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妊娠中は車にマタニティステッカーを貼り妊婦アピールしよう

2016/04/22

車いすマーク

スーパーや公共施設の駐車場で見かける車いすのマーク。妊婦は使用していいのか悩みますよね。

車いす利用者の専用なのか、障害者なら誰もが利用できるのか、よくわからないのが現状ではないでしょうか。

体調が悪いとは言え、妊婦が利用してもいいものなのでしょうか?周りからの非難めいた視線も気になりますよね。

妊婦さんはまずマタニティーマークを携帯し、必ず周りの方に自分が妊婦さんであるというアピールをする必要があります。

更に車に乗る時にはマタニティーステッカーも必ず付けておきましょう。

車いすマークの正式名称や本来の意味を知り、妊婦が使用してもいいかについてお伝えします。

車いすマークは国際シンボルマークといいます

公共施設やスーパーなどの駐車場で見かける「人が車いすに座っているロゴマーク」のことを、日本では「車いすマーク」と呼ばれています。

車いす利用者専用という意味を持ったマークではありません。

このマークは、障害者が利用できる建物、施設であることを明確に表すための世界共通のシンボルマークです。

正しい意味を知りトラブルにならないように利用しましょう。

正式名称は「国際シンボルマーク」といいます。公共施設等どこでもよく見かけますよね。

車いすマーク21937

車いす利用者はもちろん、杖を使っていたり、視覚・聴覚障害、目に見ない内部疾患などあらゆるハンディキャップのある人のためのものです。

妊婦は障害者ではないので、大手を振っての利用は控えたほうが良いです。ただ、健康でなかったり、切迫気味であったり貧血がひどかったりなど、妊娠に伴う体調不良の場合や緊急時などは、その施設の方の許可を得るなどして利用してください。

車いすマークは「車いす利用者のみ優先」という意味ではありません

車椅子マークは車椅子の利用者だけしか使えない駐車スペースではありません。

この国際シンボルマークは「障害のある人々が利用できる建築物や公共 輸送機関であることを示す、世界共通のマーク」なんです。

確かに、車椅子マークの駐車スペースの広さは最低でも横幅3500mmで区切られています。車椅子を必要とされている方が車から車いすに移動する時に必要な最低の寸法という理由があります。

また、車いすを収納する時に必要なためという理由で後ろのスペースを広くとってある場合もあります。

車椅子の方でも支障なく使えるスペースという寸法で作られているのですが、車椅子を使っていないけれど障害があるという方々もいらっしゃいます。

見た目だけでは判断がつかないですよね。ただしだからといって、誰でも勝手自由に使っていいものでもないのです。

例えば個人が車にこのシールを貼ることで、車いす利用者が乗車していると周囲に知らせることはできます。

ですが、シールを貼っているからといって、道路交通法上の規制を免れるなどの法的効力が生じるわけではありませんし、駐車禁止を免れることもありません。

それに、障害者専用駐車場(車いすマークの表示された駐車場)が優先的に利用できるなどの許可証にはなりません。

国際シンボルマークは、障害をもつ人々が利用できる建築物や施設であることを示す世界共通のマークです。障害をもつ人々が住みやすいまちづくりを推進することを目的として、1969年に国際リハビリテーション協会(RI)により採択されました。当協会は日本におけるこのマークの使用管理を委ねられており、このマークの正しい理解と普及に努めています。

日本ではマークの意味を誤解している人が結構多いようです。車いす以外の人が駐車しようとすると、怒って非難する人もいるようです。

見た目が健常者のように見えても、身体障害者もいろいろです。精神障害者であったり、耳が不自由だったり、内蔵が悪かったりする内部疾患の人もいます。

怒っている本人は、いいことを主張していると思っているので困ります。妊婦に限らず誤解を受けて言いがかりをつけられることは他でもあるようです。

特に妊婦の場合、「妊娠は病気ではない」「好きで子供作っているのに甘えるな」などやたら厳しい意見が聞かれます。

車椅子マークだけだとこういった誤解を生むので、最近では車椅子マークはマタニティーマークや高齢者優先マークなどと併用されています。

大型ショッピングセンターの駐車場などでよく見かけますよね。

駐車場から店舗入り口まで歩くこと・移動することがつらい人が、支障なく少しでも楽に利用できるために車椅子マークとこういった弱者に優しいマークの併用でトラブル緩和がなされています。

近年、国際シンボルマークの改ざん、趣旨とは異なる使用等が発生しており、障害当事者の方々からの苦情、訴えが相次いでおります。

車いすマークとマタニティーマーク併用の駐車スペース利用時の注意点

買い物に行くとあれもこれもとまとめて買ってしまいたいため、気が付けば結構な量になってしまうこともしばしばあります。

ましてや自分が妊婦な上、更に子供も連れての買い物となると、できるだけ入り口の近くに車を止めたいものです。

でもだからといって、車椅子マークの駐車スペースに当たり前顔で停めるのはいかがなものでしょう?

