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後に生理不順が起きる理由とは?1年以上来ない時は要注意

2014/11/09

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出産の後に生理がこない…。こんな風に悩む産後の妊婦さんはたくさんあるのです。生理は女性ならば毎月規則正しくくることが理想ですから、テンポが狂うと心配になるのは当然でしょう。

しかもそれが出産の後に起きているのですから、何か身体に変化が起きてしまったんじゃないかと不安に思っていても仕方ないですね。

では赤ちゃんを産んだ後で生理がこない、生理不順になってしまうのはなぜなのでしょうか。婦人科に相談すべきなのか。そういうことについて説明していきましょう。

産後に生理が止まっている理由

出産の後しばらくは生理がこないことは、実はほぼすべてのお母さんに起きています。母乳を中心に子育てをしているお母さんなら1年間近くは生理が始まらないのが通常です。

それは今いる赤ちゃんをしっかりと育てるために、お母さんの身体が行っている自然な反応だからです。赤ちゃんに母乳をあげている間、プロラクチンをいう母乳の生成を促すホルモンの分泌が盛んになります。

このホルモンは分泌されている間排卵が起きないようにも働きかけているので、必然的に生理もやってこないのですね。

母乳をよく作れるように、そして次の妊娠をできるだけ延ばせるように、つまりお母さんが生まれたばかりの赤ちゃんとしっかり向き合ってあげられるように身体が自然とそういう働きをするわけなのです。

ですから事情があって母乳を止めてしまったり、母乳が早く止まってしまったりする方には生理も早く再開することでしょう。病気や投薬などの理由で母乳育児を断念しているお母さんも数多くいらっしゃいます。

でもそういうお母さんが赤ちゃんをしっかり育てられていないわけではありません。それに出来るだけ早く次の妊娠を望みたいために、あえて母乳を止めるという選択をされることもあります。

どちらにせよ、出産後の1年間は排卵が起きないのは異常なことではありません。安心して子育てに取り組んでいただいたらよいと考えます。

 

生理不順で注意すべき点は

授乳を終えても生理が再開しない、再開したのだけど一度だけでその後回数が安定しない時は、排卵をコントロールする機能がトラブルを起しているのかもしれません。

この状態が長く続くと生理が来るタイミングが狂ってしまい次の妊娠を順備することがとても難しくなってしまいます。そうならないためにも生理不順が気になりだしたら早めに対処しましょう。

生理不順が続く原因はまず肉体的な疲労とそれから来るストレスが考えられます。

排卵を起し生理がくるようにホルモンのバランスを制御しているのは脳の視床下部という部位なのですが、この器官はとても繊細なのが特徴で肉体的なストレスが端的に影響を与えてしまいます。

乳児の子育て中は夜昼もなく、睡眠時間もまばらで充分にとることが出来ませんね。

それでなくても赤ちゃんは弱い存在でたくさん心かけてあげないと育ててあげられないものですから、身体も心もつかれ切ってしまうのは当たり前。

そうしたストレスを視床下部が感じ取ることで、生理の再開が遅れてしまっているのかもしれません。

  • 不安な場合は婦人科を受診して、ホルモンバランスを整える薬を処方してもらうのがいいでしょう。
  • ストレスに対処するために心療内科に相談して軽い安定剤を使ってみるという手段をとるのもよいと思います。

産後はとくに精神が不安定になるものですから、医療機関としてもそういったケースへ対応はしっかりしてくださいます。不安なことはどんどん相談していきましょう。

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