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子供の言葉の遅れは発達の問題ではなく耳が聞こえにくいのかも!

2014/11/22

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赤ちゃんの体や運動の発達と同じように、ママやパパがとっても気になるのが言葉の発達ではないでしょうか?

同じくらいの子たちがどんどん言葉が出てくるのを見ていると焦ってしまいますよね。

言葉が遅いと発達が遅いのでは?と心配になってしまいますが、もしかしたら耳がよく聞こえていないことが原因かもしれません。

今回はそんな赤ちゃんの聴力の発達と心配な兆候をみていきましょう。

胎児時代から聞こえている

妊娠20週ごろから赤ちゃんはママの心音や血液の流れる音を聞いているといわれます。28週を過ぎるとさらに聴力は発達してお腹の外の音も聞こえるようになってきます。

生まれた時にはもうかなりよく聞こえるようになっていますが、大人と同じように聞こえるのは生後8か月頃になってからなんです。

さらに1歳を過ぎてくると、何かに夢中になると周りの音をシャットアウト出来るようになっていきます。

新生児スクリーニング検査

生まれてから産科で「新生児スクリーニング検査」という聴力の検査をするところが増えています。

赤ちゃんの耳に音を聞かせて脳波を調べて、ちゃんと反応があるかどうかで聞こえているかを調べます。この検査によって先天的に耳が聞こえていない可能性があると知ることができます。

先天性の難聴である赤ちゃんは1000人に1~3人程度。でもこの検査をパスしたからといってもう安心というわけではありません。

新生児の時には大丈夫でも進行性の難聴や突発性難聴で聞こえなくなってくる可能性があるので、普段から聞こえに心配がないかどうか試しておくといいですね。

また検査を行わない病院もありますので、大きな音に反応するかどうか自分で調べてみることができます。何度かやってみるといいですよ。

聴力が落ちる可能性がある病気

まず有名なのがおたふくかぜ。おたふくかぜは2~12歳くらいの子供がかかりやすい病気ですが、もっと小さい子供でも発症することがあります。

難聴は片側だけに起こることが多くなかなか気づきにくいのが難点です。

また肺炎などの時に熱を下げる作用のある薬の影響で難聴になる場合もあります。

それから子供がとてもなりやすいのが中耳炎。特に滲出性の中耳炎は急性中耳炎と違って熱や痛みが出にくいためになかなか気づきません。少し音に対する反応が弱いようなら耳鼻科を受診しましょう。

次は病気ではありませんが、耳垢が溜まってしまうことによってよく聞こえないことも十分ありえます。耳掃除は穴の入り口から5㎜程度の部分までを耳かきでコショコショしてあげるくらいで十分。

綿棒を使うと垢をどんどん奥に突っ込んでしまうことになりますので、止めておきましょう。自分で掃除するのが難しければ耳鼻科で掃除してもらい、やり方を教えてもらうといいですね。

聞こえている?心配な兆候

  • 3か月まで…大きな音にビックリしない、音のする方に顔を向けることがない、のどや鼻をならして音を立てることがない
  • 6か月まで…音の出るおもちゃに反応しない、音がする方に顔を向けない
  • 12か月まで…声を出して笑わない、喃語が出ない
  • 1~2歳頃…単語が出てこない、絵本や歌に耳を傾けない
  • 2~3歳頃…ものの名前を言わない、2、3語文で意思表示をしない、簡単な指示に従えない、チャイムなどに気付かない
  • 3~4歳頃…別の部屋からの呼びかけに反応しない、単純な質問が理解できない

など心配な兆候はたくさんありますが、やはり大きな音やチャイム、後ろからの声掛けなど聞こえないと反応出来ないようなことに気付かないと聞こえていない疑いがありますね。

私の子供たちも3歳児健診で聞こえの検査がありました。口元を隠して子供の前に置いた絵(犬、はな)などの名前をささやいて、それを1回で聞き取って「コレ!」と指させるかというものでした。

この方法は聞こえているか聞こえていないかを知ることはできますが、片方だけ難聴という場合には判断しにくいです。

普段から斜め後ろからささやき声で名前を呼ぶということを試してみると、どちらかが聞こえていないのでは?と知ることができます。

左が聞こえていない場合は左後ろから声を掛けても、聞こえている右側に振り向く可能性が高いですよね。

詳しく検査してもらえばすぐわかることですが、普段からゲーム感覚でお子さんの聴力をチェックしておくのは難聴の早期発見にとても役立ちますよ!

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