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かわいい子供の写真を安易にネットで公開してはいけない理由

2014/11/12

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Facebookを見ていると、友人・知人が様々な形で、自分の子供の写真を掲載しています。誕生日や七五三などの特別な日ではなくても、日常を切り取ったスナップ写真に心が和みますよね。

遠くに住む親戚や祖父母にも簡単に見せることが出来ますし、後から見返せば子供の成長記録にもなります。「イイね」ボタンを押してもらえると嬉しいな、なんていう人もいるでしょう。

しかし、子供の写真に皆が必ずしも穏やかな反応をするとは限りません。実は安易に子供の写真をアップロードすることは、とても危険なんです。Facebookを中心にまとめてみました。

写真は画像の情報だけじゃない!

お散歩先でぱちり、スマートフォンで撮った写真をその場でアップロード。

Facebookには自分のコメントと写真しか掲載されません。背景が写り込まないようにすれば、どこで撮ったかなんて知られないですよね。

と思ったら大間違いなんです!実は、アップロードされた写真一枚で、撮影された日、軽度や緯度などの位置情報が詳細に特定されてしまうんです!背景を消していても、意味がありません!

スマートフォンだけでなく、デジタルカメラで撮影された写真でも、Exif情報というものが記録されています。これには、位置情報を示すGPSの記録が残されています。

試しに、自分でアップロードした写真をPCに保存しなおして、写真の詳細情報を開いてみてください。実に様々な情報が写真一枚に入り込んでいるのです。

  • スマートフォンですと、写真のアプリケーションで位置情報を利用しない設定ができます。
  • 一度設定を見なおしてみてください。
  • デジタルカメラでも初期設定を見なおしてみましょう。

また撮影したあとの写真も、専用のソフトやアプリケーションを使うことで、Exif情報を消すことが出来ますので、それらを使って情報を消した後、アップロードするように心がけましょう。

友人にしか見せていないはずなのに

Facebookには公開設定があります。

友人のみに公開していれば写真は友人にしか見る事が出来ない、と思いがちなのですが、実はそんなことはないんです。友人の友人を介してそのまた友人へ、と広がっていきます。

もちろん、アップロードしたその画面は、友人がそのページをリンク貼りしたとしても、友人にしか見る事が出来ません。しかし、写真単体がひとり歩きしてしまう事を覚えておきましょう。

例えば、「この子の写真可愛いな」と思った友人が、写真をキャプチャしたり、スクリーンショットを撮影し、それをどこかネット上にアップロードしてしまう危険性があります。悪意がなくても、です。

また、公開設定を友人のみにしていても、その人の設定によっては、写真のタグをたどって子供の写真までアクセスすることが出来るようです。不要なタグは消すようにしたいですね。

ネット上に顔が公開される子供の気持ちは?

わたし達がインターネット上に写真を公開されたら、その写真がリンクされ、知らない人にも見られることになったら、即刻削除したいですよね?

しかし、子供は自分の知らない所で写真をはられても、削除できません。子供がある程度の年齢になると、大人と同じ考えを持ちます。

自分の写真をネットで公開されるということを、嫌がる時が来ます。また、幼いころの写真をネット上で発見した時の子供の気持ちも考えてみましょう。

また、プロフィール画像に子供の写真を使っている方は多いでしょう。

しかし、自分の配偶者の写真を使ったら、怒られますよね?なぜ、子供の写真ならそれが許されるのでしょうか?一度考えてみましょう。

ネット上に写真が出回ることの危険性

子供の写真を頻繁にアップロードし、しかもExifタグが丸見えの状態ですと、子供の日常生活の範囲やリズムなどが、悪意のある第三者に公開されていることになります。

例えば、知らない大人が子供に話しかけます。知らない人について行ってはいけないということは多くの子供が理解していることですから、いきなり大人に着いて行くことはないでしょう。

しかし、「昨日はママと〇〇に行って楽しかったでしょう。今日はおじさんと△△に行こうか」と具体的に自分のことを知っている大人であれば、心を許してしまう可能性があります。

自分の名前、親の名前を知っていて、自分がよく行く公園の名前も知っている。ママのことをよく知っている大人なら、きっと大丈夫、子供はそういう結論に達するかも知れません。

日本では子供が失踪する事件が多いとはいえませんが、例えばアメリカでは毎日2000人の子供が行方不明になっているそうです。必ずしもネット経由の事件ではないにしろ、怖いですよね。

写真一枚で様々な情報が流出してしまうこと、それによって自分の子供を危険にさらしていること、これを理解したうえで、Facebookなどのネット媒体を上手に使っていきたいですね。

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