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産後の母乳トラブルを防ぐ方法とトラブルが起きてからのケア方法

2014/11/10

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人の乳房や乳首の形は十人十色。その分、母乳のトラブルも人によってさまざまです。つまり、ケアする方法も人によって様々です。

まずは自分のおっぱいのタイプを把握することが重要です。

出産前にケアすることでトラブルを最小限に防ぐことができ、基礎知識があることで、万が一、母乳トラブルにあっても落ち着いて対処できます。

まずは自分のおっぱいのタイプを把握

おっぱいの形のタイプは大きく分けて6つあります。

  • 標準タイプ…乳首の長さ・直径が8mm以上
  • 小さいタイプ…おっぱいそのものが小さい
  • 陥没乳頭タイプ…乳首が陥没している
  • 短・扁平乳頭タイプ…乳首の長さが5mm以下
  • 巨大乳頭タイプ…乳首の長さや直径が2.5cm以上
  • 下垂乳房タイプ…おっぱいが下向き

当てはまるタイプもあれば、これとこれ2つに当てはまるんだけど…という方もいると思いますが、どのタイプのおっぱいも授乳に問題ないのでご安心を。

出産前にそれぞれにあったケアをしましょう

出産前に病院の母親学級などで指導を受けた方もいると思いますが、基本的なケア方法は乳首をマッサージすることです。

なぜ、マッサージするのかと言うと、赤ちゃんがおっぱいを飲みやすくするためと、赤ちゃんの吸引力は思っている以上に強いのでそれに対応するためです。

しかし、あまりやりすぎると子宮が収縮されてお腹が張ってしまうのでほどほどに。

それでは、タイプ別に必要なケア方法をご紹介します。

  • 標準タイプ…乳頭をやわらかくマッサージする程度でOK
  • 小さいタイプ…乳腺が細い人が多いので、乳腺が詰まりやすい傾向があります。出産前から乳製品の摂りすぎには注意しましょう。
  • 陥没乳頭タイプ…赤ちゃんが吸い付きにくいので、乳頭吸引機を使ったケアが必要。
  • 短・扁平乳頭タイプ…こちらも赤ちゃんが吸い付きにくいので、マッサージに加え、哺乳瓶の乳首などを当てて授乳する方法など対策を考えておきます。
  • 巨大乳頭タイプ…授乳中赤ちゃんの口から母乳が垂れてしまうこともあります。1度かかりつけ医や助産師さんに相談してみましょう。
  • 下垂乳房タイプ…母乳の飲み残しなどが溜まりやすく、それによって炎症を起こしてしまうので搾乳するようにしましょう。

母乳の出が悪いときの対処法

母乳の出が悪く悩むママさんは少なくありません。母乳が出ない原因ははっきりと解明されていませんが、乳腺の太さや細さ、食事、ストレスなどがあります。

特に出産直後は出産で身体がヘトヘトなのに、すぐに赤ちゃんのお世話をしなければなりません。心身ともにその環境の変化に付いていけず、母乳がなかなか出ないことはよくあることです。

出が悪いと感じたときは乳房を蒸しタオルなどで温めてみましょう。母乳の成分は主に血液なので、乳房を温めることによって血管とリンパ腺の流れを良くしてあげます。

また、生活習慣も大切です。バランスのいい食事を摂ることはもちろん、寝不足だと母乳が作られないので1度まとまった睡眠を取ることが大切です。

おっぱいが張って痛い時の対処法

今度は母乳が作られすぎておっぱいが張って痛いというトラブルもあります。あまり張った状態を放置しておくと高熱が出たりして乳腺炎を引き起こしてしまうので、早めの対応が肝心です。

1番の解決方法は赤ちゃんに吸ってもらうことです。それでもまだ張ってしまうという人は搾乳することをオススメします。

痛みがある場合はアイスノンなどで冷やすと少し痛みが和らぎます。それでもなかなかおさまらない場合は無理をせず、すぐお医者さんや助産師さんに相談しましょう。

おっぱいが張って痛いというトラブルは授乳に慣れてきたころに起こりやすい傾向があります。油っこい食事が原因でおっぱいが張ることがあるので、食事を見直す機会にしましょう。

乳首が切れて痛いときの対処法

短・扁平乳頭タイプの人に特に多いのが、乳首が切れてしまうというトラブルです。

まずは、授乳時の赤ちゃんのくわえ方をチェックしてみましょう。乳首だけ浅くくわえている状態だと切れやすいので、乳輪部までしっかりくわえているかどうかチェックしましょう。

また、母乳をあげるとき右左交互にあげていますか?

つい楽な利き腕のほうで飲ませがちですが、あまり片一方ばかりであげていると乳首が切れしまう恐れがあります。できるだけ交互にあげるよう心がけましょう。

もし、乳首が切れてしまったときは、馬油やワセリンなどを塗って保護して、授乳時に軽く拭きとってからあげます。

どうしても痛いときは赤ちゃんが寝ている間に搾乳しておいて、あとで哺乳瓶であげるなど、おっぱいを少し休ませましょう。

正直、最初授乳したときは「赤ちゃんってこんなに力あるの!?」と驚きました。出産前にもっとケアしておけばよかったと後悔したので、皆さんは是非出産前におっぱいのケアをして下さいね!!

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