉脈の部分は取り除き、ペラペラの葉っぱ部分だけを使います。しっかり細かくみじん切りにしてからクタクタになるまで茹でましょう。

最初は苦手な子も多い食材です。にんじんペーストなど、甘みの強いものと合わせて克服していきましょう。

白菜
柔らかく、甘めに仕上がる野菜です。芯の白い部分は硬いので、緑の葉先部分だけを使いましょう。

こまかくすりつぶすとみぞれにも使えます。食べにくい食材に合わせるなど工夫して使ってみましょう。

アスパラガス
根元の部分に行くほど繊維質が硬くなります。穂先部分だけを柔らかくなるまで茹で、みじん切りにして使いましょう。

【かぼちゃ・トマト・とうもろこしなど実の野菜】…下ごしらえも

離乳食初期から使える食材もあれば、離乳食中期から登場する野菜もあります。それぞれの進め方をご紹介します。

かぼちゃ
離乳食初期から使える食材です。なめらかにペーストにすれば和え物やクリームになりますし、フォークの背でつぶしてもぐもぐの練習にも使えますよ。
なす
アクの多い食材です。皮を厚めにむき、水でさらしてよくあく抜きしてから使いましょう。柔らかく煮えるのでなめらかにつぶしても役立ちます。
トマト
皮を湯むきし、種のゼリー部分を取って果肉だけを使います。離乳食中期では生ではなく、必ず加熱しみじん切りにしてから与えましょう。
パプリカ
皮をとって与えます。皮はトマトのように湯むきしたり、焼いてむくと簡単にむけますよ。果肉部分をトマトのようにみじん切りにし、ゆでると甘く柔らかくなります。
きゅうり
やはりまだ生では食べさせません。皮をむいて柔らかく茹でて与えます。タネが大きい場合はそのままうんちに出てくるので、取り除いてあげると食べやすいでしょう。
とうもろこし
ベビーフードのペーストが最初は便利です。また添加物の入っていないコーンクリームも役立ちます。

実そのものは繊維が多いので、便秘解消になります。しっかりみじん切りにしてから茹でて与えましょう。おかゆに炊き込んでもいいですね。

【ブロッコリー・カリフラワーなど花野菜】…柔らかで栄養満点

ブロッコリーやカリフラワーも離乳食初期から中期にかけて役立ちます。栄養価も高いので活躍させてくださいね。

ブロッコリー
穂先の部分をみじん切りにし、よく茹でて使います。柔らかく茹でれば、モグモグの練習になります。

またブロッコリーは良い味のスープがとれます。芯の部分なども皮をむき、ゆでて野菜スープに使いましょう。

カリフラワー
基本はブロッコリーと同じです。最近は変わった種類のものもありますが、最初は柔らかく茹でられる白いものがおすすめですね。

淡泊な味わいなので野菜スープとの相性も最高です。またミルク煮などにも向いていますし、トマトやパプリカと茹でてラタトゥイユ風にしても健康的ですよ。

【昆布・わかめ・青のり・海苔など海藻】…便秘解消にもいい

海藻類もそろそろデビューできます。それぞれ使い方をしっかりチェックしておきましょう。

昆布
出汁昆布を2~3cmほどの正方形に切り、使う前にしっかり洗います。お粥などに炊き込むと、風味とほどよい粘りが出ますよ。
わかめ
塩蔵されたものは塩分が強いのでまだ早いですね。乾燥ワカメを細かく砕いてからお粥などに炊き込むと、簡単に繊維質をプラスできます。
青のり
塩分が強くない物を、ほんの少しだけ風味付け程度に使いましょう。
海苔
海苔をそのまま与えるとのどなどに貼りつくので危険です。必ず水分量の多い食材に加え、よくほぐしてから与えましょう。