先程もお伝えしましたが、あくまでも車椅子マークは障害者優先マークです。

妊婦だから!といって特に体調も悪くない場合に利用してしまうと、本当に使わなければならない方が来た時に空いておらず、使えなくなってしまうということも起きかねません。

利用するときは体調の悪い状態の時だけにしよう

日本の社会の認識からしても「妊婦は病気ではない」と考える人は多いのが現実です。それに障害者や足腰の弱い高齢者が圧倒的に多いと思います。

妊娠中の利用は、特に体調に問題がなければ、通常の駐車スペースを利用してください。少々歩くことは母体にもいい運動になります。

医師から注意を受けているようなら外出にも慎重になる必要がありますが、どうしても車を利用することもあります。

体調の思わしくない時は、障害者用スペースを利用させてもらいましょう。

ただし…冷たい視線や暴言を浴びる可能性もあります

障害者用スペースが妊婦の利用は曖昧な感じなので、賛否両論です。ただ、体調がすぐれないなどの場合は、優先座席と同じような扱いと思っておいてもよいでしょう。

ただ、「妊婦が使っている」と、周囲から冷たい視線を浴びたり、暴言を吐かれ詰め寄られたりすることも少なくありません。妊娠初期であれば、妊婦であることすら認識してもらえない可能性もあります。

ひょっとしたら、利用時に見ず知らずの男性に絡まれたりするかもしれません。正直なところ何も知らない年配の主婦や、高齢者の男性が絡んでくることも多いようです。

相手にもよりますが冷静な場面なら、相手が知らないことを逆手にとって、正論でいってみましょう。

「これは車椅子の絵になっていますが、国際シンボルマークと言って、車椅子以外の障害者の方も利用できるマークです。私は今ちょっと妊婦で体調がすぐれないので、建物の方の許可を取って停めさせてもらっています」などと話しかけてみてはどうでしょう。

おそらく相手は知らないので「へ?国際何だって?」と、意識が「不満な気持ち」から離れると思います。

でも身重な体ですのでくれぐれも注意してください。

できるだけ同伴者と一緒に利用しよう

不本意ではありますが、駐車場全体が空いている。あるいは同乗者の男性の付き添いがいるなど、心配のない状態の時しか利用しにくいのが現状です。

できれば、誰か同伴者と一緒に利用しましょう。もし誰かに非難されるようなことがあっても、一人でなければ安心です。

もし不満を伝えられた際、穏やかに話せるような状態であれば、「妊婦も使ってもいいですと許可をとっていますので」と一言教えてあげましょう。

とてもそんな勇気はないという人は、障害者スペースはあきらめて、なるべく入口に近い一般スペースを使うことで我慢しましょう。

車いすマーク以外にもある!妊娠・子育て中ママを助けてくれるマーク

少子化に歯止めをかけようと、子育て環境改善のため国もいろいろと手立てをしています。

妊娠・子育て中の親や子供に対して社会の理解が得られるよう、視覚に訴えたマークもいろいろ出てきました。

【マタニティマーク】特に妊娠初期に役立ちます

平成18年に誕生した「マタニティマーク」は少し浸透してきたでしょうか?まだまだ認知度は弱い気がしますね。もっと社会へアピールして欲しいものですよね。

デザインもかわいいマタニティマーク

マタニティマーク

妊娠初期の見た目に分からなくて、つわりなどでつらい時などに、特に効力を発揮してくれるマークです。

ただ、キーホルダーになっていますが使いにくいという声が多いようです。

これをカバンなどにつけて電車に乗ると、妊娠をアピールしていかにも「席を譲って」と言っているようだとか、不快に思う人の標的になりたくないと思う人も多いようです。

【マタニティーステッカー】車に貼っておくと安心です

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車に貼るステッカータイプです。妊娠中でも生活に必要で車を運転する人も多いのではないでしょうか。

