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幼児の貧血はどうやってみわける?知っておきたい症状とは?

2014/11/12

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多くの女性が悩まされる貧血。最近は子供にも多く見られるようになったそうです。しかしながら、小さな子は自己申告ができません。

気づいてあげるために、お母さんが知っておきたい症状とはどういったものでしょう。

「鉄欠乏性貧血」ってなに?

子供の貧血で最も多いとされている「鉄欠乏性貧血」。鉄が不足することで、赤血球の色が薄くなり、大きさも小さくなります。

体中に酸素を運んでくれるヘモグロブリンというタンパク質がありますが、鉄はこれを作るために必要な成分なのです。

原料となる鉄が少ないと、ヘモグロブリンも減少し、充分な酸素が行き渡らなくなってしまうわけです。

何が原因なの?

子供の場合、鉄が不足する原因として次のようなことがあげられます。

  • バランスの悪い食事…鉄の摂取量が少ない。
  • 下痢…摂取した鉄を充分に吸収できない。
  • 感染症への対応…鉄の需要量が増える。
  • 怪我などの出血…鉄の喪失。

この他に遺伝子異常を原因とする「先天性トランスフェリン欠乏症」もまれにみられるようです。こういった原因がいくつも重なっておこることで、「鉄欠乏性貧血」がおこります。

どんな症状がでるの?

乳児や幼児にみられる症状としては、顔色が悪くなったり、元気がなく、不機嫌なことがあげられます。食欲がなくなることもあります。

医療機関での診断の基準としては血液検査が重要ですが、心雑音があるかどうかも確認されます。

どうすれば治るの?

「鉄欠乏性貧血」には鉄剤を投与して治療が行われます。多くが1週間程度で回復してきますが、2~4ヶ月継続することが大切です。並行して食事の摂り方も注意していきます。

偏食にならないように、魚や肉など多くの食材を食べさせるようにしましょう。鉄を多く含む食材としては他にも、ひじき、焼きのり、ごま、大豆、ほうれんそうなどがあります。

食べやすいように調理を工夫して、食べることがストレスにならないようにしましょう。

牛乳好きは要注意!

大量の牛乳を飲み続けることも「貧血」の原因となります。牛乳の摂り過ぎによる「牛乳貧血」は、3歳児以下に多く見られるようです。

牛乳だけでお腹がいっぱいになるので食事が食べられなくなったり、お腹が冷えて下痢がおこったりと、様々なことが連鎖的に起こってしまいます。

顔色が悪くなるとともに、むくみも症状となってあらわれます。

  • 牛乳自体もあまり鉄分を含んでおらず、しかも人間の体には吸収されにくいそうです。
  • また、カルシウムを多く摂取することが、鉄の吸収を阻害することになるのです。

飲み過ぎには注意してあげましょう。

子供は「健康のために美味しくないものも食べなきゃ」とは思いません。貧血にならないための食事を用意するのは、お母さんの役目です。

毎日の食事を見直して、家族みんなが健康になるような工夫をしていきたいですね。

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