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赤ちゃんに日焼け止めはいつから必要?害なしで効果的な選び方・使い方

2016/07/15

日に当たっている赤ちゃん

赤ちゃんの肌は、大人の肌よりずっとデリケートです。

ですから、紫外線が気になる季節になると、「そのまま連れ出しても大丈夫か?」「やけどをしたように赤くなってしまわないか?」心配になります。

日焼けは一種のやけどなので、赤ちゃんにヒリヒリして痛い思いをさせないためにも、日焼け止めを塗ってあげたいと思う親もいると思います。

しかし、赤ちゃんに日焼け止めを塗っても大丈夫なのでしょうか?

また、赤ちゃんに日焼け止めを塗る場合、一体どのような事に注意して選ぶとよいのでしょうか?

ここでは、日焼け止めの効果的な使い方から、選ぶ際に知っておきたい表示や成分についてご紹介します。

紫外線について!メリットデメリットをまずは知っておこう

外遊びが大好きで、大量の紫外線をあびている子供達。

その量は、屋内で過ごす時間の長い大人よりも多く、生涯にあびる紫外線量のほとんどが18歳までに浴びていると言われています。

紫外線を浴びすぎると「皮膚がんを引き起こす可能性がある。」という事が言われるようになり、紫外線=危険!と思いこんでいる方もいるかと思います。

ところが、紫外線の全くない世界では、私たち人間は健康に生きる事ができません。

まずは、紫外線のメリットとデメリットを知り、紫外線と上手に付き合う方法を考えてみましょう。

【メリット】骨や歯の発育に関わるビタミンDを作ってくれる

紫外線は怖い…というイメージもありますが紫外線は、私たちの体にビタミンDを作るという働きをしてくれています。

ビタミンDがつくられる場所は皮膚で、ビタミンDを合成するには、紫外線の助けが必要なのです。

からだの中でビタミンDが合成される場所は皮膚であり、そして合成には紫 外線の助けが必要となります

ビタミンDは、骨や歯の発育に関わっています。ビタミンDが不足すると骨の形成異状を起こす事もあるほどです。

紫外線は、確かにあまり浴びすぎると心配ですが、あまり怖がらず正しいケアをしながら外で遊び、丈夫な体をつくることも大切なのです。

【デメリット】シミや皮膚のたるみ、皮膚がんの発症リスク

子供の頃に浴びた紫外線の影響は、何年も経過してからシミや皮膚のたるみ・最悪の場合、皮膚がんという形で発症します。

1998年には母子手帳より「日光浴のすすめ」という記事が削除されています。小さいころに浴びた紫外線量が多いほど、肌への悪影響の出現率も高くなる事がわかったからです。

1998年 母子健康手帳から『日光浴のすすめ』に関する記述がなくなりました。
幼い頃に浴びた紫外線(UV)量が多ければ多いほど、紫外線による
悪影響の出現率が高くなることがわかったからです。
紫外線防御(UVケア)は幼い頃から習慣にすることが何よりも大切なのです。

ママがシミで悩んでいる場合、そのシミは幼い頃や若いころに浴びた紫外線の蓄積が影響し、年齢を重ねるとともに表面に出てきたとも考えられます。

紫外線は最悪の場合、皮膚がんという命を脅かす病気を引き起こす可能性もあります。

赤ちゃんのうちだからこそ、大量に紫外線を浴びないように、ケアが必要なのです。

赤ちゃんでも日焼け止めは使えます!正しく使って肌を守ろう

紫外線が強い季節になると、「赤ちゃんに日焼け止めを使いたいけれど、使っても大丈夫かしら?」と心配になり、なかなか使い始めることができないママもいるかと思います。

赤ちゃんにも日焼け止めは使えます。ただ成分によっては、赤ちゃんの肌には刺激が強すぎる場合もあります。基本は赤ちゃん用を選びましょう。

赤ちゃんに最適な日焼け止めを選ぶために、日焼け止めの表示や意味などを理解しましょう。

紫外線は、赤ちゃんにも悪影響。低刺激の日焼け止めを使おう

日焼け止めは、小さな赤ちゃんから使う事ができます。

サンスクリーンは、小さい赤ちゃんから使うことができます。

紫外線を浴びるとやけど状態になってしまいます。日焼けしてしまっては赤ちゃんも辛くてかわいそうです。

大人よりデリケートな肌をもっている赤ちゃんにとって、太陽の光・紫外線はできるだけ避けたいものになります。

一般的に紫外線対策は、外出した際にする事!と思いがちですが、紫外線は外に出たときだけでなく、屋内でも降り注いできます。

紫外線は、ガラスを通り抜ける性質があるので、お部屋の窓際や車内も危険です。

想像以上に使用頻度があると思いますので、できるだけ刺激の少ない天然成分でできたものや、赤ちゃんにも使えるような低刺激でやさしいタイプの日焼け止めを選ぶようにしましょう。

