- そんなに着せたら風邪を引きやすい体に!子供に薄着が良い理由 | MARCH(マーチ)

そんなに着せたら風邪を引きやすい体に!子供に薄着が良い理由

2014/11/06

shutterstock_95412568

子供は大人の服装マイナス一枚で良いと聞いたことがありませんか?

私が子供の頃には一年中半袖半ズボンの人が学年に何人かいたものです。でも最近、特に3歳ごろまでのとても小さな子がとっても厚着をしているように思えます。

寒いと可哀想という親心でついついたくさん着せてしまうんですが、ちょっと待って!その1枚がお子さんの抵抗力を下げることになってしまっているかも…。薄着が良いとされる理由をみていきましょう。

寒いから風邪を引く?

薄着の子を見ると「そんな服装だと風邪を引いてしまう!」と思ってしまうことありませんか?でも風邪を引くのってウイルスや細菌が体に入り込み悪さをするからですよね。

寒くて鼻水が出てしまうのは、寒さで鼻の粘膜が弱ることで鼻水の分泌が増えるからなんですね。ここにウイルスや細菌がくっついてしまい、鼻やのどに炎症を起こしていき風邪の症状が出てくるんです。

ん?ではやっぱり寒いから風邪を引くんじゃないの?と思ってしまったかもしれませんね。では次に寒いからとどんどん厚着することで何が起こるのかをみてみましょう。

厚着こそが風邪の原因?

人間には体温を調節する機能がちゃんと備わっています。服は必要最低限でいいはずなんですよね。でも小さな子供のうちから厚着をさせることでその体温調節がうまく出来なくなっていきます。

そうなると体が気温の変化に対して対応できないため、少し気温が下がるとその影響を受けて鼻水だらだらになるんですね。

つまり寒いから風邪を引くのではなくて、寒くなっても体温を上げられないから風邪を引くというわけです。

また厚着をすることで真冬でも服の中は汗びっしょりになって遊んでいる子も多いんですが、汗が冷えてしまうと体が一気に冷えてしまうので風邪を引く原因となってしまいます。

厚着をすると単純に動きにくいという問題もあります。動きにくい → あまり動かない → 体温が下がる → もっと厚着に という悪循環を招いてしまいます。

薄着は体を強くする!

逆に薄着をすることで体が本来持っている体温を調節する機能を高めることができます。

  • 暑い → 末梢血管を広げて熱を放出 → まだ暑い → 汗で体温を下げる
  • 寒い → 末梢血管を狭めて熱を保持 → まだ寒い → 筋肉を震わせて体温を上げる

というようなことが無意識に体の中で行われているんですね。

このような働きは自律神経によるもの。暑さ寒さをしっかり感じることでそれに対する体の防御反応が鍛えられていくわけです。

寒いから暖房してたくさん着こむ、暑いからエアコンをつけっぱなしという生活ではこの機能が弱っていきます。

暑くてもエアコンに頼り過ぎない、寒い時にこそ薄着をする生活が体が持つ本来の力がどんどん発揮させていくんですね。

自律神経の働きが高められることで免疫力もUPして、病気をしにくい体になっていきます。

でも薄着ってどのくらい?

かといって真冬でも半袖半ズボンで過ごすべきとは言いません。

暑さ寒さは人によって感じ方が違うものですから、大人マイナス一枚と言われても基準となる大人が暑がりだと子供にとっては少なすぎるということにもなりかねません。

またモコモコのダウンジャケットも半袖のTシャツも1枚とカウントするわけで、同じ3枚でも全く違ってくるということはありえますよね。

ですので数にとらわれず子供の手足の温かさや顔色、元気に活動出来ているか、気温や風の強さといった様々な点を考え併せてどの程度着させるかを決めるようにしましょう。

  • 幼児であれば真冬でも上着は薄手の風を通さないようなもので十分だと思います。
  • 大人より体温が高く動き回るということを頭に入れ判断しましょう。
  • 顔が少し赤くなる、汗ばんでいるようなら着せすぎだということになります。

ついつい厚着をさせてしまう方にとっては服を減らすという判断は難しいかもしれませんが、思い切って薄着をさせていっぱい活動させてあげることで丈夫な体を作る手助けをしていきたいですね!

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