【フルーツ】…生ではなく、加熱したものをつぶして与えて

果物も食べられるものが増えます。また果物だけでなく、離乳食用の果汁を使うという方法もあります。

バナナ
5mm程度の薄切りにしてからフォークの背でつぶし、レンジで30秒ほどチンしてとろとろに仕上げます。

ヨーグルトに加えればバナナヨーグルトになりますし、苦手な魚やささ身などを食べさせるときにも役立ちます。

いちご
いちごは外側のツブツブを取り除く必要があります。外側部分を包丁でむいてからみじん切りにして軽く茹でて使いましょう。

小さなテフロンフライパンで蒸し煮にすると、いちごジャムのようになります。りんごと一緒に蒸したり、ヨーグルトに和えて食べさせましょう。

りんご
いちょう切りにしてからテフロンフライパンで蒸し煮にする方法と、すりおろしてからレンジでチンする方法があります。中期ならいちょう切りをつぶして与えても大丈夫です。
ジュース
市販の一般的なジュースは砂糖や添加物が多いのでまだ飲ませてはいけません。ジュースはベビーフードの月齢にあったものだけを飲ませましょう。

プルーンやりんご・野菜・ぶどう・オレンジなどがあります。そのまま飲ませるだけでなく、野菜や果物を煮たり、ゼリーにして使えます。

すりりんごの寒天寄せ崩し

材料(作りやすい量)粉末寒天1g・水100ml・ベビーフードのプルーンジュース100ml・すりおろしりんご4分の1
  1. 鍋に粉末寒天と水を入れて火にかける
  2. 沸騰したらそのままかき混ぜ続け、2分ほど加熱する
  3. 火を止めてから室温のジュースとすりおろしりんごを加える
  4. 冷蔵庫に入れて冷やし固める
  5. 食べさせるときはジュレ状に崩す

今後の進め方(中期後半~後期)を知っておきましょう

生後8ヶ月以降になると、離乳食は中期後半から後期へと進んでいきます。その進め方も頭に入れておくと、進め方がスムーズになります。

離乳食中期後半
2回食。食べる量は野菜・タンパク質などを中心に少し増える。

卵黄だけでなく卵の白身も食べられるようになってくる。また枝豆やインゲンなども柔らかく茹でて食べられるように。

離乳食後期
3回食。栄養の多くを離乳食から補えるようになってくる。カミカミ期とも呼ばれる。

上手にカミカミして食べられるようになり、おかゆは5倍がゆになる。きのこなど繊維質の多い物・豚肉や牛肉・青魚も食べられるようになる。

まずは2回食に慣れ、1日に同じくらいの量の食事を2回食べられるようにトレーニングしていきましょう。

離乳食で困った時の症状や状態と対策方法についてチェック

離乳食を食べさせていると、困った事態も起こります。そんな時の対処法についてご紹介します。

ブツブツが出た…ブツブツの状態を観察し、広がるようなら受診

赤ちゃんにブツブツが出たら、まずは落ち着いてブツブツの状態を確認しましょう。

口の周りだけに出ている
食べさせている時に、口の周りに食べ物がベットリついていませんでしたか。赤ちゃんの肌はセンシティブなので、食べ物がついただけでもかぶれることがあります。