日焼け止めの選ぶ時に気にしたい「SPF」と「PA」

薬局へ行くと、日焼け止めだけでも沢山の種類が売られています。その中で赤ちゃんに適した日焼け止めを選ぶにはどうしたら良いのでしょうか?

日焼け止めを選ぶ時は、目的に合わせて選ぶことが大切です。海へ行くのか?山へ行くのか?日常生活でお散歩する際に必要なのか?

適した日焼け止めを選ぶことで、赤ちゃんの肌にできるだけ負担の少ないものを使う事ができます。

最適な日焼け止めを選ぶためにも、表示について知っておくことが必要です。

日焼け止めを選ぶ際に、必ず目にするのが「SPF」や「PA」という文字です。知っているようで知らない方も多いと思います。

このSPFとPAの表示をよく理解して赤ちゃんに適した日焼け止めを選びましょう。

SPF

SPF(Sun Protection Factor(サン プロテクション ファクター))は、シミ・そばかす・皮膚がんの原因ともなる紫外線B波(UVB)を防ぐ効果がありあす。

日焼け止めは、SPF20というように数字付きで表示されています。イメージ的にはSPF30・・・SPF50と数字が増えるほど強い日差しに負けない。というイメージがしますが、そのような意味ではありませんので、注意が必要です。

SPF20と言うのは、約20分日焼け止めなどをつけていない肌よりも日焼けが始まるまでの時間を20倍のばす事ができるという意味なのです。

つまりSPF20=20分×20倍=400分。約6時間40分日焼けが始まるのを遅らせる事ができるという意味なのです。

そのため、6時間40分が経過すれば日焼け止めを重ねて塗りなおす必要がでてきます。

なので、SPF50にしたからといってSPF20より防御効果が強いという意味ではなく、効果がある時間の長さが長くなるという意味なので注意しましょう。

また、数の値が大きくなるほど肌のへの負担が増えます。ですから赤ちゃんの様にデリケートなお肌に使用する場合は、使用する際にこの値が大きすぎないかを注意した方が良いでしょう。

例えばお買い物やお散歩程度であれば、わざわざお肌に負担のかかるSPF50を使う必要はなくなります。

目的に合わせて選ぶようにしましょう。

PA

PAとはProtection Grade of UVA(プロテクション グレイド オブ UVA)の略です。主に皮膚が黒化するのを防いでくれる作用があります。

UVA防止効果を表しているのが+の数。つまり、効果が強いものが+の数も多く表示されています。

日常的な買い物であれば、PA+++くらいが使いやすいでしょう。

「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の違い

「紫外線吸収剤不使用」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。これは、日焼け止めの成分の違いで、肌の弱い赤ちゃんや幼児はこの成分の違いで肌のトラブルにも関わってきます。

