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3ヵ月の赤ちゃんは人見知りする?知らない人に対して泣く理由

2014/11/09

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生後3ヶ月の赤ちゃんが人見知りをしている。これは普通のことでしょうか。何か異常があるの? と心配になったりします。

3ヶ月の子どもがそれまではなんともなかったのに、急に知らない人の対してはげしくぐずるようになることがあります。

知らない人だけでなく、今までよく可愛がってくれたじいじやばあばに激しく泣いてしまうこともあるのです。

急にどうしてしまったのでしょう? 赤ちゃんに何が起きているのか。解説しつつ不安な思いを解消していきましょう。

生後3ヶ月の赤ちゃんの心

3ヶ月ごろから知らない人に会ったり、それまでよく接していてもお母さん以外の人、あるいは外出しておうち以外の場所に行くと、赤ちゃんがぐずりだしてびっくり。

人見知りが始まったの? と疑ってしまうところですが、まず前提として生後3ヶ月ごろの赤ちゃんに人見知りは起きません。

成長段階で「人見知り」と言われる赤ちゃんの反応は、6ヶ月から8ヶ月ごろに始まります。この時期に興味、好き嫌いなどの好みが赤ちゃんの心に形成されていくからです。

3ヶ月頃の赤ちゃんはお母さんへの注目度がどんどん増して行きます。そによってお母さんとの間にアタッチメントと呼ばれる心のつながりを作る順備をしているのです。

アタッチメントというのは「愛着」という意味で、大人がものや場所に対してもつ愛着のように赤ちゃんがお母さんに対して持つ親しみの感情のことを指しています。

アタッチメントは生後6ヶ月ごろから徐々に形成され始めますが、その前段階の3ヶ月ごろにお母さんに対する「もっと遊びたい」「もっとかまって」という働きかけが盛んになります。

そんな時に、母親が遠く離れてしまうことは赤ちゃんにしてみればとても不満なことであるし、純粋に哀しくもあるので泣いてしまうのです。不満、戻ってきて欲しいから泣くと言うわけです。

なのでこの時期にお母さん以外の人に対して泣いてぐするということは、その人に対して何かがいやなのではなく、お母さんが居ないことが哀しいのです。

3ヶ月ごろ人見知りかしら、という状態になったら、むしろお母さんとして誇らしく思ってもいいことなのです。

人見知りという心とは

では6ヶ月以降に始まる人見知りとはどのような意味を持っているのでしょう。

京都大学の行った研究によると、赤ちゃんが知らない人に対して泣いたり抱っこを嫌がるなどの行動は

「本当は近づいて行きたいのだけど、でも離れたいとも感じてしまう」

という相反する気持ちが同時に起こり、それをどうしたらいいのかわからなくて混乱している状態なのだと言います。

  • このころの赤ちゃんは好奇心旺盛になってくるので、初めての場所、初めて会う人には強い興味を持ちます。
  • しかし同時に不安、怖いという心も育っているので、初対面の人にはどちらの気持ちも動きます。

だから決してその人のことが嫌いだったりいやだったりするのではありません。今後も関わりが続く相手だとしたら、きっと仲良しになっていけるでしょう。人見知りはよくないことでは決してないのです。

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