そんな時はついたらすぐに拭いてあげましょう。すぐに赤みがおさまり、次に与えたときは平気なようであれば大丈夫です。

口の周りをはじめ、皮膚の柔らかい部分に出てきた
口の周りだけでなく、首筋やほっぺ・お腹など皮膚の柔らかい部分に出てきた場合はじんましんの可能性もあります。

新しく食べさせた食材がないかチェックし、病院へ行きましょう。突発性発疹や手足口病の可能性もあるので、体温も測ってみましょう。

全身に一気にブツブツが出て、咳き込んだり泣く・吐く
強い蕁麻疹症状「アナフィラキシーショック」の可能性があります。すぐに病院へ連れて行きましょう。

吐き戻した…ちょっと吐いた位なら問題なし!感染症に注意

赤ちゃんの胃は大人のように湾曲していないので、吐きやすい状態です。ちょっと吐いたくらいなら、あまり心配せず見守りましょう。

  • むせた
  • 食後にミルクや母乳を飲み過ぎた
  • 咳き込んだ
  • ゲップがうまくいかなかった

こうした原因で吐いてしまうこともあります。こうした原因で、吐いたのが1度きりなら病気ではないので大丈夫ですよ。

  • 何度も立て続けに吐く
  • 下痢しはじめた
  • 発熱した
  • 機嫌が悪くなった

こうした症状が出てきた場合には、ノロウイルス感染症やロタウイルス感染症、風邪などの可能性があります。小児科の病院へ急ぎましょう。

下痢をした…感染症の場合も、じんましんが原因の場合もある

赤ちゃんは初めての食べ物で下痢をしてしまうこともあります。うんちの様子もしっかりチェックしましょう。

  • 吐き戻しもともなう
  • 発熱もある
  • ミルクや母乳も飲まない

こうした場合は、やはり感染症が疑われます。またじんましんを伴う場合は、蕁麻疹の影響が内臓にも出ていることがあります。小児科の病院へ急ぎましょう。

便秘になった…繊維質や善玉菌を含む食材を取り入れよう

離乳食中期の赤ちゃんにとって、便秘はとてもポピュラーな症状のひとつです。便秘解消法をしっかりマスターしておきましょう。

離乳食を食べることで授乳量が減り、水分不足になっている場合もあります。そんな時はスープや白湯・麦茶なども飲ませて水分を補給しましょう。

離乳食が足りず、うんちの材料になる繊維質が少ないことで便秘になることもあります。そんな時はこういった方法がおすすめです。

  • 昆布・わかめ・とうもろこしなどを入れた7倍粥を食べさせる
  • オートミールを食べさせる
  • 納豆を食べさせる
  • ヨーグルトを食べさせる
  • プルーンジュースを使ってみる
  • りんごを食べさせる
生後7ヶ月だと、まだまだハイハイしない子が多数派です。でもハイハイやあんよが始まると、自然と運動不足が解消されて便秘も治ってくることはよくあります。

赤ちゃんの便秘は繊維不足・運動不足のほかにストレスも原因になります。ママも肩の力を抜いて、あまりプレッシャーを与えないように離乳食を進めていきましょう。

発熱・体調を崩した…一度ストップし、ゆっくり戻しましょう

生後7ヶ月になると、ママからもらった母子免疫が切れて病気になりはじめます。この時期と離乳食期は重なるので、しばしば体調を崩すこともあります。

  • 発熱した
  • 病気になった
  • 下痢・嘔吐をともなう感染症になった

こんな時は無理をせず離乳食はストップしましょう。赤ちゃん自身が食べたがれば、10倍がゆに戻して与えます。

赤ちゃんが食べたがらないようなら母乳やミルクだけにし、水分をしっかり補給するようにしましょう。

授乳も拒否するようなら脱水症状の危険があります。すぐに病院へ急ぎ、点滴をしてもらう必要があります。

病後は様子を見ながらもとの離乳食ステップまで2~3日かけて戻します。そこからまたステップアップしていきましょう。

食べてくれなくなった…理由を理解し対策方法を知りましょう

ママ最大の難関、それは「一生懸命作った離乳食を食べてくれない」ではないでしょうか。イライラしてストレスもたまりますよね。

ではなぜ食べなくなってしまうのでしょうか。原因から解消法・解決法を探ってみましょう。

食感がイヤ
魚や肉などモソモソしたものや、葉物野菜など苦み・えぐみがあるものもあります。またイモのボソボソ感が苦手な子もいますよね。

ヨーグルトやとろみ・バナナ・かぼちゃ・さつまいもとミルクのクリームなどで和えるなどして、食感を変えてみましょう。

椅子に座っていられない・飽きる
生後7ヶ月の赤ちゃんは好奇心旺盛です。また飽きっぽく、長時間同じ姿勢ではいられません。食事はサッと済ませることで、食べ飽きを防止できます。また部屋を片付け、テレビを消して大人も席に座り食事に集中させましょう
ママの顔が怖い
食べてくれないとイライラして、ついつい頭から角が生えていませんか。怒った顔では、赤ちゃんも緊張してしまいます。

