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脳の準備運動に最適!そろばんが幼児にもたらす良い効果とは?

2014/12/17

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瞬時に計算してくれるような機器があるにもかかわらず、「そろばん」をならっている人は何万人もいます。それは、そろばんが計算機としてだけでなく、他のことにも役立っているため。

そろばんは、脳を鍛えるのに役立つといわれています。そろばん教室にお子さんを通わせている方は、こちらの目的が強いのではないかと思います。

でも、そろばんの魅力はそれだけではありません。そろばんの歴史はとても長いのです。

そろばんの原形は、4~5000年前にメソポタニア地方で発明されました。最初の頃は、地面に線を引き、小石を置いて計算していたそうです。

そろばんの発明からの歴史もさることながら、「日本のそろばん」としても長い歴史があります。日本でそろばんが伝わってから約500年が経っているのです。

そろばんは日本の伝統文化ともいえるでしょう。

そろばんの歴史

そろばんの研究を行っている珠算史研究学会によると、そろばんが日本にもたらされたのは、室町時代の終わり頃。明から伝わってきました。

現在のものとは少し異なった形をしていた明のそろばん。形や珠の個数などの改良に加え、サイズも小型化したことで、徐々に私達の知る「そろばん」へと変化していったのです。

こうした、そろばんの歴史は「茶道」や「能」に匹敵するほどの長さ。そろばんは立派な日本文化なのです。

そろばんと脳トレ

日本珠算連盟によると、そろばんは脳のトレーニングになり、社会人になってからも通じるような能力を鍛えてくれるそうです。

それは「観察力・集中力・情報処理能力・発想力・記憶力。」

  • そろばんを行う際は、誤算がないよう数字を注意深く観察し、読みとらなくてはいけません。
  • また、こういった数字を処理する作業を何回も繰り返すのです。
  • そのため集中力もついていきます。

また、そろばんの有段者は右脳を使い計算しているという調査データがあります。ヒラメキは右脳から発生するそうです。

  • 右脳を鍛えることで、新しいことを生み出す力となります。
  • そして、右脳を鍛えることは記憶力を向上させる効果もあります。

左脳を使い記憶すると短期間でその記憶は忘れ去られてしまいます。しかし、右脳を使って記憶するものは長期間覚えておくことができるそうです。

そろばんが幼児期にもたらす効果

特に、幼児期は一生のなかで最も吸収力にすぐれた時期。この時期に、そろばんを始めると右脳の発達をさらに促します。

また、そろばんはメリハリのある生活を習慣づけることにも役立つそうです。幼児期こそ、生活の良い習慣付けが大切とお考えになる方は多いのではないでしょうか。

「そろばんの向こうに宇宙が見える」の著者である百瀬先生は、そろばんを習うことで、正しい時間の使い方が身に着き、生活の習慣づけに役立つと示唆しています。

そろばんで計算しているときは、集中しなくては正確な計算など出来ません。リズムよく珠をはじいていかなくてはいけないのです。

でも、こうして何かに没頭せざるを得ない状況を作り出すところが、そろばんの魅力であるといいます。食べるときは食べ、遊ぶ時はおもいっきり遊び、寝る時はぐっすり眠る。

一日をこうしてメリハリをつけながら過ごすには、何かに没頭する経験が役立つのだそうです。そろばんはそういった経験を、幼児期でも手軽に体験できます。

生活にそろばんを取り入れてみよう!

近頃では、幼児向けのそろばん教室が増えたようです。でも、わざわざ教室に通わせなくても、遊び感覚で生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

そろばんの音や形は、子供にとって魅力的。好奇心の強い幼児期の子供たちは、そろばんが目の前にあれば、きっと手に取ることでしょう。

何事も楽しいという思いがなければ身につきません。そろばんの音や形を楽しみながら、少しずつ計算の仕方を教えてあげるのも良いかも知れません。

日本の伝統文化とも言える「そろばん」を、お家で日常的に触れられる環境は、とても素敵だとは思いませんか?その上、子供の将来に役立つ能力が身に着くのです。

子供の世界を広げるのにきっと役立つことでしょう。

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