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子供が急に熱を出した!子供が発熱しやすい理由と対処法

2014/12/08

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私の家の長男は、1歳を過ぎてから急に、頻繁に熱を出すようになりました。仕事をしていたので、その度に保育園から連絡が入り、大変だったのをよく覚えています。

子供って、とにかく熱を出しやすい!そう感じているママさんも多いでしょう。では、なぜ子供は熱を出しやすいのでしょうか?危険な発熱とそうでない発熱とは?調べてみました。

生後半年までは、免疫システムに守られている

子供が発熱しやすいのは、生後6ヶ月から3歳ぐらいまでの期間だと言われています。

生まれたばかりの赤ちゃんは、ママの身体から由来する免疫グロブリンというものに守られています。

また、生後10日までの母乳には、ラクトフェリンという物質が含まれていて、これが免疫を強化したり、炎症を起こしにくくしたり、腸内細菌叢を整えたりと、様々な活躍をしてくれます。

免疫グロブリンは、生後5ヶ月頃までに少しずつ減っていき、なくなってしまいます。そこから、病気にかかりやすくなるんです。しかし、ここで自分の免疫を確立していくのです。

発熱する理由は、病気を排除するため!

  • 一度かかった病気の病原体に対して、二度とかからないように、身体は免疫を作ります。
  • この時、体温が高いほど免疫システムを作りやすく、またウイルス等にとっては住みにくい環境となります。

ですから、発熱をしているということは、その病気を排除しようとしている事であり、その病気に二度とかからないようにしていることなんです。

熱が出たら、どうしよう

熱が出始めると、体の熱を作り出すために四肢が冷え、寒気がしたりします。こういった場合、一時的にだったら手足や体を温めてあげても良いそうです。

しかし、熱が完全に上がってしまったらもう、身体を温めすぎてはいけません。また、熱があるからといって冷やしすぎるのも考えもの。熱すぎず寒すぎずの状態を保ちましょう。

冷えピタや氷嚢などで額を冷やしたりする光景をよく見ますが、体の一部を冷やすだけであまり効果はありません。布団から手足を出す、これだけでも余分な熱の発散効果があります。

熱が出ている最中は、脱水症状に陥りがちです。水分は、欲しがるだけたっぷりと与えてあげましょう。母乳だけで足りない時のために、ミルクも用意しておきたいですね。

注意したい、3ヶ月未満の発熱

母体からの免疫に守らている筈の生後3ヶ月までの赤ちゃんが、突然発熱した場合は要注意。風邪かな?と思って様子を見ていると、急激に状態が悪化して不幸な結果に陥る場合があります。

例えば、髄膜炎や肺炎、敗血症などを併発する場合が危険です。3ヶ月未満の場合は早急に小児科を受診するようにしましょう。

発熱プラスアルファが受診の鍵

子供が熱を出した!39度、随分熱が高いから、救急外来に行かなくちゃ!これは間違えです。体温の高さだけでは何も分かりません。高熱があってもケロッとしている場合が結構あります。

まずは、高熱以外に症状があるのか、どんな症状なのかを見て、受診の判断をします。例えば発疹があったり、嘔吐したり、下痢などの症状があれば感染症や脱水の危険性があります。

また、熱がそれほど高くなくても

  • 元気が無い
  • 泣いてばかりで機嫌が悪い
  • 呼吸がしにくそう
  • 食欲が無い

など、いつもと違うなと思ったら受診のサインです。

インフルエンザのように、発熱から1日経過しないと診断できない病気もあります。その時に流行している病気が何なのか、どんな経過をたどるのか、知っておくことも大切です。

こんな時は病院を必ず受診!

生後3ヶ月未満の乳児で、38度以上の発熱がある場合は、急いで受診しましょう。顔色が悪い、元気がない、ぐったりしているなどもそうです。普段と様子が違えば受診です。

高熱にともなって、頭痛があったり、繰り返し嘔吐する場合も受診をしたほうが良いでしょう。嘔吐物には病原体が含まれる場合もありますので、処理には十分気をつけましょう。

意識があやふやで、うわ言を言ったりするときも受診をしたほうが良いですね。また、そこからひきつけを起こすことがあります。習慣性のひきつけでなければ、まずは受診をお勧めします。

ゼーゼーしたり、普通に呼吸ができていない場合や、ひどい腹痛を訴えている場合も危険です。我慢させずに、受診するようにしてください。

普段の子供の様子を知っておく

子供の平熱は、高かったり低かったり。一概に「何度以上は発熱」といえません。普段から、平熱がどれぐらいなのかを知っておいたほうが良いでしょう。

発熱した時は、慌てずに、まずはいつもの状態とどこが違うか、子供がどこのどんな不具合を訴えているのかを知り、状況に応じて夜間救急などを受診するようにしましょう。

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