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子供の感情を真っ直ぐにコントロールするのは親の真っ直ぐな感情

2014/12/02

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子育てに関して、「自分は正しいだ」と思い込んでいることが、実は子供に悪影響を与えている可能性があります。親の歪んだ子育て理論は、歪んだ子供の心を育ててしまうそうです。

もちろん、正しい子育てによって子供に心はまっすぐに成長しますが、今回は間違った子育てによる子供への悪い影響に関して、まとめてみました。

子供が親の面倒を見て当たり前という考え

折角育ててあげたのに、恩を忘れたの?!という考えですね。これは、親子関係をまるで主従のような上下関係にしておきたい親の考え。実は子供を遠ざける考え方です。

  • 小さい頃は、「親のお陰で」と納得できても、大きくなると反発や軽蔑につながります。
  • 子供は親のために生きているのではありません。子供は、子供の人生を生きているのです。

子供は親のもの

子供が自分の言うことを聞かないと、過剰にイライラして、「それはこうでしょ!」「ああしなさい!」と口うるさく怒鳴り散らすのは、子供を自分の所有物だと思っている証拠です。

つばめを見てみてください。子供はある時期まで親の元で餌をもらって育ちますが、そのうち巣立っていきますよね。

人間だって同じこと。いずれは親元から独立させなければならないのです。

こうした親の考え方の下で子供が育つと、親に依存する子供に育ってしまったり、ある年齢に達すると、親に対する反発心が爆発することになります。

子供に興味を示さず会話をしない親

最近はよく見かけますよね、子供をそっちのけで、携帯電話に夢中になっている親の姿。食事中でも、子供のことは放っておいて、ずっと携帯をいじっている親の姿をよく見かけます。

食欲、物欲を満たしてやればそれが子育て、ではありません。子供の探究心や好奇心に親が答えてあげる、「あたなを見ている」という態度が、子供の自尊心を育みます。

泣くな!笑うな!感情の抑制

子供にはいつも笑っていてほしい。親の切なる願いですが、子供にだって感情があります。時には泣いたり、怒って癇癪を起こしたりもします。

そんな時「泣くな!」と怒鳴ってしまいませんか?これは、子供の感情を抑制しているんです。

抑圧をされた子供の感情は、心の奥底に抑えこまれたまま。駄々をこねたりずっと笑っていたりと、単一の感情しか表さなくなってしまいます。

親の基準で子供を批判

誰しもが様々なものに基準を持っていますが、親が子供に高い基準を押し付けて、「あなたはダメな子」と批判すると、子供の感情に悪影響が出ます。

  • 自分は出来の悪い子なんだ、と思い込んだりします。
  • こんな自分は必要ない、と自分を大事にすることができなくなったりします。
  • これが親の愛なんだ、と誤解を招いたりもします。

子供を親の基準で否定する

子供のやったこと、思ったこと、とった行動を、親の都合の良いように褒めたり、けなしたりすることは「こんなあなたなら認めるけれど、こんなあなたなら認めない」という事。

親が、子ども像に条件を出し、それを満たすようにしなさい、と押し付けているんです。そうすると子供は、親が考える理想の子供に近づこうとしますが、そう簡単に近づけるものではありません。

どんなに勉強ができたって、親がそれを否定すれば、「自分はできない子」と思いますし、どんなに良い子でも親が「悪い子」と言っていれば、何事にも自信の持てない子供に成長してしまいます。

親の感情を真っ直ぐにすることで、子供の感情も真っ直ぐになる

口にしなくたって、何となく子供に伝わればいいや、ではダメなんです。親が口に出して気持ちをストレートに伝える事。子どもとの意思疎通には欠かせないことです。

誰だって子供に信頼されたいもの。そのためには、まずは親が子供を信頼しましょう。これも、何となくの気持ちを子供は読み取ってくれません。言葉や形にして表現してあげましょう。

もしそれが間違っていたら、親のエゴかもしれないと気づいたら、素直に謝りましょう。自分のために真剣に向き合ってくれる親を、子供は信頼するようになります。

子供が小さいうちは、子供にって親が全て。親は間違っていることをしない、と思っています。ここで親が間違った愛情表現をしてしまうと、それが正しいことだと認識してしまいます。

ですから、子供が小さいうちから、子どもと十分なスキンシップを取り、互いの感情を認め合い、独りの人間として接してあげることが、子供をまっすぐに育てるコツとなります。

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