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咀嚼力の衰え注意!子供の食事は歯の成長と噛む力を考慮しよう

2014/11/26

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子どもは母乳生活から離乳食生活へと移りながら、そして歯が生え始めるに従い、噛む力がついてくるようになります。

しかし、近年私達の周りにある食材や料理には、噛む力がなくても食べられるものばかりです。そのため、大人の咀嚼力の低下だけでなく、子どもの噛む力が低下してきている事が問題視されています。

噛むことは、栄養を吸収しやすくするだけでなく、脳の発達にも重要な役割があります。子どもの成長に合わせて、噛む力を鍛えていきましょう。

噛み方が分からない子が増える時代

私達がよく食べる食材や料理、メニューの中で歯が折れそうなほど固い食事、たくさん噛まなければ食べられない食事を思い浮かべる事は出来るでしょうか?

なかなか思いつかないほど、私達の食事は年々柔らか志向になっています。こうした時代背景もあってか、噛み方が分からない子どもが増えているのです。

離乳食を進めるにあたり、

  • 食材を増やしたりメニューのバリエーションを増やしたりする。
  • 固さにもメリハリをつけて、「噛む」という事を毎日の食事の中で積極的に取り入れていく事が大切です。

噛むことは大人にとっては当たり前の事であり、毎回の食事の中で改めて意識する事ではないため、どうしても咀嚼の大切さを忘れてしまいがちです。

しかし、噛むという行為によって食べ物は唾液に絡まり、唾液と混ざり合う事で消化が良くなり、消化が良くなるので栄養の吸収力も高まり、体の隅々にまで必要な栄養素が行き渡るようになるのです。

十分な栄養が摂れていなければ、子どもは丈夫な体へと成長することが出来ませんし、病気にもなりやすくなってしまいます。まさに、噛む事は健康に育つための必須項目なのです。
また、噛むことで顔の筋肉を使い、顎や歯茎が刺激されて丈夫になるので、歯並びがよくなり表情豊かな顔へと成長していきます。
さらに、噛む刺激は脳へも届くため、満腹中枢が刺激されて適量で満腹感を得られるようになり、不必要に食べすぎることがなくなるのでさらに健康体へと繋がります。

そして噛む効用はこれだけではありません。噛む刺激によって体の血液の循環がスムーズになり、脳の神経細胞の働きが活発になるので、記憶力が高まります。

記憶力が高まるということは、勉強も効果的に進められるようになるので賢い子へと成長していくのです。つまり、毎日の食事の中で積極的に噛むことで、賢い子へと育てることにも繋がるのです。

このように、たかが「噛む」行為一つとっても、そこにはとても大切な役割があります。

噛むことを疎かにせず、固さのある料理を作りながら、毎食「よく噛んで食べようね」と声をかけてあげ、子どもにも噛むことを意識してもらいましょう。

噛む力は固い食事では育まれない!

噛む力をつけようと、よく噛まなければ食べられない固い食材や料理を取り入れていくことは大切ですが、安易に固いものばかり食べさせればいいわけではありません。

歯が生え始めたばかりの子どもは、そもそも咀嚼力が弱い為、固さも少しずつレベルアップさせていく必要があるのです。

それを無視して、無理に飛び級した固さの料理ばかり食べさせると、今度は噛まずに丸のみするようになってしまいます。

  • 丸のみは癖になり、一度丸のみで食べられるようになるとその他の物も噛まずに丸のみしてしまうようになります。
  • これでは噛む力を鍛えるどころか、どんどん噛めない子に成長してしまいます。

噛む力をつけさせるにも、子どもの歯の成長に合わせて少しずつ調節していくことが大切です。

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