購入する際に知っておきたい成分になります。それぞれのメリットとデメリットを把握しておきましょう。

紫外線散乱剤

紫外線散乱剤は、白浮するものが多く(最近では白浮しないナノ化したものも売られている)こってりとした塗り心地が特徴です。

紫外線散乱剤は、肌に当たった紫外線を跳ね返す特徴があります。ほとんどが天然成分で作られているので刺激弱く肌に優しい日焼け止め成分です。

ただ汗に弱く流れやすいのも特徴で、夏の様な汗をたくさんかく時期には塗り直しをこまめにする必要がありそうです。

紫外線吸収剤

紫外線吸収剤は、透明で白浮せずサラサラっとした塗りごごちのするタイプです。

非常に塗りやすいのが特徴で、汗にも強く名前の通り、紫外線を吸収して肌に紫外線の影響が少なくなるようにカバーしてくれる成分です。

白浮せず、さらっとしていて子どもにも使いやすいと思うかもしれませんが、肌への刺激が強く赤ちゃんに使うには慎重になった方が良い日焼け止め成分になります。

赤ちゃんにおすすめの日焼け止め

赤ちゃんのお肌に優しくママが使いやすい商品をいくつかご紹介します。

アロベビーUVクリーム

http://www.alo-organic.com/shopdetail/000000000077/

紫外線吸収剤は不使用で99%が天然由来。天然の成分で作られているので、白浮がありません。また、成分の誌アバターが配合されているので、なじみやすいのが特徴です。

肌のバリア機能をアップさせてくれる天然成分が含まれているので、おむつかぶれ等の炎症を鎮静化させてくれます。香りは無香料。

日焼け止めだけでなく、日常の保湿ケアとしても使えるのがとても嬉しい商品です。

価格2100円(税抜き)程度

アロベビー UV&アウトドアミスト

http://www.alo-organic.com/shopdetail/000000000098/

赤ちゃんにも使える日焼け止めでは、珍しいミストタイプ。合成紫外線吸収剤不使用。100%天然由来にも関わらず、UV対策と虫よけ対策が1本でできてしまう優れものです。

ミストタイプなので、白浮もせず日焼け止めを塗るのを嫌がる赤ちゃんにも手軽に使う事ができます。落とす時はお湯で簡単に落とせるのも赤ちゃんに優しく使いやすい商品です。

虫よけ成分も、レモングラスやローズマリーなど、天然成分でつくられたアロマなので香りも優しく安心して使用する事ができる1本です。

価格2250円(税抜)程度

ピジョン UVベビーウォーターミルク
 
http://products.pigeon.co.jp/item/index-729.html

水の様なさらっとしたベタつきのない塗り心地の乳液タイプ。白浮しづらく、伸びがいいのも特徴です。

SPF15 PA++ なので、お散歩や日常生活での紫外線対策には最適です。肌荒れ防止成分であるグリチルリチン酸塩を配合しており、有機系紫外線吸収剤が不使用なので、お肌の敏感な生まれたての赤ちゃんから大人まで使えます。

皮膚科医による刺激テストも行っているので、ママにも心強い商品です。

価格 オープン価格

パックスベビー UVクリーム

http://www.taiyo-yushi.co.jp/soap/products/facial/index.html#fa13

紫外線吸収剤不使用タイプで、マカデミアンナッツ油が配合されています。ですから、乾燥しやすい赤ちゃんのお肌に潤いを与えてくれる効果が期待できる商品です。

SPF17 PA+なので、ちょっとした外出に気軽に塗る事ができます。また、落とすときは、石鹸で洗い流す事ができる手軽さもママに嬉しい1品です。

価格 600円(税抜)程度

適当に塗っていは無意味…日焼け止めの効果的な塗り方!

べたつきや白くなりやすい日焼け止めは、顔に塗ろうとすると嫌がってしまうお子さんもいらっしゃいます。

そうすると、なんとなく薄くとりあえず塗っておいた。という状態になってしまう事もあります。

しかしせっかく日焼け止めを購入しても、そんな塗り方をしていては効果はうすく、ただ赤ちゃんの肌に負担をかけているだけの無意味な行為になってしまいます。

正しい使い方で、しっかりと紫外線予防をしましょう。

パッチテストで、日焼け止めがお肌に合っているか?必ずチェックしましょう

赤ちゃんの肌はデリケートです。ママが成分や表示をチェックして「大丈夫だろう」と思っていても、お肌に合わない事もあります。

お顔に塗ってから、炎症をおこしてしまっては赤ちゃんがかわいそうです。必ずパッチテストをして、安全を確認してから使う様にしましょう。

パッチテストの手順

  1. まず腕の内側やももの内側等の、できるだけ敏感な部分に塗って試します。
  2. 塗ってから2日経過しても赤みもなく、かゆくなければ大丈夫です。
  3. 赤ちゃんは大人が思っている以上に敏感肌ですので、念のためその後、首や顔に少しだけ塗って24時間待ってみましょう。
  4. それでも、症状が現れなければ安心して赤ちゃんに日焼け止めを使う事ができます。

