- 赤ちゃんのよだれの役割とは?歯と健康を守るよだれの効果 | MARCH(マーチ)

赤ちゃんのよだれの役割とは?歯と健康を守るよだれの効果

2014/11/03

shutterstock_74507812

赤ちゃんのよだれの多さに困っているお母さんは多いと思いますが、実はよだれには様々な役割があり、赤ちゃんが健康でいるには、よだれは欠かせない存在なのです。

厄介に思うよだれを出さないようにするのではなく、よだれの効能を知って、よだれと上手に付き合っていく事を考えてみましょう。

よだれは多くても問題ない?

首がすわる頃になると、赤ちゃんは指しゃぶりを行うのはもちろんのこと、目につくものをひたすら舐めてしまうため、これまで以上によだれの多さが目につくようになると思います。

あまりのよだれの多さにびっくりしたり、不安になるお母さんは多いことでしょう。しかし、よだれには様々な効能と役割があるのです。

子どもは大人よりもよだれが多い?

  • よだれの多さは人それぞれですが、多い子では1日に1.5リットル以上ものよだれを出します。
  • 1.5リットルというと、とんでもない量に感じてしまいますが、大人でも同量のよだれは出ています。

赤ちゃんのようによだれが目立たないのは、成長するに従い自然とよだれを飲み込んでいるからです。よだれが多くても、何か口周りに問題があってよだれが出続けているという事ではありませんので安心しましょう。

よだれが持つ優れた役割とは?

よだれには様々な成分が含まれていて、たくさんの役割があります。一番分かりやすいのは、食べ物を飲みやすくする働きでしょう。これはムチンやアルブミンと呼ばれる成分のおかげです。

口の中がパサついている時はご飯が上手く飲み込めなかったり、むせてしまう事があります。よだれは食べ物をスムーズに喉へと運ぶ働きをしているのです。

また、よだれの中にはアミラーゼと呼ばれる成分が含まれていて、これには消化作用があり、でんぷんをブドウ糖に分解してくれるので栄養が体に吸収されやすくなります。

さらに、よだれには細菌に抵抗してくれるリゾチームやlgA免疫抗体、口内に入り込んだ細菌の発育を抑制する働きのあるラクトフェリンと呼ばれる成分も含まれています。

口の健康と、体内に細菌が入り込むのを防ぐ役割があるのです。

この他にも、

  • よだれには発がん物質の力を衰退させ減少させる成分
  • 歯を強化する成分
  • 味覚を敏感にして食材の味わいをより深く楽しむための働き
  • 口の中に残った食べかすを洗い流す

など。よだれには知られざる効能がたくさんあるのです。

歯を強化する成分にはスタテチンと言って、カルシウムと結合する成分があるので、出来たばかりの虫歯であればよだれによって治す事も出来るのです。

既に虫歯に悩まされている人は多いと思いますが、実際には虫歯はもっとたくさん出来ていて、よだれが治してくれていたということも多々あるという事です。

このように、厄介なもののように思われているよだれですが、私達の健康と美味しくご飯を食べられるためには欠かせない存在なのです。

赤ちゃんはよだれを飲み込むよりも外に出す事が多いので、部屋中がよだれだらけになって困るという人は多いと思いますが、よだれが赤ちゃんの健康を守っていると思って、よだれはそのまま出させてあげましょう。

但し、衛生面を考えて常に部屋や物を清潔に保つのはもちろんの事、よだれがついていると気が付いたら拭いてあげるなどの対処はしてあげましょう。

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