- 親の愛情不足が子供の脳の発達に深刻な影響をもたらしている! | MARCH(マーチ)

親の愛情不足が子供の脳の発達に深刻な影響をもたらしている!

2014/11/05

shutterstock_173282219

子供が育っていく上で最も大切なのは親子の関係ではないでしょうか。特に乳幼児期の大人に依存して生活している間にたっぷりと親からの愛情を感じて育つことは子供にとってとても重要なことです。

今回は子供に不可欠な親からの愛情が不足することによって何が起こっていくのかを見ていきましょう。

子供の人格は遺伝子で決まる?

私たちは一卵性の双子などでない限り、一人ひとり違う遺伝子を持って生まれてきています。持って生まれたこの遺伝情報で何でも決まってしまうかというと、もちろんそうではありませんよね。

遺伝子は子供を取り巻くさまざまな環境がお互いに関わり合ってで現れてくることが分かっています。人格が出来上がっていくには親の関わりも含めた環境の影響は大きいんです。

発達にとって重要な時期

乳幼児期は子供の発達にとって最も重要な時期。ということはこの時期に子供が悪い環境にあると深刻な影響を受けてしまうんです。

そしてここでうまく育たなかった人格は、あとで専門家に頼っても発達の遅れを取り戻すことは難しいんですね。

でも自分の過去を振り返ってみても確かに親の影響って大きいけど、やっぱりもっと後の友達とか先生とかも自分の人格に大きく影響してるよって思いませんか?

ただこれは乳幼児期に親との関係がしっかり出来ているからなんですよね。

親に愛情を持って接してもらえなかった子供は、友達の影響を受ける以前に友達をつくることも難しくなってしまうのです。

愛情が知的発達の土台を作る

赤ちゃんは誰かが話している声を聞いて音を認識し、少しずつ言葉を覚えていきますよね。

でもただ聞かせておけばいいのではなく赤ちゃんとの「対話」が言葉の発達を促すことが分かっています。愛情不足ではまず言葉の発達が出来ていきません。

まだ視覚が発達途中の子供が目隠しをして育つと目が見えなくなったり、空間をうまく認識できなくなることはご存知でしょうか?

目隠しをする、つまり見る必要がないとその機能は発達をやめてしまうんです。

同じように愛情ある言葉や触れ合いがないと相手の気持ちを汲み取り、反応する必要がないのでその機能が発達しないんですね。無表情で言葉も出ないようになってしまっても仕方ありません。

言葉が出る以前にも微笑む・うなずくといったやりとりで、他人との付き合い方や問題を解決するなどの複雑な情報をうまく処理するシステムが脳の中で出来ていきます。

想像力を育てる

こうして知的発達の土台がしっかり出来てくると、今度はいろんなことを頭の中でイメージ出来るようになってきます。

  • こうすれば何が起こるのか、自分は他人にどう見られているかといったことを想像出来るようになるんですね。
  • いきなり怒りを爆発させたり、他人の迷惑になることを平気でしてしまうというのは、この力が育っていないことが大きな原因です。

親が子供に対して無関心だったり、いつもイライラした状態で接すると子供は自分を客観的に見つめる能力を得ることが出来ないんです。

キレない子にするために

子供が何かすることに対して親が反応し、またそれに子供が反応するといったやりとりで子供は自分で行動を起こすことを学んでいきます。行動すれば何かが起こると経験し、自意識が芽生えてきているから。

  • 積極的に人と関わり合いを持とうとすることで自分の行動や感情をコントロール出来るようになります。
  • 愛情を持って接してもらえないと自分の感情を抑えられない、つまり「キレる」子になってしまうかも。

普段何気なく接している赤ちゃんは周りにアンテナを張って、いろんなことを吸収して成長しています。子育て中はついイライラしてしまいますが、そんな感情もきっと全部伝わっています。

ストレスを感じたなら自分なりのうまく発散出来る方法を見つけ、赤ちゃんと接する時には愛情たっぷりでいられるよう心がけたいですね!

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