お腹が大きくなるとハンドルにつかえたり、シートベルトに手間取ったりと動作が緩慢になりがちです。

  • 妊娠中は女性ホルモンバランスの乱れから、普段より眠くなったり注意力が落ちる
  • 後期になるとお腹が大きくなってハンドルが握りにくくなる
  • 長時間の運転は姿勢が辛い

万が一運転できない状態になったり事故にあったとしても、妊娠していることが周囲に早く気づいてもらえたり、救急時に役立ちますよね。

特に妊娠初期から中期にかけて、まだお腹が目立たないうちは見た目だけでは妊婦だとわかりづらいものです。

「妊娠していること」を自分では伝えられない状況の可能性もあるので、マタニティーマークと共に活用をされることをおすすめします。

自動車用マタニティステッカーもいろんなタイプが出ています

マタニティマーク1

マタニティマーク2

マタニティマーク3

妊娠前よりも運転しづらいため、交通事故を誘発しやすいと考えられる妊娠中は、慎重に運転する妊婦さんも多いでしょう。

ただ周囲を走行中の車からは、妊婦さんが運転しているかどうかはわかりません。ゆっくり安全運転中に、あおられたりクラクションを鳴らされたりするかもしれません。

でもステッカーを貼ることで「お先にどうぞ」「追い越してください」の合図にもなるのでマタニティステッカーを貼っておくと気持ちの上で安心です。

【ベビーカーマーク】なかなか理解が進んでいません

平成26年には「ベビーカーマーク」なるものが誕生しました。混雑した車内でトラブルになるのを避けるために導入されました。ご存知でしょうか?

公共交通機関などで少し見かけるようになりましたね。ここはベビーカー優先スペースで、使用しても構わないというマークなんですが、賛否両論あるようです。

内閣府の世論調査では、「見たこともなく、内容も知らない」と答えた人が45.9%にも上りました。

(1)ベビーカーマークの認知度
問 あなたは,「ベビーカーマーク」を知っていましたか。 この中から1つだけお答えください。
見た,知っていた(小計) 52.6% ・見たことがあり,内容まで知っていた 24.9% ・見たことはないが,内容は知っていた 9.6% ・見たことはあるが,内容は知らなかった 18.1% ・見たことはないし,内容も知らなかった 45.9%

私も経験ありますが、ベビーカーをたたんで電車やバスに乗るのは至難の業です。子供を抱き、荷物を持ちベビーカーも運ぶ…。

想像しただけでぞっとします。やはり電車でベビーカーをたたんで運ぶことは無理だと判断し、疲れますが私は抱っこひもで乗り切りました。

安全面も考慮してこのベビーカーマークが誕生したのだと思います。このマークがあればベビーカーを使用しても良いというお墨付きをもらったことになります。

ベビーカーマークの使用例
ベビーカーマーク1

ベビーカーを利用しやすい環境づくりに向けて、ベビーカー利用に関する必要な事項の協議を進めるために、平成25年6月に実務者で構成される「公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会」を設置し、これまで検討を進めてきたところです。

引用…国土交通省

これもまた車いすマークと同じで、ほとんど認知されていないことで、ベビーカーに子供を乗せたまま電車に乗り込むと、ギロッと睨まれて嫌な思いをすることがありますよね。

いくらベビーカーマークが描かれているからといっても、混雑時は避けるなどの気遣い・配慮も忘れてはいけません。

早く世の中に知られてほしいところですが、子供の安全面やモラルなどを考え、空いている電車、時間帯に利用するようになどの考慮も必要ですね。

妊娠中や産後は、それにあやかったマークを有効活用しよう

マタニティマークやベビーカーマークなど、子育ては、ママだけでなく、パパも、そして地域や社会でという風潮なのは良いことだと思います。

なんとか少子化が好転するよう考えられた施策のひとつではありますが、これらのマークをつらい時は遠慮せずに活用し、お母さんと赤ちゃんが楽になりましょう。

妊娠中で調子の悪い時や緊急時などで、車椅子マークの駐車場が空いている時などは使わせてもらいましょう。

今回ご紹介したマークを正しく理解し、周囲の状況も見ながら臨機応変に上手に子育てに活用してくださいね。

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