もしも何か少しでも炎症が起きるような場合は、違う商品の日焼け止めを使用するようにしましょう。

日焼け止めの正しい塗り方は、量をしっかり守る事

日焼け止めはしっかり適量を塗る事で、初めて効果を発揮します。大人でも顔に日焼け止めを効果的に塗る場合は、1回につき500円玉程度の量が必要になります。

思っている以上にたっぷり使わないと効果がないのです。子供の場合は、一体どのくらい必要になるのでしょうか?確認してみましょう。

顔の塗り方
  1. まずクリーム状であればパール2つ分を出します。液状であれば、1円玉2枚分の量をだします。
  2. パール1つ分または、1円玉1枚分をを額・鼻の上・両側の頬・顎にのせて塗ります。
  3. 塗り終わったら、残りパール1つ分を同じように上から丁寧に伸ばしながら塗りましょう。
 腕や足の塗り方
  1. 容器から直接肌にぬります。腕や足に直接1本のラインをひきます。腕であれば手首から肘に向かって直接一本のラインを引きます。
  2. 出した日焼け止めを、丁寧に手のひらでらせん状に回しながら、均等にむらなく塗りましょう

塗り薬と虫除けなどを併用する場合の塗り方

医師より、肌の薬を処方されている場合もあります。その場合、日焼け止めはどのように塗ったらよいでしょうか?

また夏という事で、日焼け止めと同時に虫よけ対策もしたい時もあるかと思います。

もしも一緒に使用したい場合は、ぬりぐすり→日焼け止め→虫よけの順番で使用し、それぞれ効果的になるように使用しましょう

日焼け止めの落とし方は商品によって異なる

日焼け止めの落とし方は様々です。ボディーソープで簡単に落ちるものもあれば、しっかりとした日焼け止めを落とすための、専用クレンジングオイルを必要とするものもあります。

落とし方は、商品によって違いますので購入時に確認する事をお勧めします。

日焼け止めが肌に残ってしまうと、肌荒れや肌トラブルの原因になりますので、ベビー用の日焼け止めなど、赤ちゃんに負担のない方法で落とせるものを選びましょう。

昨年の日焼け止めは使えるの?気になる使用期限

「昨年あまり使わなかった日焼け止めが残っているけど、今年も引き続き使っても大丈夫かしら?」と思うママもいると思います。

基本的に未開封であれば3年ほどもつと言われている日焼け止め。1年たってしまうと、効果がうすれてしまったり肌に影響する事があるのでしょうか?

その点について詳しく見ていきましょう。

基本的に1年以内使いきりましょう

保存状態にもよりますが開封してしまった日焼け止めは、基本的に1年以内で使いきるようにしましょう。

特にミルクやジェルタイプは、昨年のものを使用するのは避けた方が良いでしょう。

スプレータイプは、ミルクやジェルタイプより保存状態がよければ長く使えます。

効果にそんなに変化はないが、防腐剤が切れる事で肌に影響

なぜ、1年以内の使いきりが勧められているのでしょうか?

日焼け止めには防腐剤が含まれており、その防腐剤の期限が切れてしまうと雑菌がわいてしまう可能性があるからです。

雑菌がわいてしまった日焼け止めを肌に塗ると、炎症をおこしたり肌荒れの原因になります。特にデリケートな赤ちゃんには気をつけてあげたいですよね。

1年が経過する事で、日焼け止めとしての効果が無くなるわけではありませんが、赤ちゃんに塗る事を考えると、できるだけ新しい清潔なものを使う様にしましょう。

赤ちゃんの肌に負担がなく、簡単に落とせるものを選ぼう

いかがでしたか?日焼け止めは様々な種類が売られています。

用途によって使い分けをし、できるだけ赤ちゃんのお肌に負担がなく簡単に落とせるものを選ぶと良いでしょう。

そして手間はかかるかもしれませんが、紫外線から赤ちゃんを守るためにも正しい塗り方でケアをしてあげましょう。

また日焼け止めばかりに頼るのではなく、UVカットの帽子や、ベビーカーに紫外線防止のサンシェードをつけてみるなど、紫外線対策グッズを使うのもおススメです。

紫外線対策グッズを使う事で、更にしっかりとした紫外線対策ができます。また、赤ちゃんの肌への負担が少ない日焼け止めを使いながらも、しっかりと日焼けを防ぐ効果が期待できます。

紫外線ケアは、お外で遊ぶようになってからや幼稚園・小学生になっても必要な事です。

目に見えないだけに「日焼け止めを塗らなくても、まあいいか!」と思いがちになってしまいますが、日焼け止めを塗る事を小さいうちから慣れさせて、習慣づけてあげると良いでしょう。

そして将来、綺麗なお肌が保てるよう守ってあげてくださいね。

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