- 流産は初めての妊娠で起こりやすいの?あまり知られていない原因 | MARCH(マーチ)

流産は初めての妊娠で起こりやすいの?あまり知られていない原因

2014/11/28

shutterstock_209316238

初めての妊娠を経験することは、女性にとって本当に嬉しいことです。

戸惑ったり不安に思ったりすることもありますが、そんな心配もお腹の中の赤ちゃんと一緒に乗り越えていこうと思わせてくれます。

だからこそ、お腹の中から赤ちゃんが居なくなってしまうのは、どんなにか哀しいことでしょう。流産を経験したお母さんの辛さというものは計り知れません。

そして流産したことに対して自分を責めてしまうのではないでしょうか。自分のせいで…自分がちゃんとしなかったから、もっと気をつけなかったから、と。

そんな風に考えるのは本当に辛いことだと思います。そういうふうに自分を責めないでほしいと思います。なので流産がなぜ起きるのか、流産が起きる理由について考えていきましょう。

流産の定義とは

流産、または自然妊娠中絶と呼ばれる症状は、妊娠週数22週までに赤ちゃんがお母さんのお腹から外に出てしまうことを言います。(それ以外は人工妊娠中絶と言います。)

23週以上で出産になると、それは早産という区分になり赤ちゃんが生存できる確率も高くなります。

自然流産は高齢での初産での発生率が多いです。

これは卵子以前の状態で卵胞の中にある時間が長くなる分、どうしても外からの刺激や圧力を受ける時間も長くなってしまうので致し方ない面を持っています。

しかし20代や30代の女性に起こる確率もけして低いものではありません。

一般的に自然流産は妊娠総数の15%を占めているという統計があり、どんなお母さんにとっても人ごとではないものです。

「流産は初めての妊娠で起こりやすい」という風に捉えられることもあるのですが、自然に流産が起きることの総数自体が低くありません。

必然的に初産のお母さんにも見られることがある、と思っているほうがよいでしょう。ありふれたことと思う必要はありませんが、女性であるからにはとても身近な問題なことも確かです。

流産が起きてしまう原因について

22週未満で赤ちゃんが生まれてしまうこと、とくに12週以前での流産は、赤ちゃんの体の染色体異常によって起こります。

受精卵になったときすでに染色体の異常は発生してしまっているので、それは赤ちゃん、卵の姿をした赤ちゃんの運命なのかもしれません。

染色体に異常を持った赤ちゃんは、この世に姿を現したときにもう自分が生まれてこれないことが分かるので、自分から去っていく道を選ぶのかもしれません。

もしかしたらお母さんのことを思いやってもう一度神様のところに戻っていくのかもしれないですね。

初めて妊娠でこの自然流産になってしまったなら、とても哀しいことですがけしてお母さんが原因なのではないのです。お母さんの体になんの問題がなくても、自然に起きてしまうことなのです。

ですから自分を責めたりしないで、赤ちゃんに対して「がんばってくれてありがとう。また戻ってきてね。」と思っていて欲しいと思います。

これとは別に胎内週数が12週以上で起きる流産は「絨毛羊膜炎」(じゅうもうまくようまくえん)というものが大半の原因になっています。

絨毛膜羊膜炎とは

  • 膣内で細菌による感染症が起きます。
  • それを排除するための体の反応が子宮にまで影響してしまいます。

子宮が急に収縮したりお母さんと赤ちゃんを繋いでいるへその緒に熱が籠もってしまうなどの反応で赤ちゃんがお母さんの体から離れやすくなってしまうのです。

急にお腹が痛くなる、下り物に血が混ざったり匂いがきつくなったことに気が付いたら、膣内の細菌感染の疑いがあります。

この場合症状が進行してしまうと流産の危険も高くなります。迅速に対応するためにも早めの受診が肝心です。

「妊娠は病気じゃないから」と余裕をもって過ごすのもいいのですが、自分の中にもう一人分の命が入っているのはやはり大変なことです。

どんな危険も起こりうるといつも警戒を怠らないでくださいね。

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