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夜中の授乳は必要なのか?母乳育児だからこそ気を付けたい注意点

2014/11/11

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大人の場合の健康を考えると、夜中に物を食べるなど禁止事項の一つになるでしょう。しかし、赤ちゃんの場合は健康の為にも、夜中の授乳は決して欠かしてはいけないのです。

母乳育児を考えている人は特に、大人と赤ちゃんでは健康への考え方が違うという事を理解しておくことが大切です。

母乳のためにはよく寝た方が良いって本当?

母乳の出方や味、作られる量はお赤さんの健康状態に大きく影響されます。

そのため、「夜中はムリして起きずに出来る限りぐっすり寝た方がいい」という意見や、少量の母乳を赤ちゃんに与えて栄養不足にさせてはいけないので、「母乳はしばらく溜めてから飲ませた方が良い」という考え方もあります。

しかし、母乳育児を考えている人は、夜中の授乳は欠かさず、母乳も溜めない方がお母さんのためにも、赤ちゃんのためにも良いのです。

睡眠不足で疲れきった状態では、お母さんは美味しい母乳を作ることは出来ないでしょう。

しかし、夜中に授乳しない、あるいは時間短縮のために夜はミルク育児を取り入れるなどをしてしまうと、古い母乳がどんどんと溜まっていってしまいます。

これは、母乳の味が落ちるだけでなく、おっぱいにトラブルを起こしてしまう原因にもなりますので、とても危険です。

疲れがたまっている時は、夜中の授乳はとても辛いことです。しかし、赤ちゃんが夜中に起きておっぱいを求めているのであれば、その欲求に応じて毎夜定期的に授乳してあげましょう。

夜中に起きるのは健康に良くないのでは?

夜中に起きたり、細切れの睡眠は体に良くないという事を聞いたことのある人は多いでしょう。

しかし、母乳の間の赤ちゃんの体内時計は昼も夜も関係なく同じように作動していますので、昼に食べて夜に寝るというリズムになっていないのです。

また、母乳が出ている間はお母さんの体も変化しています。母乳を出すホルモンの影響によって、夜中に起きても、細切れの睡眠時間でも健康に被害が出ない仕組みになっているのです。

この時期は短時間で体が十分に回復出来るよう、すぐに深い睡眠が取れる体になっていますので安心しましょう。

夜中に授乳するからこそ良くなる体調

授乳中の体はとても不思議な作用が働いています。それは、夜中に授乳した方が体調はよくなり、体の活動も活性化するということです。

これは母乳を出す働きをするホルモンの影響で、3時間に1回の割合で授乳することで、毎回濃度の濃い母乳を生成することができ、かつお母さんの体の働きをよくしてくれるのです。

夜中も3時間起きに授乳するのは、実際はとても大変なことです。しかし、

  • 体の働きは夜中の授乳するように変化しています。
  • 授乳していない時期でも、母乳が出ているのであれば、欠かさず起きて授乳や搾乳をしておくことが大切です。

ミルク育児の方が夜起きないのはどうして?

ミルク育児の赤ちゃんと母乳育児の赤ちゃんを比べた時、母乳育児の赤ちゃんは夜中も定期的に起きてしまうのに対して、ミルク育児の赤ちゃんは夜は起きずにぐっすり寝ていてくれることが多くなると言われています。

これは、大人の健康の考え方からすると、ミルク育児にして夜もぐっすり寝てもらう方が、赤ちゃんのためにもお母さんのためにも良いことのように思うでしょう。

しかし、これは自然の摂理に反しているとも言えるのです。赤ちゃんの体内時計は夜中も起きるサイクルになっています。

しかし、腹持ちの良いミルク育児の場合、その体内時計のサイクルを無視して眠り続けてしまうことが多く、ミルク育児の赤ちゃんの方が夜よく寝てくれるということになるのです。

ですが、その反動は大きくなってから現れるようになります。

小さい頃は夜起きないのですが、大きくなってから夜中に起きてしまったり、夜泣きが酷くなってしまったりと、必ずどこかのタイミングで夜起きることが増えてしまうのです。

また、本来であれば起きているはずの時間に寝てしまう事で、脳への刺激が弱くなってしまう可能性もあります。

母乳育児とミルク育児の併用を考えている人は特に、赤ちゃんの体内時計のサイクルやお母さんの体の働きのリズムを崩してしまわぬよう注意が必要です。

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