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母乳が出る人と出ない人がいる?まずは母乳の仕組みを知ろう!

2014/11/17

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子どもを母乳で育てたいと思っている人は多いと思いますが、一方で母乳が出ないと悩んでいるお母さんも大勢います。

しかし、そもそも母乳はどんな仕組みで出るのでしょう?母乳の仕組みを理解しながら、母乳を出すにはどうすればいいのかについて考えていきましょう。

おっぱいが大きいから母乳が出るわけではない!

まず、理解しておいてもらいたいのが、母乳が出る出ないは乳房の大きさには関係なく、赤ちゃんが吸い付けば自然と母乳が出るようになっているのです。

母乳が出にくいと悩んでいる人は、「どうすれば母乳が出るのか?」を考える前に、出ても出なくても赤ちゃんにおっぱいを加えさせて、乳房を刺激してあげることが大切です。

さて、母乳が出やすい、出にくいを考えた時、「おっぱいの大きい人の方が母乳は出やすい」というイメージを持つ人は多いと思いますが、実は大きさと母乳の出る量には全く関係ないのです。

乳房には乳腺と呼ばれる母乳を作る組織がたくさん詰まっています。

乳腺は乳房全体に張り巡らされていて、乳房のあちこちで母乳が作られ、たくさんの乳腺を繋いている乳管によって母乳は乳首周りに集まります。

そして、赤ちゃんが乳首を吸うことで母乳が出てくるようになっているのです。

ここで疑問に思う人もいるでしょう。おっぱいの大きな人の方が母乳を作る乳腺の量も多いので、母乳も出やすいのではないかと。

  • しかし、おっぱいが大きい人と小さい人の違いは、乳腺の量が多いか少ないかではなく、おっぱいの中に含まれている脂肪の量が多いか少ないかの違いなのです。
  • つまり、おっぱいが大きい人も小さい人も、乳腺の量に大きな違いがあるわけではないので、母乳が出やすい、出にくいには関係がないのです。

母乳の出方や味は、お母さんの精神的ストレスが大きく反映されてしまいます。

「おっぱいが小さいから母乳が出にくいのだ」と落ち込むのではなく、刺激していれば出るようになるだろうと楽観的に考えリラックスする事が、もっとも母乳をよく出す方法なのです。

出産すると母乳が出るようになるのはなぜか?

母乳は出産してから作られるのではなく、妊娠した時から母乳を作る動きへと準備が始まっていきます。妊娠するとおっぱいが大きくなるというのはそのためです。

出産が近づいて来る頃には母乳が出る準備は完了していますが、胎盤から出るホルモンの力によって、母乳は出ることはありません。

そして、出産によって胎盤がはがれると、母乳を押えるホルモンは分泌されなくなりますので、後は赤ちゃんが乳首を吸って刺激を与えるだけで、母乳は出るようになるのです。

お母さんの体は、赤ちゃんに乳首を吸われる事で、母乳を作るべく乳腺に大量の血液が回るようになり、また乳房で作られた母乳を乳首へと押し出すように働き出します。

つまり、赤ちゃんが乳首を吸う行為によって、お母さんの体は毎日母乳を作り、母乳の出る体のプログラムが作動されるという事なのです。

出産後は、その体のスイッチを押してもらうべく、スイッチが入るまで、つまり母乳がスムーズに出るようになるまでは、1日に何回でも吸わせていきましょう。

母乳を出やすくする方法

母乳を出すには、赤ちゃんにおっぱいを吸わせてお母さんの体に母乳を出すスイッチを押してもらう事が一番です。出なくても、1日何度も吸わせましょう。

1日の中で10回でも20回でも、出来る限りたくさんおっぱいを与えることが効果的です。その上で、母乳を作りやすい体質になることを考えていきましょう。

まず、母乳を作りやすい体質になるには、健康体であることが一番です。

  • 栄養バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動によって便秘解消、さらに水分をこれまで以上に摂るように心がけましょう。
  • また、産婦人科などで紹介される母乳マッサージも毎日行い、母乳周りの血液の流れをよくしてあげることも大切です。
  • そして最後に、母乳を出すために最も大切な事は、母乳が出ないことを気にしないということです。

ストレスは体の血流を悪くし、母乳の生産にも悪影響を及ぼします。

母乳が出る努力は続けつつも、出ない間は粉ミルクを利用し、気にしないことが一番です。のんびり構えることこそが、母乳を出す近道だと理解しておきましょう。

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