1日1種はよく食べるメニューを入れ、上手に三角食べさせることでスムーズに行くようになることも。おかゆに混ぜるなど工夫して食べさせやすくしてみましょう。

味に飽きた
アレルギーなどが怖くてなかなか進められないと、赤ちゃんも同じ食材の連続に飽きてきます。

できるだけ順調に食材を増やし、野菜スープやミルク・チーズ・ジュースなどさまざまなアクセントで味に変化をつけましょう。

スプーンを押し込みすぎている
口の奥までスプーンを突っ込んでしまうと、赤ちゃんは嫌がって上手に食べてくれないことがあります。

赤ちゃんの下唇や歯茎の上に食材をちょんと乗せるくらいで大丈夫。口を閉じて中に入るように工夫してみましょう。

赤ちゃんに「食事って楽しいな」と感じてもらえると、離乳食もスムーズに進むようになります。

できれば大人と同じ時間に食べさせるタイミングを設け、「美味しいね」「大好きね」と話しかけながら楽しく食べさせましょう。

授乳と離乳食との兼ね合い…1日の授乳回数や量をチェック

離乳食初期から中期にかけてのミルクや母乳の兼ね合いに悩むママも多いですよね。そこで量をチェックしてみましょう。

【離乳食が1回食のケース】

  • 授乳量・授乳間隔…完全ミルクなら1日4~5回・800ml程度

完母の場合は、食後に好きなだけ飲ませましょう。ただ食前2時間は飲ませないようにします。

  1. 7:30…授乳1回目
  2. 10:00…授乳2回目(少な目にコップ飲みの練習をかねて)
  3. 12:30…離乳食1回目・授乳3回目(離乳食後に好きなだけ)
  4. 17:30…授乳4回目
  5. 20:30…授乳5回目

離乳食直前の授乳を少なめにしておくことで、空腹になりしっかり食べてくれやすくなります。

【離乳食が2回食に進んだケース】

  • 授乳量・授乳間隔…完ミなら1日3~4回・700ml程度
  1. 8:00…離乳食1回目・授乳1回目(離乳食後に好きなだけ)
  2. 10:00…白湯・麦茶など水分補給
  3. 12:30…離乳食2回目・授乳2回目(離乳食後に好きなだけ)
  4. 15:00…白湯・麦茶など水分補給
  5. 17:30…授乳3回目(通常通り)
  6. 20:30…授乳4回目(通常通り)

スタートは遅めの方がママも楽・パパと食卓を囲みたいという場合は、午後1番に1回目、夜に2回目に設定するとよいでしょう。

その場合、初めての食材でアレルギーなどの不安があるときは病院が開いている時間をチェックしておくと安心です。早めの回で食べさせるようにしましょう。

生後7ヶ月は離乳食初期から中期!個人差もあるので慌てずに

離乳食中期にさしかかる生後7ヶ月は、赤ちゃんの心身の発達が目覚ましい時期でもあります。赤ちゃんの舌の感覚も成長期です。

この時期にいろいろな食材に触れさせ、さまざまな味を覚えることで赤ちゃんの味覚は健全に成長していきます。調味料の味付けではなく、素材で変化をつけましょう。

食材本来の味を覚え、馴染んでいくと好き嫌いの予防・改善にもつながります。アレルギーを恐れすぎず、いろいろな食材にトライしましょう。

また生後7ヶ月といっても進度は赤ちゃんによってさまざまです。我が家では低体重で生まれた息子たちが生後7ヶ月から離乳食をスタートしました。

5ヶ月でスタートした子はすでに離乳食中期も後半にさしかかる時期ですが、スタートが遅かった子はまだまだ初期の段階です。

個人差があるのは当然です。「マニュアル通り」にこだわらず、焦らず、あわてず、我が子のペースで進めていきましょう。

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