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赤ちゃんがおもちゃ等をなめる行為は成長に必要不可欠で重要!

2014/12/05

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「どうして?」と疑問に思うほど、赤ちゃんは身の回りのものを次から次へと口に運び、なめていきます。でも、この「なめる」という行為、実はとっても大切。

赤ちゃんは、なめる行為を通して、生きていく上で必要なものを得ているのです。赤ちゃんが物をなめる事で、成長にどういった影響を及ぼしているのでしょうか。

日本免疫病治療研究会会長である西原克成先生は、著書の中で赤ちゃんの「なめる」行為について触れています。

「なめる」ことで免疫力がつく

赤ちゃんは、身の回りにあるものを手当たり次第口に入れてしまいます。そのため、ばい菌が付かないように、おもちゃ等を消毒しておく方は多いことでしょう。

赤ちゃんの身の回りを消毒するのに、適した商品が沢山でているので、簡単に消毒できます。赤ちゃんの触れるものは、消毒するのが当たり前となっていますね。

でも、一昔前までは「畳の目地をあかちゃんになめさせるのがいい」という教えがありました。

掃除機や除菌シートなどで、床や畳をいつも綺麗にして過ごすのが当たり前となった現代からすると、少し驚いてしまう話しです。

でも、昔のように適度に雑菌に触れている方が、病気にはなりにくいのです。そもそも、毎日掃除を行っているお家にだって雑菌は存在します。

それほど害のない雑菌なので、少し口にいれたからと言って病気になるわけではないようです。むしろ、体を強くするのに役立つのだとか。

  • 雑菌を口にいれると、体の中で抗体がつくられます。
  • 一度つくられた抗体は記憶され、体を守ります。

赤ちゃんは、こうした抗体の記憶がないため、母乳を通して抗体をお母さんから与えられます。でも、赤ちゃんは自分自身の抗体を作っていかなくてはいけません。

「なめる」ことは、この抗体づくりに役立ちます。

赤ちゃんのために、部屋を綺麗に保ち、危ないものを置かない工夫をするのは大切ですが、消毒をし過ぎると赤ちゃんが抗体を作る機会を減らしてしまうことになるようです。

口と脳の関係

口を動かすことで脳が刺激されます。赤ちゃんが様々なものを口に運ぶことで、脳が活性化しているのです。知育に一役かっているようです。

また、物をなめる事を通して、身の回りの世界を認識してもいるのだとか。

まだ何も分からないように見える赤ちゃん。でも、積極的に物をなめる姿を見ると、身の回りの情報を盛んに脳へと送っていることが分かります。

外の世界を知ろうとしているのですね。

赤ちゃんから始める情緒教育

赤ちゃんの時に、どれだけ物をなめてきたかによって、芸術のセンスが変わってくるそうです。

情緒の基礎は赤ちゃんの頃にできあがるのだとか。というのも、舌の体験が感受性に影響しているからだそうです。

大人になってから、赤ちゃんの頃に何をしていたかなど記憶していませんが、そのころ得た舌の体験は、その人を形作っています。

情緒教育に、まさか赤ちゃんの頃のなめ回しが関係していたとは驚きです。

「なめる」ことは重要

赤ちゃんの口に入れるものには、とても気をつかいます。時には敏感になりすぎてしまう事も。でも、赤ちゃんにとって、なめ回しはとても大切。

  • 赤ちゃんが物をなめることで、免疫力を高め、脳を活性化し、情緒を育むようです。
  • どれも、生きていく上で必要なことばかりですね。

でも、大切だからといって、明らかにばい菌がいるような場所につれていき、汚い物をなめさせては、病気になってしまいます。

また、危険な物を口に運ぶのを黙ってみていては、赤ちゃんが怪我をしていまいます。極端なことは避けなくてはいけません。

敏感になり過ぎず、いつも暮らしている環境内で、危ないもの等に注意し、適度になめ回しをさせてあげれば十分。きっと、体も心も健康な子供に育つことでしょう。

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