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退院後へその緒が取れていない赤ちゃんのおへその正しい消毒法

2014/11/06

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お腹の中で赤ちゃんとママを繋いでいたへその緒は、無事生まれてきた後は役目を終えて赤ちゃんのおへその近くで切られます。

その後だんだん乾いて茶色っぽくなり、生後2~3週間には自然に取れるんです。

退院までに取れてしまうことも多いですが、取れなかった場合はちゃんとしたケアをしないと菌が入るなどトラブルの原因に。赤ちゃんの大切な、おへそのケアの仕方を見ていきましょう。

ケアの方法

以前はアルコールなどで消毒しましょう!と言われていて、産院で消毒のセットをもらえることもあったようですね。でも最近では、

  • 普通の擦り傷などでも流水できれいに流すだけで消毒をしないという治療法が効果的と言われます。
  • へその緒のケアも同じようにする傾向があります。

これは体が本来持っている傷を治す力も消毒することによって消えてしまうのを防ぐため。

この記事のタイトルは「消毒法」となっていますが、おへその消毒は赤ちゃん自身の力で出来るものと考えてください。

その体が持っている力を発揮するためには、アルコールなどで毒を消してしまうのではなく清潔にしておくことが大切です。

トラブルの原因となる菌は湿ったところが好きですから、沐浴の後には綿棒でへその緒の根元の水分を拭き取りましょう。

また気になるからとママやパパがへその緒を触ってしまうと、それだけで菌が入ってしまいますよね。ちょっと様子を見たいという場合には手をアルコールで消毒してから触ってください。

つまり消毒すべきはへその緒ではなく、おへそを触る人の手ということです!オムツを替える時には特に要注意ですよ!

消毒よりも大事なこと

菌はジメジメした温かいところが大好き。赤ちゃんのおへそを守るためにはとにかく乾かしておくことが一番です。

アルコールで消毒するよりもしっかり乾燥させる方が早くへその緒が取れるという研究結果も出ています。

トラブルを防ぐためには「菌が入らないように!」と何度もアルコールで拭いて、ガーゼで覆ってしまうという方法ではなく、水分を拭き取ってとにかく乾かすこと。これが一番大切!

こんな時は受診しよう!

気をつけてケアしていてももトラブルが起こってしまうことはあるものです。へその緒はデリケートな部分なのでそのうち治ると自己判断せずに、気になる症状があれば診てもらうようにしましょう。

  • 膿んでいる、悪臭がする
黄色い膿が出ている、悪臭がする時は菌に感染してしまっている可能性があります。酷くなる前に受診しましょう。
  • 出血
へその緒は元々ママからの血液を運んでいた管ですから、そこが取れるまでに出血してしまうというのは珍しいことではありません。

血が出た!と心配して病院へ行くとダラダラと出続けるのでなければ問題ないと言われ、処置の必要もないことがほとんどのようです。

へその緒が取れた後も出血はしやすいので、もし血が出た場合はしばらくおへそを押さえて止血するようにしてくださいね。

  • 赤く腫れる
おへその周りが赤く腫れてきた場合は菌に感染した可能性がありますので受診を。

へその緒が当たってこすれることで赤くなっている場合もありますが、この場合はしばらく様子を見ると赤みが引いてきますので心配ありません。

  • 3週間過ぎても取れない
へその緒が取れるとされる3週間を過ぎても取れない、拭いているのにいつも湿っているという場合には胎児の時にあったおへそと膀胱や腸をつなぐ管が残っているかもしれませんので、受診しましょう。

怖がらないでケアをして!

ママの中にはへその緒のケアがなんだか怖くて出来ないという方もおられます。自分には無いものですから、触ったら痛いんじゃない?血が出てきたらどうしようと心配になってしまうのも仕方ないこと。

でもちゃんとケアしなければバイキンが入って赤ちゃんもママも辛い思いをすることになってしまいますよ。ケアが出来るかどうか心配なら退院までに病院で教えてもらってください。

  • どうしても苦手ならパパに挑戦してもらっては?水分を拭き取るだけの簡単なケアです。
  • へその緒が取れるまでの数えられるくらいの回数しかないので、勇気を出してやってみてくださいね!

無事に取れたへその緒はしっかり乾燥させて大事に保管しておきましょう。

ママと赤ちゃんを繋いでいた大事な絆の証です。子育てに疲れた、イライラしてしまったときに出して見てみるだけでフッと心が軽くなり、元気が湧いてきますよ!

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