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要注意!幼児が白っぽい下痢をしたときに疑われる病気とは?

2014/11/21

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ウンチは健康の状態を測る目安になります。特に幼児においては、その状態を日々確認してあげたいものです。中でも白っぽい下痢というのはどんな病気が疑われるのでしょうか。

ロタウィルス性下痢症

  • どんな病気?…
白色便性下痢症ともいわれるほど、白い下痢が特徴の感染症です。原因はロタウィルスで、秋から冬にかけて感染することが多いようです。
  • どんな症状?…
他の症状として嘔吐や発熱があげられます。ピークは半日~2日、治るまでには5~6日といわれています。

その間に嘔吐と下痢を繰り返すことで、脱水症状が引き起こされることが心配されます。脱水症状とは、体の水分が不足することです。

体全体における水分の割合は、大人よりも子供の方が大きく、症状も顕著に表れます。

おしっこや汗の量が減り、血液の循環がうまくいかなくなることで、体力が低下し、ぐったりとした状態になってしまうのです。

ロタウィルスに感染すると、他の胃腸炎よりも嘔吐や下痢の症状が特にはげしくなるため、脱水症状が起こりやすくなるといわれています。

  • 対処方法は?…
特効薬はなく、症状に対して緩和を行う対症療法が用いられます。大切なのは水分補給です。少量を何回も与えるようにします。

イオン飲料や、湯冷まし、麦茶など、とにかく受けつけてくれるものをこまめに飲んでもらいましょう。注意したいのは、オレンジジュースなどの柑橘系です。下痢をひどくしてしまうことがあります。

また、一度に飲む量が多すぎると、嘔吐を招くことがあるので気を付けましょう。

  • 受診の目安…

次のような脱水の症状が見られたら、早目に病院へ行きましょう。

・顔色が悪く、元気がない
・おしっこの回数、量がいつもより少ない
・唇や手のひらが乾燥している

コレラ

  • どんな病気?…
コレラ菌を原因とする感染症です。コレラ菌に感染した食材を口にすることでその毒素が細胞にダメージを与えます。
  • どんな症状?…
感染から2~3日の潜伏期間を経て、突然発病する米のとぎ汁のような下痢と嘔吐が特徴的。かなり猛烈なもので、急激に体液が失われ、脱水症状に陥ります。

腹痛や発熱はみられず、体温はむしろ低くなるようです。眼がおちくぼみ、声のかすれや皮膚がしわしわになるなど、重篤な事態を引き起こす恐れがあります。

  • 対処方法は?…
症状がひどい時は直ちに受診し、輸液によって失われた水分と電解質を補充する必要があります。

また抗生物質の投与により、回復まで7日以上かかるところが、3~5日で完治することもあるようです。

コレラは、海外の流行地域へ渡航したために発生することがほとんどで、日本国内において自然発生することはないようです。

下痢へのケア

繰り返される下痢により、おしりがただれることが心配されます。症状が出ているからといって、入浴をしないのはかえって皮膚の悪化をまねきますから、毎日入浴させてあげましょう。

またおしりの汚れを取る際には、強くこすったりせず、霧吹きや水差しなどを使い、洗い流すようにしてあげましょう。

水分を拭き取る際も、やわらかい布で優しく抑えるようにして吸い取ります。

また汚物処理の際、感染源が空気中に飛散することがあります。お世話をするお母さんはマスク・手袋をし、二次感染を防ぎましょう。

いつもと違ったウンチには動揺してしまいますが、冷静に行動して、子供の症状の悪化を防いでいきましょう。

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