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慢性的な骨盤の歪みは妊娠と出産にどんな影響を与えるか

2014/11/06

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骨盤の歪みが慢性化している女性が増えています。

骨盤が歪んでいると腰痛やお腹に肉が付きやすくなってしまうだけでなく、血行不良や冷え性などのさまざまな不調が現われやすくなるという側面も。

ところで骨盤は女性の体にとって妊娠、出産に大きく関わってくる部分です。骨盤が歪んでいることによってそれらにどんな影響を与えるのでしょうか。

骨盤が歪むということは?

骨盤は体の中心、上半身と下半身の接続部分であり両者の動きをコントロールしたりバランスを取っている骨です。

具体的には仙骨、腸骨、恥骨、尾骨などの複数の骨が接着、関節で結合した骨で、大きくて複雑な構造をしています。

さらに骨盤はたくさんの筋肉を通して、上半身にある脊椎や腰椎、下半身にある大たい骨と繋がっており、これらの骨の運動に欠かせないものになっています。
  • 例えば体を前に倒したり、歩いたりする運動も、骨盤と繋がっている筋肉によって行なわれています。
  • 日常的な動作の多くに骨盤が関わっています。

また女性にとって骨盤は子宮や卵巣など大切な臓器をを包み込んでいるものであり、骨盤の状態から直接影響を受けてしまうこともあります。

では骨盤が歪むと具体的にどのような状態になるのでしょうか。骨盤の歪みは横に広がってしまうこと、骨全体が左右対称でなく傾きがあること、後ろに向かって反っていることなどです。

骨盤がこんな状態のまま慢性化していると妊娠や出産にどのように影響するのでしょうか。

骨盤の歪みと妊娠、出産

骨盤が歪んで本来の形よりもよこに広がっていたり、左右や前後の不対称が起こっていると、腸や膀胱などの腹部の臓器の位置が下がり近辺の臓器を圧迫してしまいます。

当然その中には子宮や卵巣も含まれているので、それにより妊娠したり出産に臨むことに深刻な影響を及ぼすことがあるのです。

下がってきた内臓が子宮や卵巣に圧迫を与えてしまうと、血流が妨げられ女性ホルモンの働きが鈍ったり冷えの状態になることから、排卵が上手くいかなくなり妊娠するのが難しくなってしまいます。

また押さえつけが強くなると子宮が全体的にかたくなってしまうので出産の時に産道が開きにくくなってしまいます。

あるいは下がってきた内臓が骨盤の骨に食い込んでしまうと、出産中に赤ちゃんの頭がその部分で押しとどめられて外に出ることが出来なくなってしまいます。

また陣痛が起こるのを妨げてしまい通常出産が難しく帝王切開を行なわなければならなくなる、というリスクも考えられるのです。

このように骨盤の歪みとは全体的に「難産」を引き起す原因になりやすく、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても大きな負担となってしまうのです。

骨盤の歪みの原因は日常的な習慣、動作の癖、偏った姿勢によって起こることが大半ですから、まずは座り方、歩き方の癖がないかどうか改めてチェックしてみましょう。

ちょっとした癖を直すことからも体調改善につなげていけますから。

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