妊娠初期に注意したい「くしゃみ」って胎児への影響あるの?

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2016/01/05

くしゃみする妊婦

「ハックション!」とくしゃみをした瞬間、「ピキーン」、「ズキーン」とお腹が痛くなることがあります。ひどいときにはしばらく動けなくなるほど痛くなることも。

特に妊娠初期だとお腹の赤ちゃんに影響はないのか心配ですよね。それにどのタイミングで病院に行けばいいのか始めてのことだと判断も難しいもの。

ちょっと心配なので受診したほうがいいであろう痛みについては知っておく必要がありますよね。そして、なぜくしゃみをするとお腹が痛くなることがあるのかなど、”妊娠とくしゃみの関係”に迫ります。

くしゃみをすると子宮の周りの靭帯への腹圧がかかるため痛みます…

そもそもどうしてくしゃみをすると下腹部が痛くなることがあるのでしょうか?

子宮の痛みじゃなくてその周りの靭帯の痛み

子宮は筋肉でできています。それに子宮はただ単に私たちの身体にポンと置かれているわけではなく、靭帯で固定されています。

「膝の靭帯を損傷した」とかは割とよく聞いたことがあると思いますが、靭帯は骨と骨との繋ぐ役割をしているので身体のあちこちにあり、子宮の周りにも靭帯があります。

子宮の周りにある靭帯も私たちがとる体勢によって伸びたり縮んだりします。そして、ピーンと張っている状態でくしゃみなどの腹圧が急にかかると痛みを引き起こすことがあります。

つまり、くしゃみによりお腹の痛みの多くは子宮の痛みではなく、子宮の周りにある靭帯の痛みということなのです。

くしゃみの腹圧程度はほとんど心配ありません

痛みを感じるので、「お腹の赤ちゃんへの影響って大丈夫なの?」と心配になったり悪い事を考えてしまったりしまいがちですが、くしゃみの腹圧程度ならほとんど影響はなく、流産の心配もないと言われています。

妊娠初期は流産が心配ですが、妊娠初期の流産の原因の多くは赤ちゃん側の異常があったため。「あの時の激しいくしゃみが…」と自分を責めることはありません。

しかし、痛みを感じたときは、念のため横になったりして身体を休めて様子を見ましょう。休んでいるうちに痛みが治まるようなら、ゆっくり動くことを心がけ、普通に過ごしても大丈夫。

しかし、主治医から「絶対安静に」と指示が出ている妊婦さんは念のため「くしゃみをすると痛みが…」と主治医に相談しておくことをおすすめします。

また、時間が経っても痛みが引かない場合や出血があった場合は、くしゃみをするたびに毎回のように痛む時は急いでかかりつけ医の受診をおすすめします。

痛む場所や例えば、外出時にくしゃみも痛み多いなど、なるべく状況を把握しておくと受診のときに役立ちます。

妊娠初期は免疫力の低下で、くしゃみが出やすくなる妊婦さんも多い

くしゃみをする女性

くしゃみをすると痛くなるのは妊娠中でなくとも起きることがあります。しかし、妊娠したことによって、くしゃみが多く出るようになり、その結果痛みを感じる回数が増えたという妊婦さんも少なからずいます。

妊娠初期はホルモンバランスが崩れて免疫力が低下しやすい時期ともいわれています。そのため、粘膜が弱くなってアレルギー性鼻炎や風邪の症状が出ることもあります。

また、花粉症持ちの人はまだ花粉のシーズンでもないのに花粉症と同じような症状が出るという妊婦さんもいます。

妊娠してからくしゃみが増えた?と思ったらそれは気のせいではなく、身体が変化している証拠の1つでもあります。

少しでも痛みを和らげるための予防法

妊娠して身体が変化している証拠と言われてもくしゃみをして痛みを伴うのはやっぱり嫌ですよね。自分でできる痛み緩和対策をいくつかご紹介します。

ストレスや疲れは溜め込まないようにしましょう

ストレスが溜まっていたり、疲れや緊張が続いたりすると、筋肉が収縮して固い状態になってしまいます。そんなときにくしゃみなどで急に腹圧がかかると痛みを感じます。

身体が妊娠という大きな変化についていけず、知らず知らずのうちに身体が常に緊張状態であるということもあります。

身体を休めるようにすると筋肉が柔らかくなるので、アロマを焚いたり、ハーブティーを飲んだりと自分なりのリラックス方法を探しておきましょう。

外出時はマスクの装着を心がけて

マスクを促すイラスト

そもそもくしゃみが出るのは身体からバイ菌などの異物を入れないためや追い出そうとするため。

それならば、身体にバイ菌や花粉などくしゃみの原因になりそうなものをシャットアウトしちゃいましょう。

外出時はマスクを装着し、上着や服についている花粉やホコリは家に入る前に払い落すなどちょっとした心だけでくしゃみをする回数を減らしましょう。マスクは風邪予防にもなるので一石二鳥です。

くしゃみが出そうになったときは近くにある物を掴む

とは言え、生きている以上くしゃみは出てしまうものです。くしゃみが出そうになった時は近くのものをとにかく掴むと力が分散され、痛みが緩和されます。

椅子やテーブル、手すりなど、とにかく何でもいいので、「くしゃみが出そう!」となったら近くにあるものに力を分散されるつもりで物を掴んでみて下さい。

また、直立や仰向けの状態だと靭帯が伸びているので、そのような体勢よりも、背中を丸めてお腹を抱えるような体勢のほうが痛みが緩和されます。

本当にちょっとしたことですが、実際に試してみると本当に痛みが緩和されるので騙されたつもりで1度是非お試し下さい。

「痛くなったらどうしよう」と敏感になりすぎないで

1回でも痛みが出てしまうと「また痛くなったらどうしよう」や「赤ちゃんへの影響が心配」と気になってしまいますよね。

しかし、あまり気にしすぎるとそれこそがストレスの元となってしまうこともあります。痛みが引かない、出血をあった場合以外は気にしすぎないでください。

それよりも、ハーブティーを飲んだり、マタニティー用品を買っておしゃれをしたりと、今しかできないことを楽しんで過ごすほうが、ママの身体にとっても赤ちゃんにとってもいいことだと思います。

みんなのコメント
  • モモちゃんさん

    前回の妊娠では5カ月の時破水してしまい、絶対安静で何とか29週までもちましたが、2回目の破水の時は保育器で育てた方が良いとの事で早産でしたが、帝王切開で出産しました。双体という事もありリスクがあったのだと思います。前回の事があるので今回の妊娠も不安がありますが、あまりストレスを溜めず過ごしたいと思います。

  • さん

    くしゃみをして痛みがあったのですぐ調べてここに辿り着きました。
    妊娠初期ですので、気をつけたいと思います。
    参考になる記事、ありがとうございました!

  • ウリさん

    とても解りやすく解説してあり助かりました。
    些細なことでも気になり不安になりがちなので解消されて良かったです。

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