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出血しちゃった!赤ちゃんのへその緒のケアはどうすればいいの?

2014/11/10

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生まれて間もない赤ちゃんのおへそ。なんだか触れてはいけない感じがして気になりますよね。どんなケアをしてあげればよいのでしょうか。

「へその緒」とは

赤ちゃんと胎盤をつなぐパイプがへその緒です。臍帯(さいたい)ともいわれ、お母さんからの栄養が胎盤からへその緒を通って胎児へと運ばれます。

まさに、赤ちゃんとお母さんをつなぐ絆ですね。産まれてすぐではまだつながっている状態。大体2cmくらいの太さ、長さは50~60cmくらいだそうです。

出産後、赤ちゃんが自力で呼吸し、充分に最後の栄養が送られてから、おへそのごく近いところで切断されます。その後、徐々に乾燥していき、縮んで茶色に色が変わって、いとも簡単にとれてしまいます。

出産後2~3日で入院中にとれる子もいるようです。おへそが完全に乾くまでは、2~3週間かかります。

なぜケアが必要なの?

へその緒はかさぶたと似ており、それがとれた部分は傷口として扱う必要があります。へその緒の根元部分は、奥まっています。体の表面とは違って、じくじくしていても乾燥しにくい場所です。

そこで細菌が繁殖してしまうことが心配されます。赤ちゃんを感染症から守るためにも、おへそケアはしっかり行いたいものです。

へその緒が取れるまでのケア

まだくっついている間は、へその周りを広げて、皮膚をのばしつつ、奥の方まで消毒液が届くよう綿棒で消毒します。

この作業は入院中に行われるので、多くの場合看護師さんや助産師さんがやってくれることと思います。

へその緒が取れてからのケア

退院する前に、消毒液などの必要なものを揃えておきましょう。施設によって、退院時にひとセットにして用意してくれる所もあります。

  • 1日1回、できればお風呂からあがった清潔な状態のときに消毒するようにします。
  • 綿棒にアルコールを付け、おへその内側をくまなくなぞります。
  • その後、乾燥させてから薄いガーゼなどでカバーし、おへそがおむつなどでこすられないように処置します。乾燥剤をふる場合もあります。
  • 汚れが気になる場合は、沐浴前にベビーオイルでふやけさせておくと、お湯で簡単にとれます。

このケアは、おへそがしっかり乾くまで続けます。

出血が気になる…

へその緒には血管が通っているので、乾ききるまでは赤ちゃんがお腹に力を入れることで押し出されることがあります。ウンチをしたときや、激しく泣いたときなどが出血しやすいでしょう。

すぐに、おさまるようであれば通常のケアで問題はないようです。しかし、4~5分押さえていても血が止まらないようなら医師に相談しましょう。

残ったへその緒の細菌感染が原因の臍肉芽腫、へその緒が取れた後の細菌感染が原因の臍炎などが心配されます。

その他にも、ジュクジュクがいつまでも続いている場合、別の処置が必要かもしれませんので受診するようにします。

つながっていた証

お産後、いっぱいいっぱいのお母さんは、生まれてきた我が子とへその緒でつながっているのを目で確認することはなかなか難しいでしょう。

しかし、おへそのケアをするたび、赤ちゃんとの結びつきを感じることができます。乾いたあとも、その可愛らしいおへそは、かつてはお母さんの体の中にいたことを思い出させてくれます。

忙しい育児のスタート地点、そんな余裕はないかもしれませんが、そんなちょっとしたことが気持ちをほっこりさせてくれ、我が子への愛情が深まるのを助けてくれることでしょう。

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